株式会社アイエスエフネット
一般社団法人アイエスエフネットベネフィット(拠点:東京都港区、代表理事:渡邉幸義、以下アイエスエフネットベネフィット)は、2025年8月21日(木)に障がい者の就労支援を行う豊橋事業所で、社員向けイベント「帰社会」を開催しました。帰社会は、アイエスエフネットグループが有する全国の障がい者支援事業所において、処遇改善や新たな制度導入の背景を職員に直接伝える場として位置付けており、今後も継続的に開催を予定しています。

本イベントは、物価高など社会情勢の変化を踏まえ、障がい者支援現場で日々高い専門性と責任を持って働く職員の処遇や、キャリア支援について理解を深めるために実施しました。
当日は代表理事が登壇し、業績連動型賞与制度の導入や待遇向上に向けた会社の方針について説明しました。また、職員からは働き方に関する質問や事業所での取り組みに関する相談などが寄せられ、活発な意見交換が行われました。
「福祉×IT×雇用」という複合的な社会課題に取り組むベネフィットの活動を、現場での対話を通じて、より多くの方に活動を知っていただく貴重な機会となりました。
今後も当法人は、職員一人ひとりが誇りを持って、長く安心して働ける職場づくりを進めてまいります。 また、利用者の皆さまにも、より安定した質の高い支援を提供できるよう、制度の運用状況についても継続的に検証・改善してまいります。
■「帰社会」とは
ベネフィットを含むアイエスエフネットグループが定期的に開催する社内イベントで、拠点ごとに社員が一堂に会し、組織の方向性やビジョンを共有する場となっています。部署や職種の垣根を越えて交流することで、組織としての一体感を高め、現場の声を経営に反映するための基盤づくりを目的としています。
◆法定雇用率の引き上げと現状について
障害者雇用促進法に基づき、2026年7月より民間企業における法定雇用率(※)が2.7%に引き上げられます。これにより、今後さらに多くの企業において障がい者雇用への取り組みが求められ、障がいのある方への配慮も、より一層重要になると考えられます。
一方で、一定規模以上の事業主には、従業員に占める身体障がい者・知的障がい者・精神障がい者の割合を法定雇用率以上にする義務がありますが、現時点でこの基準を満たしていない企業も多く、対応が課題となっています。
そのような中、アイエスエフネットグループでは、2024年4月より法定雇用率の引き上げを背景に、障がいのある方が長く働き続けられる環境づくりを支援する「チャレンジド総合定着コンサルティング」サービスの提供を開始いたしました。障がいのある方への業務の切り出しや教育方法に関する課題をお持ちのお客さまに、最適なご提案をさせていただきます。
サービス詳細はこちら:https://www.isfnet-services.com/fdm
(※)厚生労働省 令和5年度からの障害者雇用率の設定等について
◆一般社団法人アイエスエフネットベネフィットについて
アイエスエフネットベネフィットは、障がい者が将来的に企業へ就労するための訓練や就労機会をつくる事業を行っています。また、グループホームを運営し、障がい者の暮らしを支え、地域での自立を目指しています。支援員が利用者にあったペースで就労に向けて一人ひとりをしっかりとサポートしています。
アイエスエフネットベネフィットHP:https://www.isfnetbenefit.com/
