株式会社Univearth
物流が経営課題として議論され、実質的な意思決定に繋がっている企業はわずか22%。多くが現場任せで、全社的な戦略を描けていない実態が浮き彫りに。

物流DXプラットフォーム『LIFTI』を運営する株式会社Univearth(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:谷口 臨太朗)は、荷主企業の物流業務従事者を対象に、「経営層の物流戦略への関与に関する実態調査」を実施しました。本調査は、物流が企業の競争力を左右する重要な経営課題となる中、どの程度経営マターとして扱われているかを明らかにすることを目的としています。
調査の結果、60.5%の企業で経営層も参加する物流関連の会議体があると回答しました。しかし、そのうちの63.6%は「形式的なものに留まっている」と回答しており、物流が実質的な経営課題として議論されている企業は少数派であることが明らかになりました。
※本記事を引用する場合には、出典の明記をお願いいたします。
URL:https://www.lifti.jp/news/20250902
出典:【荷主企業の物流実態調査】物流戦略、経営層は本気か? 60.5%の企業で「経営層参加の会議体あり」と回答も、うち6割以上が「形式的」。
調査サマリー
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経営層が参加する物流関連の会議体が「ある」と回答した企業は60.5%(「あり、活用している」22.0%+「あり、形式的」38.5%)。
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しかし、その会議体が「形式的なものに留まっている」が 38.5%にのぼり、「定期的に開催し、経営判断に活用している」と回答した企業はわずか22.0% だった。
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4社に1社以上(26.5%)は、そもそも経営層が参加する会議体自体が「ない」と回答。
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多くの企業で物流が現場レベルの課題として認識され、全社横断的な戦略として捉えられていない可能性が示唆された。
調査概要
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調査主体: 株式会社Univerth
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調査期間: 2025年7月1日〜7月20日
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調査方法: インターネット調査
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調査対象: 荷主企業の物流業務従事者
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有効回答数: 200
調査結果詳細
経営層も参加する物流戦略に関する社内の会議体や仕組みはありますか?(n=200、単一回答)

総括・考察
今回の調査結果は、多くの企業において物流が依然として「コストセンター」として捉えられ、経営戦略の中核に位置づけられていない現実を浮き彫りにしました。「2024年問題」やサプライチェーンの寸断リスクなど、物流が事業継続そのものを脅かしかねない時代において、この状況は極めて憂慮すべき事態です。
会議が「形式的」に終わってしまう背景には、議論の土台となる客観的なデータが不足していることが一因として考えられます。勘や経験則に基づいた報告では、経営層を巻き込んだ戦略的な意思決定には繋がりません。物流をコスト部門から企業価値を創造するプロフィット部門へと転換させるためには、経営層がリアルタイムに物流の現状をデータで把握し、未来を予測できる仕組みが不可欠です。当社が運営する『LIFTI』は、物流業務の効率化を支援するDXプラットフォームです。
■お問い合わせ
資料に関するご質問やLIFTIに関する詳細は、以下よりお問い合わせください。
・株式会社Univearth
・電話番号:06-7712-2708
・メールアドレス:mkt@univearth.co.jp
■株式会社Univearthについて
株式会社Univearthは、物流業務の効率化と透明化を実現するためのDXプラットフォーム『LIFTI』を運営しています。
公式HPはこちら:https://www.univearth.co.jp/
■LIFTI carriers(運送会社向け)
運送会社の業務効率化を支援するプロダクトで、以下の機能を提供しています。
・受発注の効率化により、電話やFAX業務を大幅削減
・協力会社の輸送状況をリアルタイムで確認
・受領書をデジタルで自動生成・共有
・配車割り当てを直感的に操作可能にし、業務負担を軽減
・サービスの詳細はこちら: https://www.lifti.jp/carriers
■LIFTI partners(荷主向け)
荷主企業向けに設計されたプロダクトで、物流業務全体の透明化と効率化をサポートします。
・基幹システムと連携し、転記作業なしで配送依頼を可能に
・運送会社の配車状況を確認し、物流の透明性を確保
・請求書の一元管理で照合作業を効率化
・サービスの詳細はこちら:https://www.lifti.jp/partners
■LIFTI line(荷主向け)
荷主企業向けに設計された実運送サービスで、以下の機能を提供しています。
・実運送×システムの一体型で「ワンクリック車両手配」
・コスト削減と効率アップを両立する物流運用
・受領書・請求書も自動生成&Web上で一元管理
・配送状況の可視化とリスク管理で「責任所在」を明確化
・情報漏洩などのセキュリティ対策に対応
・サービスの詳細はこちら:https://www.lifti.jp/line
■運送会社パートナー募集
「LIFTI line」の全国展開に向けて、運送会社とのパートナーシップを積極的に構築していきます。
・募集ページはこちら:https://www.lifti.jp/line/contact-for-logistics
■会社情報
会社名:株式会社Univearth
代表者:谷口 臨太朗
資本金:2億1,900万円(資本準備金を含む)
設立:2019年2月15日
所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田二丁目4番13号
事業内容:物流DXプラットフォーム『LIFTI』の開発