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「将棋のまち高槻」でプロ棋士が小学校で出前授業

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高槻市

将棋を通じて伝統文化と森林の大切さを学ぶ

「将棋のまち高槻」を掲げる高槻市では、本市と深い関わりのある将棋に親しむきっかけを作り、日本古来の伝統文化への理解を深めるため、令和4年度から市立小学校の1年生を対象に、棋士による出前授業を行っています。令和7年9月1日(月曜日)、高槻市立阿武野小学校で今年度初めてとなる出前授業を実施。児童たちは本市ゆかりの棋士浦野真彦八段による授業を楽しみながら受けました。

本市は、かつて武家屋敷が広がっていた高槻城三の丸跡から江戸時代の小将棋や中将棋の駒が多数発掘されるなど、古くから将棋との関わりが深いまち。関西将棋会館が所在することをはじめ、棋士を市営バス車両にデザインしたラッピングバスの運行や将棋デザインを施したポスト、マンホールふた、ベンチを設置しているほか、関西将棋会館の最寄り駅となるJR高槻駅ホームや同駅周辺の装飾など、市内の至るところに将棋が溢れる「将棋のまち高槻」として知られています。

令和4年度から、子どもたちに将棋に親しんでもらい、日本古来の伝統文化への理解を深めてもらうことなどを目的に、市内の小学校1年生を対象に、高槻産木材で製作した将棋駒配布と市立小学校全41校で日本将棋連盟所属の棋士による出前授業を実施。今年度の出前授業が9月1日(月曜日)、本市にゆかりのある棋士、浦野真彦八段を講師にスタートしました。

この日の市立阿武野小学校での授業では、まず担任の先生が、将棋駒は高槻の森林の風倒木や間伐材で作られていること、豊かな自然環境を作る森は生活に欠かせない大切な存在であることなどを児童に伝える「木育」を実施しました。続いて、浦野八段が教室に登場。「箱の中の将棋駒に触れてみましょう」と話し、児童は箱から将棋駒を丁寧に取り出して、手に取ったり鼻に近づけたりして木でできた将棋駒の感触やにおいを体感。その後、ペアになって「山崩し」を体験したほか、将棋の礼儀作法についても学びました。

児童たちは「木のにおいは初めて嗅いだけどいいにおいがする」「家に帰ってからも将棋をやりたい」と嬉しそうに感想を話していました。

 今後は、来年1月頃まで各学校で出前授業を行っていく予定です。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月1日 17時35分)

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