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テレビでも話題になった「洞窟オジさん」の少年時代を描いた『洞窟少年と犬のシロ』が7刷

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株式会社ハート出版

ひとりぼっちの家出少年と一匹の犬。戦後間もない日本にあった感動の実話。世の中から隔絶した山の中で、毎日が狩猟と空腹とのたたかい。それでも少年と犬は “心を通わせながら”生き続けた。

この物語を執筆するにあたって、作者は何度も加村さんとお会いし、少年時代に体験された出来事を取材した。その過程で、加村さんが「ぼく」として語る方が読者のみなさんに言葉が届き、心に響くと思ったことから、主人公の加村一馬さん自身が読者のみなさんに語りかけるよう一人称の表現方法で書かれている。

加村さんは中学生のころに家を飛び出し、栃木県の足尾銅山の洞穴で生活。山では山菜やヘビ、ネズミを食べたりしていたという衝撃の事実を知った作者がすぐに思い浮かべたのは、子どもの頃に読んだイギリスの小説『ロビンソン・クルーソー』の主人公が無人島で独力で生活する物語だった。まさに加村さんは『日本のロビンソン・クルーソー』ではないだろうか……。

少年だった加村さんと愛犬のシロは洞窟や山でどのような生活をして時間を過ごしたのか。ふっかふかの布団で寝ることもなければ、お湯がいっぱいに張られた風呂に入ることもない。今日という一日を生きのびるために植物から動物でもなんでも食べられるものを自分で探し出す毎日を送っていた。そのような加村さんのサバイバル生活を物語からみなさんもいっしょに感じていただける内容となっており、あなたが想像もしなかった世界が待ち受けているかもしれない。

やがて社会復帰を果たした加村さんは夢に描いていた『子どもサバイバル教室』を群馬県のキャンプ場で実現させた。参加した子どもたちの人気は弓矢と水鉄砲で、加村さんがナタを使って一本の青竹から弓矢を手作りで仕上げていく。弓矢から放たれた矢が30メートルの放物線を描き飛んでいくのを見た子どもたちはどよめき、目を輝かせていた。

犬好きの人や冒険好きの人をはじめ、子どもから大人まで幅広い世代に手に取っていただきたい一冊。

【著者情報】

祓川 学 (はらいかわ まなぶ)

1965年東京生まれ。ノンフィクションライター、児童文学作家。日本児童文芸家協会会員。

立正大学経済学部卒業後、総合週刊誌、月刊誌等で主に皇室記事を担当したほか、事件、ヒューマン・ドキュメンタリー、著名人へのインタビュー記事にも取り組み、海外・国内で取材活動を続けている。

主な児童向けの著書に『恐竜ガールと情熱博士と』[福井市こどもの本大賞 ノンフィクション部門]受賞。学習まんが人物館『平成の天皇』[原作シナリオ](共に小学館)。『義足のロングシュート』『フラガールと犬のチョコ』 [岩手県読書感想文課題図書] 『兵隊さんに愛されたヒョウのハチ』[NHK高知放送 ラジオ朗読]『ラーゲリ犬クロの奇跡』[静岡県優良図書](すべて弊社刊)がある。

【書籍情報】

書名:洞窟少年と犬のシロ

作:祓川 学

イラスト:ねもと きょうこ

仕様:A5判上製 160ページ

ISBN:978-4-8024-0124-1

発売:2021.07.05

本体:1,400円(税別)

発行:ハート出版

商品URL:https://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0124-1.html

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月2日 10時10分)

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