クリフム
~日本から唯一の招聘講演、胎児脳サブプレート研究による個別化医療の可能性を示す~

クリフム出生前診断クリニック(所在地 : 大阪市天王寺区・
https://fetal-medicine-pooh.jp)の夫律子院長【順天堂⼤学医学部産婦⼈科学講座 客員教授・聖マリアンナ医科⼤学産婦⼈科学講座 客員教授・⼤阪⼤学⼤学院医学系研究科 招へい教授・米国Wayne 州⽴⼤学産婦⼈科 特命教授】は、2025年6月にプラハ(チェコ共和国)で開催された胎児医療分野の世界最高峰の学会「FMF World Congress」において、胎児脳の最先端研究について招聘講演を行いました。日本から唯一の招聘は同クリニックの研究が世界的に高く評価されていることを示しています。
FMFについて
FMF(The Fetal Medicine Foundation, 胎児医学財団)は、胎児医療分野で世界的に著名なKypros Nicolaides教授が1990年にイギリスで設立した組織で、同分野における最重要機関です。毎年開催される「FMF World Congress」は、世界中の胎児医療エキスパートが集結し、最新の研究成果と技術について講演・議論する場として位置づけられています。
今回の第22会プラハ大会では、5日間にわたり最前線で活躍する約170人の専門家による講演と約3200名の参加者との活発な学術交流が展開されました。日本から招聘された専門家は夫院長のみでした。
革新的な胎児脳サブプレート研究の成果
夫院長が発表した研究は、胎児の脳における「サブプレート」と呼ばれる脳層に着目したものです。サブプレートは胎児期の一定の時期にしか観察されることがない特殊な脳層で、ヒトの大脳皮質形成初期においてニューロンの移動や神経回路の形成に重要な役割を果たし、神経発達の鍵を握る構造として注目されています。
このサブプレートに着目して実際の胎児での観察実績をもつのは現在のところ世界でもクリフム出生前診断クリニックだけです。
【研究概要】
対象: 1,000人以上の胎児
方法: 高精度3D経膣脳神経超音波による脳の詳細計測
結果: 先天異常を持つ胎児群を複数のグループに分類し、サブプレートの発達パターンを比較分析した結果、グループ間で明確な発達の違いを確認。
本研究の進展により、胎児期における個別の神経発達予測が可能となり、従来の画一的な診断から脱却した胎児期からの個別化医療の実現が期待されます。

世界最高水準の胎児脳診断体制
クリフム出生前診断クリニックでは、胎児ドック全例において定量的・定性的な胎児脳評価を行う「胎児脳ドック」を標準実装しています。一般的な妊婦健診では実現困難な高精度胎児脳評価を通じて、人間にとって最も重要な器官である脳の発育を胎児期から詳細に診断しています。これまでは「生まれて育っていく過程でしかわからない」とされていた神経発達を胎児期より詳細に観察し、胎児脳研究で世界をリードする存在です。
夫 律子 医師はこれまでにも妊娠中期に胎児脳のシルビウス裂角度を調べることで、その後脳にきちんとした「しわ」ができるかどうかがわかるという画期的な研究論文を2019年に発表し、世界でもこの方法が使われるようになってきています。論文のリンク
同クリニックでは、形態学的診断に加えて染色体・微細染色体・遺伝子検査、さらに専門的な遺伝カウンセリング体制も完備。脳異常の背景にある遺伝学的要因まで包括的に診断できる世界でも類を見ない総合的な出生前診断施設として運営されています。

国際的な研修施設としての役割
世界有数の胎児脳研究者である夫院長のもとには、世界各国の大学や病院から胎児医療の専門家たちが研修に訪れています。夫医師は、最前線の診療現場で一人ひとりの胎児と向き合いながら、次世代の専門家育成と世界の胎児医療発展に貢献しています。


クリフム出生前診断クリニック
クリフム出生前診断クリニックは2006年に日本初の出生前診断専門施設として開設しました。胎児ドック・胎児脳ドック・妊娠高血圧腎症スクリーニング・NIPT・絨毛検査・羊水検査、染色体マイクロアレイや遺伝子検査と、出生前にできる検査をすべて揃えています。出生前診断の専門家であるDr.ぷぅが全ての診察を行い、ママ・パパに寄り添いながら診断後や出生後もサポートしています。