株式会社ホリプロ
日本を代表する世界的作家・村上春樹が36歳の時に発表され、海外でも人気の高い長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」が、フィリップ・ドゥクフレ演出・振付、藤原竜也主演で2026年1月に世界で初めて舞台化される。
この度、本作の世界観をイメージしたキャスト9名の扮装ビジュアルと東京公演・追加イベントが解禁。さらに、演出・振付を担当するフィリップ・ドゥクフレのインタビューも到着。東京公演のチケットはホリプロステージにて9月2日(火)12:00より最速抽選受付開始。

村上春樹×フィリップ・ドゥクフレ×藤原竜也。
世界的な才能が出会い、舞台で新たな輝きを放つ。
日本を代表する世界的作家・村上春樹が36歳の時に発表され、海外でも人気の高い長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」が、フィリップ・ドゥクフレ演出・振付、藤原竜也主演にて世界で初めて舞台化される。“世界の終り”と“ハードボイルド・ワンダーランド”という異なる二つの世界が並行して描かれるこの作品は、発売から40年を経た今もなお、時代や言語を超えて世界中で愛読され続けている。
初の村上春樹作品出演となる藤原竜也が演じるのは、“ハードボイルド・ワンダーランド”の主人公である私役。1985年の東京を舞台に、意識の核に思考回路を埋め込まれた私がその回路に隠された秘密を探るため、地下世界からの脱出を目指すという役どころ。森田望智は、“ハードボイルド・ワンダーランド”の司書役と“世界の終り”の彼女役という、同時進行する二つの世界に登場する女性を演じ分ける。
“世界の終り”の影役を演じるのは、元K-BALLETプリンシパルダンサーであり俳優・振付家としても活動する宮尾俊太郎。“ハードボイルド・ワンダーランド”のピンクの女役にはNHK連続テレビ小説「ブギウギ」やドラマ「だが、情熱はある」、主演映画「港に灯がともる」、舞台『ジャズ大名』に出演するなど活躍目覚ましい富田望生。
“世界の終り”の主人公である僕役には、オーディションを経て、駒木根葵汰と島村龍乃介がWキャストとして出演する。駒木根は、「機界戦隊ゼンカイジャー」や「天狗の台所」シリーズ、「25時、赤坂で」など数々の映像作品にて主演を務め、今回が初の舞台出演となる。島村は舞台『弱虫ペダル』4作で主演を務め、ドラマ「アンメット」や「週末旅の極意 2」などに出演。高い壁に囲まれた街で夢を読む仕事をしながら、街の正体を探り脱出を図る僕の役どころを、身体能力を活かして表現する。
“ハードボイルド・ワンダーランド”の小男役や“世界の終り”の管理人役を演じるのは、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でメインキャストであるアルバス役を2年以上に渡り演じた藤田ハル。また、“ハードボイルド・ワンダーランド”の大男役や“世界の終り”の門番役を、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』『ピローマン』『リア王』などに舞台を中心に活躍する松田慎也が演じる。
物語の真相を握る“ハードボイルド・ワンダーランド”の博士役と“世界の終り”の大佐役の二役を舞台『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』や舞台『天號星』、現在放送中の日曜劇場「19番目のカルテ」等、舞台と映像ともに欠かせない俳優である池田成志が演じる。
さらにフランスを代表する世界的アーティストであるフィリップのダンスやサーカスの要素が融合した演出と振付を表現するために10名のダンサーが様々な役を演じる。
無意識の選択に翻弄される主人公。二つの物語が問いかける、生きる意味とは……。
フィリップの独創的な演出手法によって、観客は唯一無二の村上ワールドにいざなわれる。才気あふれるクリエイティブチームがおくる、舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』にぜひご期待ください。
東京公演は2026年1月10日(土)~2月1日(日)東京芸術劇場プレイハウスにて上演、その後宮城・愛知・兵庫・福岡にて上演予定。東京公演チケットはホリプロステージにて9月2日(火)12:00から最速抽選先行受付開始。
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インタビュー記事
■フィリップ・ドゥクフレが描く村上春樹の世界〜『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台化に挑む〜

フィリップ・ドゥクフレは、最も来日公演が多い海外振付家の一人である。意表を突く演出やイメージで唯一無二の世界を創り出してきた。1992年のアルベールビル・オリンピックの開会式・閉会式の演出で一躍有名になり、舞台や映画、最近ではエルメスのイベント演出を手がけるなど、その活動は多岐にわたる。日本人のファンも非常に多く、2003年には日本の文化をテーマにした『Iris(イリス)』を日本で滞在制作・上演するなど、日本との関わりも深い。今回、村上春樹の長編小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を舞台化すると聞き、話を聞いた。
(取材・文:舞踊評論家 乗越たかお/撮影:板場俊)
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https://horipro-stage.jp/special/int_20250901/
■東京公演チケット詳細
<公演スケジュール>
期間:2026年1月10日(土)~2月1日(日)[28公演]
会場:東京芸術劇場プレイハウス
<チケット料金>
S席:12,500円
サイドシート:8,800円
U-25(25歳以下当日引換券):6,500円
Yシート(20歳以下当日引換券):2,000円
<ホリプロステージ チケット販売>
【抽選先行】
9月2日(火)12:00~9月7日(日)23:59
【先着先行】
ゴールド会員:9月20日(土)9:00~10月5日(日)23:59
レギュラー会員:9月20日(土)10:00~10月5日(日)23:59
【一般発売】10月8日(水)11:00~
【U-25(25歳以下当日引換券)】10月8日(水)11:00~
【Yシート(20歳以下当日引換券)】10月13日(月祝)17:00~10月19日(日)23:59
https://horipro-stage.jp/news/sekainoowari2026_ticket/
<ほかチケット取扱い>
・東京芸術劇場ボックスオフィス https://www.geigeki.jp/t/
・チケットぴあ https://w.pia.jp/t/sohw2026/
・イープラス https://eplus.jp/sohw2026/
・ローソンチケット https://l-tike.com/sohw2026/
<公演中イベント>
【ホリプロステージ会員貸切公演】
1月12日(月祝)12:30
アフタートーク登壇者:宮尾俊太郎、駒木根葵汰 他
来場者全員プレゼント:ステッカー
【アフタートークイベント】※9/1発表
1月17日(土)17:30
登壇者:駒木根葵汰、藤田ハル、松田慎也
【定員60名・先着販売】東京公演 舞台見学ツアー

舞台上に上がり、客席からは見ることが出来ないセットの裏側や舞台に登場する道具類を間近にご覧いただけるミニツアーを開催いたします。こちらは参加券の購入が必要となります。
観劇の余韻が一層深まる貴重なツアーをぜひご体感ください。
【実施日】
1月23日(金)13:30 公演終演後
※ツアーの所要時間は約30分間を予定しております
※舞台見学ツアー参加券をお持ちの方のみご参加いただけます
【舞台見学ツアー参加券 】
発売日:10月19日(日)11:00~
料金:1,000円
発売窓口:ホリプロステージ(WEBのみ)
詳細はこちらをご確認ください>>
https://horipro-stage.jp/news/sekainoowari20250901/
公演概要
舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

<スタッフ>
原作:村上春樹
演出・振付:フィリップ・ドゥクフレ
脚本:高橋亜子
音楽:阿部海太郎
美術:石原敬
照明:吉本有輝子
音響:井上正弘
映像:上田大樹
衣裳:前田文子
ヘアメイク:鎌田直樹
演出補:田中麻衣子
振付補:鈴木竜
通訳:上野茜
演出助手:河合範子
ステージマネージャー:徳永泰子
プロダクションマネージャー:平井康将
プロダクションスーパーバイザー:金井勇一郎
<キャスト>
藤原竜也
森田望智
宮尾俊太郎
富田望生
駒木根葵汰/島村龍乃介(Wキャスト)
藤田ハル
松田慎也
池田成志
上松萌子、岡本優香、冨岡瑞希、浜田純平、原衣梨佳、
古澤美樹、堀川七菜、山田怜央、吉﨑裕哉、Rikubouz (五十音順)
<あらすじ>
“世界の終り”と“ハードボイルド・ワンダーランド”という二つの世界が同時進行で描かれる。
二つの物語が織りなす、思いもよらない結末とは――。
・ハードボイルド・ワンダーランド
“組織”に雇われる計算士である“私”(藤原竜也)は、依頼された情報を暗号化する「シャフリング」という技術を使いこなす。ある日私は謎の博士(池田成志)に呼び出され、博士の孫娘(富田望生)の案内で地下にある彼の秘密の研究所に向かい、「シャフリング」を依頼される。博士に渡された贈り物を開けると、そこには一角獣の頭骨が入っていた。私は頭骨のことを調べに行った図書館で、心魅かれる女性司書(森田望智)と出会う。だが博士は研究のために、私の意識の核に思考回路を埋め込んでいた。世界が終るまでの残された時間が迫るなか、私は地下世界から脱出し、どこへ向かうのか。
・世界の終り
周囲が高い壁に囲まれた街に“僕”(駒木根葵汰/島村龍乃介)はやって来た。街の人々は一見平穏な日々を過ごしている。僕は街に入る際に門番(松田慎也)によって影を切り離され、いずれ“影”(宮尾俊太郎)が死ぬと同時に心を失うと知らされる。僕は古い図書館で美しい少女(森田望智)に助けられながら一角獣の頭骨に収められた夢を読む仕事を与えられていたが、“影”から街の地図を作成するよう頼まれる。影は街から脱出する方法を模索していたのだ。僕は地図を完成させるために、図書館の彼女や大佐、発電所の青年(藤田ハル)から話を聞き、街の正体を探るのだった。
<東京公演>
期間:2026年1月10日(土)~2月1日(日)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
共催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
<宮城公演>
期間:2026年2月6日(金)~8日(日)
会場:仙台銀行ホール イズミティ21
主催:仙台放送
共催:仙台市市民文化事業団
お問い合わせ:仙台放送事業部 022-268-2174(平日11:00~16:00)
https://www.ox-tv.jp/sys_event/p/details.aspx?evno=1001
<愛知公演>
期間:2026年2月13日(金)~15日(日)
会場:名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)大ホール
主催:メ~テレ、メ~テレ事業
共催:一般財団法人稲沢市文化振興財団
お問い合わせ:メ~テレ事業 052-331-9966(平日10:00~18:00)
https://www.nagoyatv.com/event/entry-45310.html
<兵庫公演>
期間:2026年2月19日(木)~23日(月祝)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
主催:梅田芸術劇場/兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
お問い合わせ: 梅田芸術劇場 0570-077-039(10:00~13:00、14:00~18:00)
https://www.umegei.com/schedule/1319/
<福岡公演>
期間:2026年2月28日(土)~3月1日(日)
会場:J:COM北九州芸術劇場 大ホール
主催:インプレサリオ/RKB毎日放送
提携:北九州芸術劇場
お問い合わせ:インプレサリオ
Eーmail:info@impresario-ent.co.jp
TEL:092-600-9238(平日11:00~15:00)
URL:https://www.impresario-ent.co.jp
協力:新潮社・村上春樹事務所
主催・企画制作:ホリプロ
公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/sekainoowari2026/
公式Instagram=https://www.instagram.com/sekainoowari_stage/
公式X(旧Twitter)=https://x.com/sekainoowari_jp
#世界の終りとハードボイルドワンダーランド舞台