ビーウィズ株式会社
ビーウィズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:飯島 健二、東証プライム市場:証券コード9216、以下ビーウィズ)は、ライフライン業界(電気・ガス・水道等)が抱える未収金問題に対応するため、AIと自動化システムを活用した新たなお支払いリマインドサービスを9月2日開始します。本サービスは、コロナ禍において導入された支払い期限延長措置(特別措置)により増加した未収金の増加に着目し、未払い顧客へのリマインドや問い合わせ業務を効率化することで、業務負担軽減と顧客満足度の向上を同時に実現することを目指しています。

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「うっかり未払い」問題の背景と課題
コロナ禍において、ライフライン業界では利用者の生活を支えるために支払い期限延長措置(特別措置)が導入され、多くの家庭や事業者がその恩恵を受けました。しかし、その一方で、当時の未収金を回収できていないという問題が深刻化しています。未収金の一部は「うっかり支払い忘れ」によるものであり、これらを防ぐことで、企業の未収金対応にかかる工数削減が可能です。
また、支払い方法の多様化に伴い対応件数が増加し、限られた時間や人員では処理が追いつかず、業務効率の低下が深刻化しています。
さらには、未払金をお知らせする業務では顧客とのトラブルが発生しやすく、カスタマーハラスメント(カスハラ)による従業員の心理的負担が増大する環境でもあります。これによりモチベーションの低下や離職率の上昇が進み、一人あたりの業務負荷が増加する悪循環が生じています。この結果、新人教育や引き継ぎコストが増え、企業全体の負担が深刻化しています。
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ビーウィズの新サービスの特長
センシティブな支払いリマインドのフローを最大限無人化し、マルチチャネルで対応することで、顧客の利便性が向上。さらには、業務効率化と人件費削減も同時に実現します。

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オートコール(自動音声案内)による無人対応
「Omnia LINK(オムニアリンク)」のオートコール機能を活用し、未払い顧客に対して自動でリマインドを実施します。無人対応のため、顧客に与える心理的負担が軽減され、従来の未収金対応業務にありがちな「圧迫感」を排除し、顧客との良好な関係を維持しながら回収率を向上させることができます。一斉発信も可能なため、手動架電に比べて効率的かつ迅速な対応が可能です。これにより、業務負担を大幅に軽減しながら、未収金の回収率向上が期待できます。
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Omnia LINK チャットボットによる無人対応
未払い顧客からの問い合わせ内容のうち、約30~40%が「支払い方法」や「期日の確認」といった単純な内容であることから、これらの問い合わせに対して、チャットボットを活用することで、24時間365日対応が可能となります。AIが自動で顧客の質問に答えるため、人的リソースを大幅に削減。無人対応により、気軽かつ心理的負担が少ない状態で情報にアクセスできるため、顧客満足度の向上にも寄与します。コスト削減と業務効率化を同時に実現し、従業員の負担軽減にもつながります。
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有人対応窓口の提供
複雑な問い合わせや高度な顧客対応が必要な場合には、専門ユニットの派遣による有人対応も可能です。当社の豊富な業務実績を活かし、高品質な顧客対応を担保します。また、無人対応と有人対応を組み合わせたハイブリッド型のサービス提供も可能となり、企業の多様なニーズに応えることができます。従業員が単純な問い合わせ対応から解放され、より高度な業務や顧客対応に集中できる環境を整備。心理的ストレスの軽減や業務効率の向上が期待され、離職率の改善にもつながります。
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対象業界
自治体、ライフライン業界(電力・ガス・水道等、公共料金)、クレジットカード業界、リース業界等、未収金にお困りの業界
▼~うっかり支払い忘れを低減~お支払いリマインドサービス詳細はこちら
https://www.bewith.net/service/contactcenter/delinquency_support/
ビーウィズは、ライフライン業界における未収金問題の解決を通じて、業界全体の効率化と顧客満足度の向上に貢献してまいります。また、AIや自動化技術を活用した新たなソリューションの開発にも注力し、社会課題の解決に取り組んでいきます。
※本サービスは、利用企業の自社債権についての業務効率化支援を目的としたものです。弁護士法に定められた法律事務(代理交渉、督促、法的手続き等)を行うものではありません。
< 参考 > ビーウィズ株式会社 会社概要
ビーウィズは、20年以上にわたるコンタクトセンター運用の実績と知見を活かし、お客様に最適なサービスを提供しています。自社開発のクラウドPBX※1「Omnia LINK」等のAIを活用した最新システムとオペレーションの実務経験を基に、戦略提案にとどまらない具体的かつ実践的なソリューションを提供します。これにより、企業のDX推進を支援するコンサルティングサービスから、システム導入、オペレーション運営まで、現場に根付いたサポートを行っています。
これまでの経験に裏打ちされた洞察と高い専門性を基に、ビーウィズはお客様と価値を共創し、社会に貢献し続けます。
※PBX(Private Branch eXchangeの略):電話交換機
会 社 名:ビーウィズ株式会社
所 在 地:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー32F
設 立:2000年5月12日
代 表 者:代表取締役社長 飯島 健二
事業内容:自社開発のクラウドPBX「Omnia LINK」等のデジタル技術を活用したコンタクト
センター・BPOサービスの提供、および各種AI・DXソリューションの開発・販売