アビームコンサルティング株式会社
アセスメントを通じて基準対応方針、戦略策定、システム化の方向性までを約4週間で提示し、効率的な規制対応や経営実装を後押し
アビームコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田 貴博、以下 アビームコンサルティング)と株式会社GXコンシェルジュ(本社:東京都千代田区、CEO/COO:栗林 亘、CSO/CTO:豊嶋 修平、以下 GXコンシェルジュ)は、サステナビリティ情報開示基準(SSBJ)への対応を起点に、企業のサステナビリティ経営を支援する新たなサービス「SSBJ/ESRSクイックアセスメントサービス」を提供開始しました。本サービスでは、SSBJやESRS(欧州サステナビリティ報告基準)をはじめとする国内外の開示対応における現在地と課題をアセスメントによって明らかにし、サステナビリティ経営の戦略策定からシステム化の方向性の提示までの包括的な支援を約4週間で実現します。
■背景
2027年3月期以降、時価総額が3兆円以上の日本の上場企業から、SSBJ開示ルールへの準拠性や保証可能性を踏まえた正確な情報開示が順次求められます。SSBJでは、業績見通しに影響を与えると合理的に見込まれるサステナビリティ関連のリスクおよび機会に関する重要情報の開示が義務付けられます。しかし、実務運用においては、マテリアリティ分析の進め方や、リスク・機会の定量的なインパクトの判断、GHG排出量(スコープ3)の算定方法など、企業ごとの裁量が大きく、保証人からの助言があっても、対応には高度な判断が求められます。さらに、連結財務諸表と同一のグループ範囲での開示を考えた場合、社内リソースのみで対応プロジェクトを推進し、網羅性・正確性・将来の保証対応まで見据えて推進するには限界があります。
■個社対応の限界と経営判断支援の必要性
企業は規制や開示対応にあたり、開示基準への準拠性の確認やGHGの計算見直し、情報収集のための個別ITシステム導入など、個別論点に特化して検討する傾向があります。しかし、サステナビリティ経営の実践や、ITシステムやデータを利活用した情報収集・経営高度化に向けて、経営陣が戦略的な投資を含む経営判断を行うためには、全体像や根拠を明確に提示する必要があります。
加えて、企業にはグローバルルールや先進事例を踏まえた自社の現在地とあるべき姿の明確化、システム投資の想定される選択肢やその妥当性評価、開示戦略との整合性検討など、多岐にわたる論点を経営判断に資する形で構造的に整理することが求められています。しかし、これらを取締役会やサステナビリティ委員会などで意思決定可能なレベルまで検討できる知見や体制を、社内に十分に備えている企業は限られています。
■本サービスの提供価値
本サービスは、短期間のアセスメントを起点に、サステナビリティ経営の戦略方針からシステム化の方向性までを包括的に検討することで、解くべき問いや課題、検討すべき論点とその全体構造(投資規模)を明らかにし、全体最適なアプローチの明確化と迅速な経営判断を可能にします。
■サービス概要
「SSBJ/ESRSクイックアセスメントサービス」は、約4週間を目安に、以下の3つの観点から既存ドキュメントや開示情報の分析、関係者へのインタビューを実施し、アセスメント結果と簡易ロードマップを提示します。それらのアウトプットを用いて、経営層が自社の情報開示、サステナビリティ経営のあるべき姿、それにまつわるIT投資について意思決定できる状態を目指します。

<アセスメント観点>
① 保証可能性を考慮したSSBJ開示ルールへの準拠性・十分性
② グローバルルール/他社を踏まえた現在地と目指すべき姿の検討
③ システム/データ化アプローチ
<提供アウトプット(一例)>
・SSBJ/比較対象企業とのGap分析結果一覧
・限定的保証取得に向けた提言
・開示対応に向けた簡易ロードマップ
・自社が目指す姿の仮説とそれに向けた構築プラン
・現在の非財務データ状況と課題整理
・推奨ソリューション・システム全体像 など
■サービスの特長
本サービスは、単なる形式的対応にとどまらず、法定開示を契機に、企業のサステナビリティ経営の基盤構築を実効的に支援する第一歩となることを目指しています。
<包括的支援>
開示対応・サステナビリティ経営・システム化の方向性までを一気通貫で提示します。
<短期間での成果提示>
約4週間で経営判断に資するアウトプットを提供します。
<制度・技術両面からの専門支援体制>
アビームコンサルティングによるサステナビリティ経営・システム導入知見と、GXコンシェルジュによる気候変動を起点とした制度面・技術面の専門的知見を融合し、実効性のあるアセスメントを実現します。
<信頼性のある実績>
GXコンシェルジュは、親会社である住友商事株式会社(以下、住友商事)のSSBJ対応を支援しています。住友商事は64カ国・地域で多岐に渡る事業を展開しており、サステナビリティ情報開示においても豊富なノウハウを蓄積しています。住友商事への支援を通じて得た知見を、本サービスの設計にも反映しています。
■提供価格
450万円~(税別)
■今後について
クイックアセスメントサービスは、規制・開示対応に向けた必須対策の明確化に加え、サステナビリティ経営を通じた企業価値向上の可能性も併せて検討するものです。グローバルトップの企業の多くがサステナビリティを経営の中核に据え、持続的な成長を実現している事例を踏まえ、SSBJ/ESRS対応を単なる開示にとどめず、価値創出につながる支援メニューを今後も拡充してまいります。
その一環として、保証取得に向けて、保証人との連携や社内体制の整備、開示データの作成など、企業の実務課題対応を支援する「第三者保証伴走支援サービス」の提供も予定しています。
アビームコンサルティングとGXコンシェルジュは、本サービスを通じて、企業の持続可能な成長と社会全体のサステナビリティ向上に貢献することを目指しています。両社の専門性と実績を結集し、制度対応を超えて、企業価値の向上と社会的インパクトの創出を両立する支援を今後も継続して展開してまいります。
アビームコンサルティング株式会社について
アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約8,800名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。アビームコンサルティングは、企業や組織とともに新たな未来を共創し、確かな変革に導く創造的パートナーとして、企業や社会の変革に貢献します。
ホームページ:https://www.abeam.com/jp/ja
GXコンシェルジュについて
GXコンシェルジュは、サステナビリティ経営の推進を支援する顧客伴走型のGX/SXサービス提供企業です。企業のGX戦略策定から、GHG削減ソリューションやGX/SXを推進するデジタルソリューションの開発・導入まで、一気通貫で伴走支援いたします。
2024年3月に設立され、住友商事株式会社とアビームコンサルティング株式会社の共同出資により誕生しました。両社の知見とネットワークを活かし、国内外の企業に対して、脱炭素化・サステナビリティ対応に向けた実効性の高い支援を行っています。
GXコンシェルジュは、サステナビリティ領域において、コンサルティングから抽出した顧客課題の解決を通じて、事業変革と企業価値向上を共に実現する事業パートナーを目指します。
ホームページ:https://gx-c.com/
商標について
記載されている社名・製品名などの固有名詞は、各社の商号、商標または登録商標です。
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