平成住宅株式会社
平成住宅株式会社(本社:東京都豊島区)が運営する「ホテル 艶(EN)」が新たにワンフロア(5階3部屋)を「自分の部屋」のように寛げる空間にリニューアルしました。ポイントは、従来のギラギラしたイメージを払拭。ラブホテルが池袋の新たな文化拠点へと進化するため、皆で話し合う場【池袋ラブホ会議】を、9月21日(日)に開催します。
ラブホテルのこれからについてや今まで避けられがちだった話題や本音など、自分の部屋で仲間と話すように気軽に語り合える場をつくります。
(当イベントは事前登録制となっております。当日ご登録がない場合はご入場いただけませんので、何卒ご了承ください。なお、18歳未満の方はご登録いただけません。)


-
開催日時:2025年9月21日(日)14:00〜17:00
-
会場: 池袋「ホテル 艶(EN)」
-
参加費: 2500円(事前登録制)※ホテルの部屋代含む
-
内容:多様なテーマのトークセッション/ファシリテーター
401号室:ラブホテルを面白がる会 ~行列ができる部屋を皆で考えよう~/面白がる会主催 唐品 知浩さん
402号室:ラブホテルの民俗学/民俗学研究者 岸澤 美希さん
403号室:ラブホで話す性のお話 ~おうちで皆どう話してる?~/お茶の間性教育 ゆきえってぃさん
501号室:ラブホの魅力とこれからについて語ろう/ラブホテラー 内野 未唯さん・フロントのおばちゃん 雑賀 由香さん
502号室:カラダのモヤモヤほぐす部屋 ~性の健康って?生理・セクシュアルヘルス・フェムケアアイテムを見てみよう~(女性限定) ※生理用品・尿漏れ対策・セクシャルウェルネスアイテムなど展示予定/ランドリーボックス 西本 美沙さん
503号室:ラブホについての女子のホンネ(女性限定) /Podcast番組 YOMOYAMA TALKS かちこさん
※テーマ・部屋などは変更の場合もございます。
■背景
日本では、家庭環境などの理由から自宅で十分なプライバシーを確保しにくい場合があり、ラブホテルの存在自体が「若者はなぜプライベートな空間を求めるのか」「その必要性は何か」を考えるきっかけになります。さらに、日本ではいまだに性教育や性的プライバシーに関する議論がオープンではありません。
もしラブホテルが若者にとってもっと身近で利用しやすい存在になれば、カップルのためだけでなく、友人同士が安心して過ごせる空間としての活用や、性に関する情報を発信する場としての可能性も広がります。ラブホテルを通して若者が社会や文化について語り合う機会が生まれ、少子化などの社会問題を考えるきっかけとなれば、大きな意義があるのではないでしょうか。
私たちは、そのようなきっかけとなる「開かれた場」をつくっていきたいと考えています。
■ポイント
設計・リノベーションだけでなく、豊島区の空き家店舗支援事業コーディネーターなどまち作りの提案や運営なども行っている日神山氏がリニューアルだけでなく、今回のイベントをプロデュース!

日神山晃一
有限会社日神山内装 代表取締役
株式会社シーナタウン 代表取締役
筑波大学芸術専門学群建築デザイン科卒業
株式会社船場・株式会社丹青社等、店舗設計企画会社を経て
池袋を拠点に飲食店・美容室・飲食店・物販店舗等の設計・施工を手掛ける。
日本工学院専門学校インテリアデザイン科講師
有志と立ち上げた池袋のまちづくり会社「株式会社シーナタウン」では
まち宿&シェアキッチン「シーナと一平」、ブルワリーパブ&ギャラリー「NishiikeMart」等の施設を運営。現在はエリアを越えた場所・空間・まちづくりの提案をおこなっている。
おもしろい才能があぶりだされ、交わり、チャレンジできる拠点づくりがモットー
■コメント
「私は池袋を拠点に、店舗や空間デザインに携わりながら、まちづくり活動をしています。
今回、あるラブホテルのオーナーから、「若い人、特に女性が心からここで過ごしたいと思える場所にしたい」という熱い想いを聞きました。そのラブホテルとしてのプライドと、真剣な眼差しに心を動かされ、設計だけでなく、これからのラブホテルや「性」について、オープンに話し合える場をつくりたいと考えています。
ラブホテルは、まちづくりにおいて、どこかアンタッチャブルな存在として見過ごされがちです。それは「性」を扱う場所だからかもしれません。しかし、社会には歯止めのかからない少子化や、根深い性差による不平等や差別が残っています。こうしたすぐに答えが出ない問題に、皆で向き合い、対話する機会をつくることで、ラブホテルの未来、ひいては社会の可能性が見えてくるのではないかと感じています。」