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【新事業】創業以来初の海外展開を9月1日からオーストラリアで始動!

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株式会社フォーカス

オリジナルプリントウェア事業 季節の特性を活かし収益構造の改革へ 「現地生産×国内管理」の連携体制を構築

オリジナルウェアやグッズの販売・製作を手がける株式会社フォーカス(本社:山梨県甲斐市、代表取 締役:常松 憲太)は、「集う価値に彩りを」という企業理念のもと、オリジナルグッズ製作サイト「CLAT-JAPAN(クラティージャパン)」を展開しています。このたび、2025年9月1日から、創業以来初となる海外展開をオーストラリアで開始しました。新たに立ち上げた販売サイト「T-shirt Printing Lab」では、日本国内の「CLAT-JAPAN」と同様のサービスを、オーストラリア国内の幅広いユーザーに提供してまいります。

現地工場の社長夫妻とフォーカス代表取締役常松
現地工場外観
オーストラリアの現地工場内の様子

◆オーストラリア進出の背景と戦略 ~季節の特性を活かし、収益平準化へ挑戦~

フォーカスはこれまで、日本国内におけるオリジナルTシャツやグッズのEC販売を通じて、多様なニー ズに応えるサービスを展開してきました。一方で、主力商品の需要は、学生イベントやスポーツ大会が 多く開催される春〜秋(5月〜10月)に集中しており、年間を通じた収益の平準化が長年の課題となっ ていました。こうした背景を受け、繁忙期と閑散期の波を補完する形で市場拡大に踏み切ることとなり ました。初の海外展開先には、季節が日本と逆である南半球・オーストラリアを選定。季節の特性を活 かした販売戦略により、会社の安定的な成長を目指します。

▼オーストラリア 販売サイト 「T-shirt Printing Lab」

URL:https://www.t-shirtprintinglab.com.au/

※現在、日本国内で展開している「CLAT-JAPAN(クラティージャパン)」と同様のサービス内容で展開します。

「T-shirt Printing Lab」TOPページ(一部)

「T-shirt Printing Lab」でのオリジナルウェア製作例

◆クオリティを支える「現地生産×国内管理」の連携体制

海外進出においては、初期投資や撤退コストのリスクがつきものです。フォーカスではこれらのリスクを最小限に抑えるため、「現地生産×国内管理」による連携体制を構築する方針を採用しました。その一環として、2024年7月から現地の市場リサーチや競合調査を開始。2025年4月には、当社の企業理念や戦略に共感いただけるオーストラリア現地工場との提携交渉が、初回の面談で合意に至りました。当社の製造ノウハウや加工設備を現地工場へ提供することで、日本国内と同等のクオリティを保ちながら、現地ユーザーにもスムーズに商品を届ける体制が整いました。

◆売上目標と販促戦略

2025年度の売上目標は12月末までの4か月で約8,500万円を計画しています。販促の主軸は、オーストラリア現地で年間最大の商戦期となる12月のクリスマスシーズンです。現段階での主な商品ラインナップはTシャツ・ポロシャツ・パーカー等のウェア類ですが、スタート後は受注状況を踏まえながら商品やサービスの拡充を進めていきます。日本国内でこれまで培ってきた事業運営のノウハウを活かし、現地生産・現地配送の仕組みと、日本本社による販促・品質も含めた製作全体の管理を掛け合わせることで、オリジナルウェア市場拡大とさらなる事業成長を目指します。

【2025年度目標】

売上:85,000,000円

受注件数:1,880件

生産枚数:28,000枚

◆人材活躍と採用活動における海外展開の意義

今回のオーストラリア進出は、販路拡大にとどまらず、フォーカスにおける人材育成や採用戦略の観点からも大きな意味を持つ取り組みです。当社では3年前から新卒採用を本格的に開始し、若手社員が主力として活躍できる体制を整えてきました。今回の海外展開も、入社2〜3年目の若手社員が中心となって推進しており、グローバル市場に挑戦するフィールドを社内に創出しています。今後はオーストラリア市場での成果を踏まえ、アメリカ西海岸や東アジア地域への展開も視野に入れています。こうした海外展開を通じて、社員一人ひとりの活躍の場が広がることは、今後40年にわたる成長戦略の中核を担うと捉えています。先日実施した外国人向けの会社説明会では、日本市場の縮小を見据え、「母国や他国に向けてビジネスを展開できる企業である」というメッセージを発信。グローバルに価値を届ける企業姿勢を、採用活動においても明確に打ち出しています。「日本発の価値を、世界へ。」今後も多様な市場に向けて自社の可能性を広げ、挑戦する人材の活躍を後押しし、新たな価値を創造し続けます。


【株式会社フォーカスについて】

2009年、現代表取締役の常松憲太が前職での経験をもとに独立し、株式会社フォーカスを設立。当初はBtoBのグッズ販売を中心とした事業展開で、現在主力となっているプリントTシャツ事業のシェアは全体売上の約3割程度にとどまっていました。転機となったのは、プリントTシャツを注文した高校生たちから届いた、数多くの手紙や写真です。「思い出の一枚」を届けた感謝の声にふれたことで、それまでビジネスライクだった視点が大きく変わり、2012年にはプリントTシャツ事業への特化を決断。「商品を届ける」こと以上に、「記憶に残る体験を届ける」事業へと舵を切りました。2014年にはEC販売を開始。季節変動の大きい販売サイクルに対応するため、利益の平準化への取り組みも進めてきましたが、収益構造全体の安定化にはいまだ課題が残っていました。2020年にはコロナ禍による売上減少と社員の退職が重なり、経営の危機に直面。しかし、中小事業者向けの融資制度を活用し、自社プリント工場への設備投資を実施。あわせて社員の平均年収を100万円引き上げ、組織の立て直しと改善に取り組みました。結果として、2021年には売上高が目標の1.5倍を超え、早期の業績回復を果たすことができました。 現在は、海外市場へのEC展開や将来的な株式上場も見据え、社員一丸となって新たな成長フェーズへと挑戦を続けています。

■「CLAT-JAPAN(クラティージャパン)」について

年間93,000件を超える受注実績と販売経験をもとに、現在は、デザイン提案から生産、納品までをすべて自社で一貫して対応し、最短でご注文の翌日に出荷できるスピード対応を実現しています。受注から納品までを専任スタッフが一連でサポートする、初めての方でも安心して利用できる仕組みも取り入れています。

「集う価値に彩りを」という企業理念のもと、チームやグループの想いをカタチにする体験型サービスとして、さまざまな場面で活用され、リピーターも年々増加しています。

■会社概要​

企業名   :株式会社フォーカス​

本社所在地 :山梨県甲斐市篠原984-1​

電話    :055-278-2311​

代表取締役 :常松 憲太​

設立    :2009年5月14日​

資本金   :8,500万円​

従業員数  :129名(2024年12月31日時点 グループ合計)​

事業内容   :オリジナルプリントウェアの販売​

事業所   :グループ会社(プリントセンター)​

  株式会社フォーカスクリエイティブ​

  静岡県浜松市浜名区新原4214-2

■直近5年の売上推移​

2019年 12.6億円​

2020年 9.9億円​

2021年 14.7億円​

2022年 20.6億円​

2023年 29.2億円​

2024年 32.9億円

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年9月2日 09時00分)

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