一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォ―ム
~久米島紬の継承や能登復興など、全国の高校生たちがZOZO社員とともにファッションを通した地域課題の解決に挑戦~
2025年9月3日より、一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム(所在地:島根県松江市、代表理事:岩本 悠)は、株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長兼CEO:澤田 宏太郎)と連携し、全国の高校生を対象とした連携探究プログラム「ZOZO×PROJECT ~ファッションで地域を元気に!〜」をスタートします。
内閣府の新しい地方経済・生活環境創生交付金の「多様な越境機会の創出による地域課題解決型人財育成事業」として実施される今回の取り組みは、地域と企業と高校生が共創する、新しい学びの形です。
ファッションという”好きなこと”を切り口に、高校生が地域の課題に向き合い企画する探究型プロジェクトを、ZOZOの社員とともに進めていきます。最終的に優秀プロジェクトに選ばれた生徒には、2026年1月に西千葉にあるZOZO本社屋への招待も予定しています。
地域・教育魅力化プラットフォームの取り組みと本プログラムの意義
地域・教育魅力化プラットフォームは、「意志ある若者にあふれる持続可能な地域・社会をつくる」ことを掲げ、地方の公立高校への3年間の国内留学を支援する「地域みらい留学」を中心に、高校魅力化のコーディネーターの育成支援や、魅力ある高校づくりに関する研究事業などを展開しています。
今回のZOZOとの連携においては、これまでの、全国の自治体や高校と連携しての地域創生と若者の育成の取り組みを活かし、ファッションという若者にも身近なテーマを通じて、生徒たちが主体的に地域課題に向き合う機会を生み出します。
地域作りに関心のある意欲的な高校生が、ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOとともに実践的なプロジェクトに取り組むことで、プログラムの成果が最大限に高まることを期待しています。
■ ファッションで地域と社会を変える、高校生のリアルな声
今回のプログラムには、全国各地からファッションに関心を持つ高校生がエントリーしました 。その中には、地域課題に自ら向き合う力強い想いを持った生徒たちがいます。
「久米島紬の魅力を広めて次の世代へ受け継いでいきたいので、このプログラムに参加しようと考えました。久米島に来てユイマール館を訪れた際、久米島紬に出会い、天然染料と伝統技術に強く惹かれました。この素材を使って、地域の魅力を伝えるファッション製品を作りたいです。」(沖縄県立久米島高等学校の生徒)
「僕は能登の復興の力になりたいと思い本事業に応募しました。ファッションが好きな自分にとって、好きなことで能登を活性化できるのはチャンスだと思いました。今、能登に必要なのは“土地”と“人の温かさ”を届けること。それを表現のツールとしてファッションで実現したいです。」(石川県立能登高等学校の生徒)
こうした高校生一人ひとりの「地域を思う想い」からプロジェクトは始まっています。

■ 探究プログラム概要
対象:全国の高校生(ファッションに関心のある高校1〜3年生)
開催方法:オンライン(毎月1回、全4回)+株式会社ZOZO本社屋訪問(優秀プロジェクト)
内容:
第1回:9月3日(水) ZOZO社員によるレクチャー
第2回:10月1日(水) プロジェクト相談
第3回:11月5日(水) プロジェクト相談
第4回:12月3日(水) 発表会(オンライン)
2026年1月:優秀チームをZOZO本社屋へ招待予定
参加費:無料
主催:一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム
協力:株式会社ZOZO(CI本部 ソーシャルフレンドシップ部)
本プログラムの実現と連携の背景
本プログラムは、ZOZOの社会貢献活動「FUTURE FOR YOU ~次世代のための未来作り~」との連携により実現しました。
「FUTURE FOR YOU」は、10年後、100年後の社会がより平和で明るい世界であるようにという願いのもと、未来を創る「次世代」を応援する活動です。主に「教育」「スポーツ・文化」「寄付・支援」の3つのカテゴリーに注力しています。
今回の探究プログラムは、様々な地域で育つ若者たちが「好きなこと=ファッション」を通じて、社会や地域課題に取り組む機会を提供するものであり、「教育×地域×企業」が連携する実践例としても注目されています。
ZOZOの社員が高校生と向き合い、地域のリアルな課題をともに考えるこの取り組みは、まさにZOZOの企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」を体現するものです。
「FUTURE FOR YOU」詳細:https://corp.zozo.com/future-for-you
団体概要
一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム
「意志ある若者にあふれる持続可能な地域・社会をつくる」をビジョンに、2017年に島根県で設立。地方の公立高校への3年間の国内留学を支援する「地域みらい留学」を中心に、高校魅力化コーディネーターの採用・研修、魅力ある高校づくりに関する研究事業などを展開。全国の自治体や教育機関と連携しながら、地域創生と若者の育成に取り組んでいる。
所在地: 島根県松江市東本町二丁目25-6 みらいBASE2階
代表理事: 岩本悠
設立: 2017年3月
事業内容: 地域みらい留学の企画・運営、地域や学校と連携した教育魅力化プロジェクト各事業の推進、教育人材の育成
■ お問い合わせ先
一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム
担当:広報・ブランディングチーム
E-mail:pr@c-platform.or.jp
※このリリースは報道関係者向けに自由にご使用いただけます。
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