ホームスクール&ホームエデュケーション家族会
長崎大学 教育開発推進機構・岡田佳子准教授が監修、教育ジャーナリスト・おおたとしまさ氏も推薦!
ホームスクール&ホームエデュケーション家族会は、『わたしたちのホームスクール~子どもがいちばん安心できる場所で自分らしく学ぶ~』をAmazon Kindleにて2025年9月2日(火)に発売します。
「ホームスクール」という学びの選択肢をご存知でしょうか?
家庭を拠点に学ぶ多様な学び(オルタナティブ教育)の一つです。
試行錯誤の末、ホームスクールを実践することになった11家庭にインタビュー!
ホームスクールのリアルをギュギュっと詰め込んだ電子書籍です。

Q.子どもが「学校に行きたくない」と言い出したら?
A.「ホームスクール」という学びの選択肢もある!
ここ数年、増え続けている不登校の子どもたち。既存の学校以外に、子どもたちの学びの場が充実しているかというと、必ずしもそうとは言えない現状があります。
わが子が「学校に行きたくない」と言い出した。「学校が合わない、でも他の場所や他の学び方は合うかも……」と感じる。そんなときは、学びの選択肢の一つとして、ホームスクールという学び方を取り入れてみてもいいかもしれません。
「ホームスクール」って、なに?
家庭を拠点に学ぶ多様な学び(オルタナティブ教育)の一つです。子ども一人ひとりのニーズやペースに合わせて自由に学びの形を変えていけるのが魅力です。
「ホームスクールに関する情報を日本全国に届けたい!」という思い
日本でホームスクールを実践している家庭は、まだ多くありません。ホームスクール&ホームエデュケーション家族会では、「ホームスクールに関する情報を全国のご家庭に届けたい」という思いで、今回の電子書籍プロジェクトを立ち上げました。
ホームスクールを実践する国内外の11家庭に取材を実施!
今回の書籍では、ホームスクールを実践する国内外の11家庭に取材を実施。それぞれの家庭のリアルな取り組み、試行錯誤の末に生まれた工夫、そして親や子ども自身の本音などを収録しています。
また、誰もが悩むゲームや動画との付き合い方や、学校とのやりとり、社会とのつながりをどうつくるかなど、ホームスクールにおけるさまざまな疑問に対する家族会なりの答えも掲載しました。
さらに、ホームスクールが教育の選択肢として正式に認められている海外でホームスクールを実践している2人のインタビューも掲載しています。
「ホームスクールって実際どうなの?」「親の負担が大きそう……」「自分の子どもに合う学び方を知りたい」などの悩みや不安に寄り添い、具体的なヒントをお届けします!
ホームスクールに関するあんな疑問、こんな疑問も、Q&Aで多数掲載!
「学校に行かないのって法律違反?」「家庭で学ぶ場合、制度や支援はどうなる?」などという制度面の疑問についても、丁寧に解説しています。
他にも、ホームスクールに関する以下のような疑問に対し、各家庭なりの答えを掲載しています。
・親の仕事はどうしてるの?
・親自身のメンタルを保つ秘訣は?
・学校のやりとりはどうしたらいい?
・生活リズムの整え方は?
・進路にはどんな選択肢があるの?どうやって選ぶの?
・学習方法や教材について、具体的な情報を知りたい!
【目次】

変わりゆく今の時代における教育のあり方を見つめ直すヒントが満載!
教育関係者や支援に関わる方も必見!
本書籍は、HSC、発達特性を持つ子どもなど、様々な理由で学校が合わないと感じる子どもを抱える多数のご家庭が登場します。そんな子どもたちと、学びのきっかけを見つけようと試行錯誤を重ねる親たちのドキュメンタリーでもあります。学校で与えられる学び方から一旦離れて、子ども自身で学びの種を見つけていくプロセスは、今までの教育の”当たり前”を見直すきっかけになるでしょう。
各家庭の取材を通じ、実生活の中で自ら学びのモチベーションを見つけ、興味のあることを探究していく子どもたちの姿が見られました。子ども一人ひとりの個性に即したカリキュラムを親も一緒に考え、組み立て、実践していく営みを詳しく綴っています。
子ども一人ひとりの個性を見つめるとはどういうことか?どのような学び方が最適なのか?これからの時代に求められる教育を考えるヒントがきっと見つかります。教育関係者や支援に関わる方々も必読の書籍です。
長崎大学 教育開発推進機構生涯教育センター・岡田佳子准教授が監修!
教育ジャーナリスト・おおたとしまさ氏も推薦!
本書は、長崎大学 教育開発推進機構生涯教育センターの岡田佳子准教授に監修していただいております。また、『不登校でも学べる』(集英社新書)などの著書である、教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏が本書へ推薦のお言葉を寄せてくださいました。
◆監修者・岡田佳子准教授:「学びをあきらめない」ということ
本書では発達障害や学習障害、あるいは HSC(Highly Sensitive Child)と呼ばれるひといちばい敏感な子どもなど、発達特性を持つ子どもが登場する事例も少なくありません。学校という標準的な教育の枠組みの中では力を発揮しにくい子どもたちが、家庭という柔軟な環境の中で自分に合った学びを見出し、継続している姿は、教育の本質を問い直すきっかけを与えてくれます。
日常生活の文脈に根ざす形で学びの動機が生まれ、子どもが自ら問いを立て探究を深めていくホームスクールの実践は、ポストAI時代における教育のあり方を考えるうえでも一定の意義をもっています。
本書は、個々の家庭が子どもの学びを継続させてきたプロセスを可視化しています。これらは単なる体験記録にとどまるものではありません。そこには保護者がどのように子どもの学びを支え、環境を整え、社会との設定を模索してきたのかという具体的な道のりが刻まれています。これらの記録は、現在の教育制度がもつ課題を浮き彫りにする資料であると同時に、制度の外に存在する多様な学びの可能性を示す知見としても位置づけられます。不登校の子どもをもつ保護者にとっては励ましや参考となり、教育関係者にとっては学校外の学びを理解するきっかけとなるでしょう。
◆教育ジャーナリスト・おおたとしまさ氏:「学びとは何か?」という本質を問いかける
「勉強しなさい」と言うより「空が青いね」と言うほうがよほどいい——。
本書の中のさりげないこの一文に、ホームスクーリングとは何か、学びとは何かが凝縮されています。
学びの形はひとそれぞれです。当たり前なのに、学校に通わせているとつい忘れてしまいがちなことを、本書は思い出させてくれます。「学びとは何か?」という本質を静かに問いかけます。
自分自身の学びに出会えたとき、子どもはきらきらと輝くのだということが、臨場感あふれる体験談から、理屈抜きでわかります。
キラキラした場面ばかりではありません。ままならない現実やそれにともなう迷いも包み隠さず描かれています。だからこそ説得力が違います。

ホームスクール&ホームエデュケーション家族会とは

日本におけるホームスクール&ホームエデュケーションの認知度向上を目的とした当事者組織です。
ホームスクーラーマップに登録している家族の有志が中心となり、2021年1月に設立しました。
現在は、定期的なオンライン保護者交流会や全国アンケート、書籍プロジェクトを運営しています。
将来的には各家庭への経済的支援を求める活動に繋げていきたいという目標を持ち、繋がり作り&客観的な教育研究資料作りに取り組んでいます。
※ホームスクーラーマップとは
ホームスクーラー同士を繋ぐ架け橋として作成されたグーグルマップです。
(発案者 小田恵さん)
【本書概要】
タイトル:『わたしたちのホームスクール~子どもがいちばん安心できる場所で自分らしく学ぶ~』
発売日:2025年9月2日(火)
価格:1,250円(税込)
刊行形態:Amazon Kindle
Amazon販売ページ:https://amzn.asia/d/cShLKGq
著者:ホームスクール&ホームエデュケーション家族会
【本件に関するお問い合わせ】
ホームスクール&ホームエデュケーション家族会
URL :https://sites.google.com/view/hshefamily
メールアドレス:hshezn@gmail.com