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母国で夢を叶えるという選択——特定技能人材の“リターンキャリア”が飲食業界の未来を変える

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G-FACTORY株式会社

中目黒いぐち、ベトナム・ホーチミンに初出店。“制度6年目”のその先を描く挑戦が始まる

目次

制度開始から6年、特定技能人材の“その先”を描く挑戦を──『中目黒いぐち』ベトナム・ホーチミンに進出。

2019年にスタートした「特定技能」制度は、日本の飲食業界を支える新たな柱として、多くの外国人材を迎え入れてきました。今では全国の飲食店で、特定技能人材が現場の中心として活躍しています。一方で、制度導入から6年が経ち、5年間の就労期間を終えた後に描ける“その先”のキャリアが、いまだ確立されていない現状があります。

採用の“先”を描けるかどうかが、業界の未来を左右する

日本の飲食企業は「人材不足解消」を主目的に制度を活用してきました。しかし“採用の先”を描けなければ、優秀な人材が制度満了とともに業界を去ってしまう。企業にとっても「信頼できる人材との別れ」は海外進出や事業拡大のブレーキになりかねません。

「2号に移行する」「帰国する」——制度上の選択肢はあれど、帰国後にその技術や経験を活かす道筋は、個人任せになっているのが実情です。日本の現場で得た貴重な経験を「終わり」にするのではなく、「始まり」に変える。

そんな第三の道を提示すべく、G-FACTORY株式会社はこのたび、ベトナム・ホーチミンに焼鳥店「中目黒いぐち」を出店することを決定しました。2025年10月中旬のオープンを予定しています。

特定技能人材の“リターンキャリア”が描く新しい未来

当社の運営する焼き鳥店「中目黒いぐち」で5年間共に勤務してきたベトナム人スタッフが、リーダーとしてベトナム・ホーチミンの店舗の立ち上げを行います。日本で培った技術や経験を胸に、母国で新たな一歩を踏み出します。

このプロジェクトは、海外出店という枠にとどまらず、人材育成と制度の可能性を示す挑戦でもあります。日本で働き、技術を身につけた特定技能人材が、今度は母国で和食文化を伝える立場として活躍する。この“リターンキャリア”こそ、制度における新しい価値の提示であり、飲食業界にとっても、人材育成の“出口戦略”を描く第一歩です。

これまで多くの飲食企業が、「人材不足」への即効性を求めて制度を活用してきました。ですが、制度の真価が問われるのはむしろ、“その先”です。現在は「2号で日本に残る」か「帰国する」という二択が主流ですが、私たちはそこに「帰国して活躍する」という第三の選択肢を提示します。企業が「人材を育て、送り出す」サイクルを持てれば、それは採用にとどまらない「文化の継承」となり、業界全体の持続性にもつながっていきます。

数字が示す制度の可能性:信頼できる人材こそ、海外展開の原動力に

当社で活躍する特定技能人材

また、当社自身も、これまで200名近くの特定技能人材を雇用し、さらに1,000名以上の特定技能人材を飲食企業へ紹介してきた実績があり、特定技能人材が非常に高い定着率と責任感を持ち、長期にわたって現場で活躍している姿を実感してきました。飲食業界では、正社員の60%以上が3年以内に離職するとも言われているなか、今回一緒にベトナム出店を担うスタッフも含め、5年以上ともに働いてきた実績があることは、制度の新たな可能性を示す象徴的な事例だと考えています。こうした人材との長期的な関係性は、単なる雇用の枠を超えた“共生的パートナーシップ”のあり方を体現しています。

こうした人材との関係性を活かす取り組みは、単なる一企業の事例にとどまらず、特定技能制度を活用する他社にとっての“モデルケース”としても機能し得ます。特に、海外進出において最大の課題となる「信頼できる現地人材の確保」というテーマに対し、日本で実績を積んだ人材が“橋渡し役”となることで、展開リスクの軽減と現地との接続性を高める有効な手段となります。

和食の技と人材をつなぐ、新しい出発点に

中目黒いぐち イメージ

「中目黒いぐちホーチミン店」では、ライブ感あるカウンター形式や“おまかせスタイル”といったブランドの世界観を現地に再現。加えて、アラカルトや酒肴のラインナップも充実させ、日常にも溶け込む「通いたくなる高級感」を追求します。

和食の魅力を、その背景にある“人のストーリー”ごと伝える場として、本店舗は単なる飲食店を超え、「人材育成」「文化継承」「制度活用」の交点として機能することを目指します。

制度6年目、“共生社会”に向けた飲食業界の新モデル

私たちは、「夢をカタチに!和食を世界に!」をスローガンに掲げ、これまでも飲食ブランドの海外展開や人材支援に取り組んできました。今回の取り組みは、その理念と制度とを地続きに結ぶチャレンジです。日本で働いた日々が“終わり”ではなく、“世界で再び始まる”ようなキャリアのあり方を、ひとつの店舗から発信していきます。

和食の魅力を、その背景にある“人のストーリー”ごと伝える場として、本店舗は単なる飲食店を超え、「人材育成」「文化継承」「制度活用」「共生」の交点として機能することを目指します。

制度でつながった5年の縁を、終わりではなく始まりに変えるー。

■G-FACTORY株式会社
本社   東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル33階
代表者  代表取締役社長 片平 雅之
設立   2003年5月20日
資本金  55,305,000円 (資本準備金341,532,620円)
市場   東京証券取引所グロース市場(証券コード 3474)
コーポレートサイトURL  https://g-fac.jp/

メディアサイトURL https://gf-support.com/media

■本件に関するお問い合わせ
G-FACTORY株式会社
担当部署 管理本部

TEL:03-5325-6868 

mail:info@g-fac.jp

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月2日 11時52分)

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