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Dynatrace、自律型インテリジェンスへの道を切り開く「第3世代プラットフォーム」を発表

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Dynatrace合同会社

~クラウドネイティブ、AIオブザーバビリティ、ログ管理の新機能により、運用のさらなる簡素化とイノベーションの加速を実現~

AI駆動のオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォームを提供するDynatrace(NYSE: DT、日本支社:東京都千代田区、日本支社代表執行役社長:徳永 信二)は、この度、第3世代プラットフォームの重要な進化を発表しました。これにより顧客は、同プラットフォームの機能の価値をより一層引き出すことが可能になります。このプラットフォームは分析、AI、自動化の力を融合することで、オブザーバビリティの概念を再構築し、自律型インテリジェンス(人手を介さず、ビジネス目標に関連するIT運用上の課題を、自動的にかつ正確に診断し解決する自己進化型知能)への進展を促進します。すでに数千社ものエンタープライズ顧客がこの第3世代プラットフォームを活用しており、データを意思決定へ、そしてその意思決定を即時かつインテリジェントなアクションへと変換しています。

Dynatraceは大規模で動的かつ複雑なビジネス環境の要求に応えるため、オブザーバビリティの概念を再定義しています。これにより、単なるインサイトの提供を超えて、IT、クラウド、セキュリティ、ビジネスオペレーション全体にわたる自動化を推進しています。

DynatraceのCTO兼創業者であるBernd Greifenederは、次のように述べています。

「当社はオブザーバビリティの価値を高め、AIの未来を見据えた基盤を構築しています。この第3世代プラットフォームは、コンテキスト(文脈)に沿った膨大な量のオブザーバビリティデータをリアルタイムのAIナレッジへと変換し、実行可能なインサイトと自動化を生み出すことで、自律型インテリジェンスへの道を切り開いています」

第3世代プラットフォームで利用可能な新機能:

今日のデジタル経済において、企業はクラウドネイティブアーキテクチャ、分散システム、AI駆動型アプリケーションによって、爆発的に増加するデータに直面しています。Dynatrace第3世代プラットフォームの中核には、オブザーバビリティ、セキュリティ、ビジネスデータをシームレスに統合する、並列処理型のデータレイクハウス「Grail」があります。これにDynatraceのAI駆動型分析と自動化を組み合わせることにより、企業はテレメトリーを正確なビジネスインサイトとインテリジェントな自動アクションへと変換できます。Dynatraceのオブザーバビリティプラットフォームに追加された新機能は、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境におけるシームレスな運用を重視し、ビジネス成果の最大化を推進します。主な新機能は、以下の通りです。

●クラウドネイティブとAIネイティブによる開発の加速:

  • 開発者は、サーバーレスおよびクラウドアーキテクチャからのデータをセルフサービスで簡単に取り込み・分析可能になります。Dynatraceは、一般的なクラウドパターンのデータ可視化を簡素化し、業界唯一のLive Debuggerにより、本番環境のデバッグを革新します。このLive Debuggerは、数千の同時開発者セッションに対応可能な非停止型ブレークポイントを備えており、プライバシー保護にも対応しています。

  • DynatraceのMCPサーバは、AIが支援する開発ワークフローにリアルタイムのオブザーバービリティデータを直接取り込むことを可能にし、設計の最適化、セキュリティ態勢の強化、または IDE を離れることなく問題のデバッグを行うことができます。 

●エージェント型AIを活用した予防的な運用  

  • Davis AIによる自動の根本原因分析と修復機能が拡張され、エージェント型AIを活用した予防的運用および自動修復機能を、複数チームをまたぐ複雑なシナリオにも適用可能になります。これは、ガイド付きトラブルシューティング、対話型のリコメンド、自然言語による「説明と要約」機能が追加され、ITOps、SRE、プラットフォームエンジニアリング、DevSecOps、開発チーム間の連携を効率化します。

  • Davis CoPilotによって、ユーザーは自然言語インターフェースで高度な分析、ワークフローやダッシュボードの作成、他のテクノロジーやソリューションとの統合を容易にします。

 ●変革的なログ管理体験:

  • Dynatraceはログアプリの改良とDavis CoPilotを通じて、他のオブザーバビリティデータとのコンテキスト(文脈)におけるあらゆるログの即時分析という独自機能を拡張し、これまでデータ内に埋もれていたインサイトと回答を引き出します。

  • Dynatraceは、保持期間ベースおよび使用量ベースの両方に対応した柔軟な価格モデルと、常時オンのホット/ホットストレージを導入しており、最大10年間の保持が可能です。

  • Dynatraceは、1日あたりペタバイト規模のデータを取り込み・管理する能力を実現しており、企業全体のログを、シンプルかつ自動でコンテキスト(文脈)に基づき解析できます。また、新たに提供されるセキュアなKubernetesログ収集機能により、クラウドネイティブ環境でのセットアップが簡素化されます。これは、従来の競合製品で必要だった複雑なテレメトリの分離、ストレージ階層、インデックス、およびスキーマ定義といった作業を不要にします。 

Dynatraceの最高製品責任者であるSteve Tackは、次のように述べています。

「今後3年間で世界中のデータ量は2倍になると予測されているほか、ますます動的で複雑化するデジタルエコシステムとAIの台頭を前に、企業には、“可視性”以上のソリューションが求められています。今回発表した新機能は、企業のチーム全体がつながりを理解し、デジタルシステムを継続的に改善できるよう支援するための、プロアクティブかつインテリジェントな自動化を実現するために設計されています」

Dynatraceは、AI搭載システムと高度な自動化を統合することで、データを行動へと変え、成果につなげる支援をしています。

お客様の声

エールフランスKLMのITオペレーション&クラウド変革担当シニアバイスプレジデントJos Kerssens氏は、次のように述べています。

「DynatraceのAIおよび予測機能は他社との差別化要因でした。どのような問題が発生しても迅速に対応できるという自信があり、運用や収益への影響を大幅に軽減できます」

TELUSのサイト・リライアビリティ担当ディレクター、Kulvir Gahunia氏は、次のように述べています。

「TELUSにとってAIはデジタルトランスフォーメーション戦略の中核です。Dynatraceとのパートナーシップは私たちの能力強化に大きく貢献しています。当社のエージェント型AI施策とDynatraceのAIオブザーバビリティ機能を組み合わせることによって、開発・運用のワークフローを最適化できました。この協業によって、インシデント対応を見地からプルリクエスト作成まで数分で処理できるようになりました。こうしたAI技術の統合を通じて、ダウンタイムを削減しながら、イノベーションを推進し、目に見えるビジネスインパクトを実現しています」

パートナーエコシステム

DynatraceはDXCなどの業界リーダーと提携し、影響力をさらに拡大しています。これらの提供により、企業のイノベーションと運用の卓越性を加速するための最適化されたソリューションを提供し、Dynatraceの「ビジネス成果の再定義をする」という使命を支えています。

DXC Technologyのエンタープライズアプリケーション部門グローバルGMであるJames Taylor氏は、次のように述べています。

「DXCの企業変革の専門知識とDynatraceの次世代オブザーバビリティプラットフォームを組み合わせることによって、アプリケーションのモダナイゼーションとAI駆動型インサイトの力を最大限に活用できるよう支援しています。Dynatraceの『グローバル・パートナー・オブ・ザ・イヤー』として、DXCは、複雑さの解消、イノベーションの推進、大規模におけるよりスマートかつ迅速な意思決定の実現を、グローバル規模で先導する立場にあることを誇りに思います」

アナリストの声

theCUBE Researchのクラウドネイティブ、データプラットフォーム、インフラストラクチャ担当マネージングディレクター兼主席アナリストであるRob Strechay氏は、次のように述べています。

「Dynatraceの第3世代オブザーバビリティプラットフォームは、モダンでクラウドネイティブかつAI駆動の環境における複雑性の管理において、大きな前進を示しています。高度なAI機能によってデータを統合し、ワークフローを自動化することで、Dynatraceは企業が運用上の課題に対処するだけでなく、大規模な自律運用を可能にします。このアプローチは、組織が複雑さを明確に捉え、イノベーションの新たな機会を開放し、測定可能なビジネス成果をもたらす方法を再定義しています」

新機能の詳細は以下をご覧ください:

Dynatrace第3世代プラットフォーム:自律型インテリジェンスの世界のために構築されたプラットフォーム(Bernd Greifeneder著)(英語)

補足資料

  •  ビデオ:「自律型インテリジェンスの世界へ:Dynatraceの最新プラットフォーム機能を探る」     Bernd Greifeneder(CTO)、Dana Harrison(TELUS)、Kulvir Gahunia(TELUS)、Rob Strechay(theCUBE Research) 

  • ブログ:「自律型インテリジェンスのために構築されたDynatrace第3世代プラットフォーム」(Bernd Greifeneder著) 

  • ビデオ:「これからのオブザーバビリティとは何か」 

  • ビデオ:「第3世代プラットフォームが開発チームに与える価値」 

  • ビデオ:「インテリジェンスが求められるクラウドネイティブのスケーラビリティ」 

DynatraceおよびDynatraceロゴは、Dynatrace, Inc.グループ会社の商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

© 2025 Dynatrace LLC

Dynatraceについて

Dynatrace (NYSE:DT)は、現代のデジタルビジネスのためのオブザーバビリティ(可観測性)を進化させ、複雑化する現代のデジタルエコシステムを強力なビジネス資産へと変革することを支援しています。AIによって強化されたインサイトを活用することで、Dynatraceは組織がより迅速に分析・自動化・イノベーションを実現し、ビジネスを推進できるようにします。Dynatraceがどのように組織のビジネスを支援できるか、詳細はこちら( https://www.dynatrace.com/ja/ )をご覧ください。

将来の見通しに関する記述についての注意事項

本プレスリリースには、Dynatraceの機能やDynatraceを使用することで組織に期待される利益に関する記述を含む、1995年私募証券訴訟改革法の意味における特定の「将来予想に関する記述」が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述には、過去の事実ではないすべての記述、および「予定」、「期待」、「予想」、「意図」、「計画」、「確信」、「追求」、「推定」、および類似の意味の言葉によって識別される記述が含まれます。また、これらの将来の見通しに関する記述は、当社の計画、意図、期待、戦略、見通しに関する現在の見解を反映したものであり、現在入手可能な情報および当社が行った仮定に基づいています。当社は、これらの将来見通しに関する記述に反映されている、または示唆されている当社の計画、意図、期待、戦略、見通しは妥当であると考えていますが、これらの計画、意図、期待、戦略が達成または達成されることを保証するものではありません。

実際の結果は、将来見通しに関する記述に記載されたものとは大きく異なる可能性があり、2024年8月7日に提出されたフォーム10-Q四半期報告書およびその他のSEC提出書類の「リスク要因」の見出しに記載されたリスクを含め、当社が制御できないさまざまなリスクや要因の影響を受けます。当社は、新たな情報、将来の出来事、またはその他の結果として、本書に含まれる将来の見通しに関する記述を更新する義務を負いません。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月3日 11時00分)

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