Urban Innovation JAPAN
行政・社会課題解決プロジェクト「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」 実証期間は2026年1月末まで

アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県神戸市 代表:中西雅幸)が運営をサポートする、山口県が取り組む協働実証「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」(CCY)において、協働企業8社が採択・発表されました( https://cc-yamaguchi.jp/ )。2025年9月-2026年1月を協働期間とし、年度内に報告をまとめる予定です。
■「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」とは
UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、2018年の兵庫県神戸市における取り組みを皮切りにこれまで全国の自治体とプロジェクトに取り組んできました。山口県の実証プロジェクト「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI(CCY)」は2021年から始まり今年で5年目となります。
山口県では、デジタル化は地方においてこそ、より大きな進展を果たさなければならないと考えています。デジタル技術を活用して地域が抱える様々な課題の解決や新しい価値の創造を行い、これまでよりも豊かで安心・安全に暮らすことができる山口県の未来を目指して、本県ならではのデジタル改革を進めています。
山口県及び県内市町、外郭団体の抱える諸課題について、共に解決に取り組む企業の募集を行ったところ59社から61件のご提案をいただき、その中から協働企業として下記の8社を決定しました。今後、行政と企業が協働して、住民参加による実証実験等を行います。
■実証実験を行う課題と採択企業

自動車税も軽自動車税もまとめてOK!24時間365日どんなツールでも、どこでも確認できる!
車両のナンバープレートの番号と車台番号を入力することで、「納税証明が出せる状態か出せない状態か」を即時に回答するオンラインシステムを構築し、車検代行事業者と自動車保有者の利便性向上と職員の業務軽減を図りたい。(課題詳細はこちら)
所管:山口市 市民税課
※山口県税務課(自動車税所管)も共同で実証に参加
採択企業:株式会社九州ソフタス


空き状況をリアルタイム表示!誰もが使いたくなる交流プラザへ!
紙ベースの申請・管理となっている交流プラザ(旧公民館)の貸館業務について、オンライン申請と貸館状況のリアルタイム表示システムを構築し、業務効率化と利用者の利便性の向上を図りたい。(課題詳細はこちら)
所管:長門市 市民活動推進課

災害対応は時間とのたたかい!スマートな樋門管理で少しでも早く的確な対応を
デジタル技術を活用し、急激な水位変化や天候にも迅速に対応できる樋門管理体制を構築することで、町全体の防災力向上と職員の負担軽減を図りたい。(課題詳細はこちら)
所管:平生町 建設課
採択企業:株式会社センサーズ・アンド・ワークス




■「Urban Innovation JAPAN」とは

Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は神戸市から生まれ、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・事業者をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。
DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年にはグッドデザイン賞を受賞しました。
▼これまでの事例(24自治体 2025年9月2日時点)

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