辰巳出版株式会社
桃、桜、百合など和の花と、チューリップ、バラ、ラナンキュラスなど洋の花を組み合わせた、モダンな生け花作品がSNSで人気の「花ならい」のカレンダーが新登場。

「花ならい」は、社会人として働く傍ら“週末だけの生け花作家”として活動する安達力さんが主催する生け花教室。伝統を意識しつつも流儀にとらわれない自由な作風が特徴です。SNSは総フォロワー約8万人と人気を博し、日本国内はもとより世界各国から生徒を迎えています。
安達さんの作品には、椿や桜といった和の花だけでなく、チューリップやバラ、ゼラニウムなど身近に感じられる花も多く使われています。町のお花屋さんに売っている花たちが小さな器に生けられた作品は、伝統的で格式高いイメージの生け花とは少し異なり、私たちのライフスタイルに自然に馴染む作風です。
カレンダーでは、表紙などを含め選りすぐりの14点を掲載しています。玄関、化粧室にも飾りやすい、コンパクトな壁掛けカレンダーです。



結婚を機に京都に移住した安達さんが、ときに可愛らしく、ときにダイナミックに季節の花を生ける作品は、ただ花の美しさを伝えるだけでなく、自然の風景をそのまま切り取ったような、その季節の風やにおいまでをも感じられるような魅力があります。
また、掲載作品の一つひとつに、使用している花の種類と器、生ける際のポイントや見どころなどの解説が付いているので、カレンダーを見ながら自分なりの生け花を生けてみる、という楽しみ方もできます。

2月 如月
花:桃、椿
器:中田誠 作(京都)
【作品解説】
桃の枝の直線を生かし、春を迎える喜びを表現します。一方で、足下に咲く椿は厳しい寒さがまだ残っていることを暗示します。
葉にもある椿の美しさですが、椿らしさを失わないよう、葉は間引いています。

5月 皐月
花:姫百合、鉄線、マリーサイモン
器:久田華子 作(京都)
【作品解説】
初夏となり、水温む季節を迎えます。
夏までの間は、花も緑も濃いものを選びます。
姫百合は高めに、ベースとなる鉄線やマリーサイモンは低めに配することで、水盤上の風景に強弱をつけます。
日付部分は月めくり、日曜始まり。祝日、六曜、二十四節気、月の満ち欠けを掲載。2026年のい1年カレンダーもついています。縦24cm、横16cmコンパクトなサイズながら、ちょっとした予定を書き込むスペースもあり、使い勝手のいいカレンダーです。

商品情報
商品名:生け花のある暮らし カレンダー2026
著 者:花ならい(安達 力)
発 行:2025年9月3日
定 価:1,430円(本体1,300円+税)
体 裁:中綴じ 240×160mm
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