アルフレッサ ホールディングス株式会社
当社の子会社であるティーエスアルフレッサ株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役社長:髙橋卓詩、以下「ティーエスアルフレッサ」といいます)は、2025年9月1日付で医療機器専門商社である株式会社ミヤノメディックス(本社:広島県福山市、代表取締役社長:桐山和雄、以下「ミヤノメディックス」といいます)の全株式を取得し子会社化いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.背景と目的
アルフレッサグループは、2032年度までの成長戦略「アルフレッサグループ中長期ビジョン」※1および「25–27 中期経営計画 Vision2032 Stage2 ~総合力で未来を切り拓く~(以下、「25-27 中計」といいます)」※2において、トータルサプライチェーンサービス(以下、「TSCS※3」といいます)を事業戦略の柱に位置付けております。また、25-27中計の医療用医薬品等卸売事業の事業戦略において、自社での取り組み強化と専業卸様とのアライアンス等による医療用医薬品やメディカル品※4における「全国ネットワークの強化」を掲げています。
広島県に本社を置くティーエスアルフレッサは、中国地方を営業基盤として、医療用医薬品だけでなく、医療機器等のメディカル品も幅広く取り扱い、また医療機器分野において高度な専門知識を有するスタッフを配置するなど、医療現場をサポートする流通体制で地域に密着した医療用医薬品等卸売事業を展開しています。
ミヤノメディックスは、高度管理医療機器、動物用医療機器等を幅広く取り扱い、納品後の保守・メンテナンスにも自社対応するなど、70年以上にわたって広島県福山市を中心に地域密着型の医療機器卸売業を営んでおります。
このたびティーエスアルフレッサは、ミヤノメディックスの全株式を取得し子会社といたしました。メディカル品における取り扱い品目の拡充や広島県東部を中心とした営業力強化を図るとともに、TSCSにおけるメディカル品の流通機能の強化に繋げ、地域医療へのさらなる貢献を目指します。
※1 ご参考:2023年5月15日発表「『アルフレッサグループ中長期ビジョン』策定のお知らせ」
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2784/tdnet/2281689/00.pdf
※2 ご参考:2025年5月15日発表
「25–27 中期経営計画 Vision2032 Stage2 ~総合力で未来を切り拓く~」策定のお知らせ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2784/ir_material15/250636/00.pdf
※3 TSCS:アルフレッサグループ全体で保有する様々な機能を有機的に一体活用することで、シームレスなサプライチェーンを確立し、医薬品等の導入・開発、製造から、物流・販売、市販後調査・ラストワンマイルまでをグループ一体となって提供することを指しています。
※4 診断薬、医療機器・材料、栄養食品等
2.ミヤノメディックスの概要(2025年9月2日現在)

※5 1947年4月創業
(注)今回のティーエスアルフレッサによる株式の取得(子会社化)に伴うミヤノメディックスの名称および本社所在地の変更はございません。
3.今後の見通し
本件による業績へ与える影響は、軽微であると見込んでおりますが、中長期的には当社グループの企業価値向上に資するものと考えております。今後、本件に関して開示すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせいたします。
以上