日本財団スポGOMI連盟
2025年8月23日(土) 若狭町・食見海水浴場にて開催
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全9チームが、制限時間の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2025 福井県大会』を8月23日(土)に開催いたしました。
世界的に深刻化する海洋ごみの約8割は、陸(街)から流出しているとされています。生活者一人ひとりが意識を持ち、行動に移すことが解決への大きな一歩となります。スポGOMI甲子園は、私たちの生活と海洋ごみ問題のつながりに気づくきっかけとなることを目指して開催し、未来を担う高校生たちが「高校生ごみ拾い日本一!」を決める大会として、予選を勝ち進んだチームが後日全国大会へ出場します。

イベント概要
・日程:2025年8月23日(土)8時30分~11時30分
・開催場所:若狭町食見海水浴場(福井県三方上中郡若狭町世久見)
・参加人数:1チーム3名×9チーム=27人
・主催:一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
・運営:一般社団法人福丼県プロジェクト
・共催:日本財団
・後援:若狭町
優勝は若狭高校の「若狭ゴミンピアン」!拾ったごみの総量は圧巻の14.19kg!
全9チームが参加した福井県大会。昨年から連続出場の1チームが有利かと思われましたが、初出場の若狭ゴミンピアンチームが序盤から圧倒的なリードを奪いました。昨年出場のチームも必死に食らいつきましたが、最後までその差は縮まりませんでした。結果、若狭ゴミンピアンチームは、ごみ総量14.19kg/1944.5ポイントを獲得し、準優勝チームに662.5ポイント差をつけて優勝。11月末に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。


福井県大会で集められたごみの総量は60.25kg
青い海と緑の木々の森が広がる、若狭町・食見海水浴場。ごみとは無縁と思われるここにもごみはありました。スポGOMI甲子園の会場となった海水浴場は穏やかな波が打ち寄せる海岸ですが、海を浮遊してきた海洋ごみがあちこちに散乱し、せっかくの景観を台無しにしていました。そんな様子を見た参加者の1人は「ここに打ち寄せられたごみは海洋ごみのごくごく一部で、この何万倍ものごみが世界の海には漂っているんですよね」と言っていました。スポGOMI甲子園は、海洋ごみ問題全体から見たら小さな存在ですが、この参加者のようにスポGOMI甲子園への参加を通じて、海洋ごみ問題に思いを寄せる人を1人でも増やすことで、海洋ごみ問題に対して貢献していきたいと強く思いました。


優勝チーム「若狭ゴミンピアン」コメント
「僕たちの誇りである若狭の海を綺麗にできて良かったです!11月に東京で行われる全国大会は、東京を綺麗にしようと思います」。
<団体概要>
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
ごみ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらごみを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までごみを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に寄与することを目的としております。
一般社団法人福丼県プロジェクト
どんぶりイベント会場全店舗で『土に埋めると3か月で自然分解される100%天然素材【プラスチック・スマート対応製品】』の器を使用することで「プラスチックフリー」を実践。年間を通して約300店舗の賛丼店と食イベントやテレビ告知を通し多くの方に知っていただき、かつ福丼県のホームページを通して、店舗・店舗来客者・消費者の意識を「ポイ捨てしない」「リサイクルする」・「プラスチックごみを無くしていく」という意識に2024年度以上に「CHANGE」させ「CHANGE FOR THE BLUE」を全国へ拡げていくプロジェクト。

■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
※「スポGOMI甲子園」は、日本財団の助成事業です。
