公益社団法人日本青年会議所
~聴覚・視覚の障がいの壁を越えて楽しめる「感じる花火プロジェクト」の実施に協力しました~
公益社団法人日本青年会議所(所在地:千代⽥区麹町2丁⽬12-1 VORT半蔵⾨7F、会頭:外口真大、以下「日本JC」)は、8月30日に放送された『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』(日本テレビ系)内の企画において、聴覚・視覚に障がいのある方も楽しめる「感じる花火プロジェクト」の実施に協力いたしました。

日本JC初!『24時間テレビ』への特別協力・連携企画
日本JCでは、小学生向けサッカー大会「MJS presents JCカップ U-11 少年少女サッカー大会」を毎年開催しています。今年度は、お互いを理解し、尊重し合う共生社会の実現に向けて子どもたちが他者と共生できる人財へと育成することを目指し、同大会内において一般財団法人全日本ろうあ連盟と連携して「デフ体験プログラム(聴覚障がい者の視点を体験する取り組み)」を展開しています。
『24時間テレビ48』の「感じる花火プロジェクト」は、夏の風物詩である花火大会を、誰もが楽しめる「バリアフリー花火」として、聴覚や視覚に障がいのある子どもたちと一緒に花火制作にチャレンジしました。今回のテレビ番組との連携は、日本JCが取り組む共生社会の実現に向けた取り組みの一環として、聴覚や視覚に障がいのある方々の社会的認知を全国放送を通して広げる重要な機会となりました。
この度の協力では、花火制作、キャスティング・スタッフィングなど、準備段階から携わり、誰もが楽しめる“バリアフリーな花火体験”の実現に貢献しました。
取り組み内容
「感じる花火プロジェクト」では、聴覚や視覚に障がいのある方も楽しめるように、通常より強い光を放つ花火を特別に制作したり、音を振動と発光で伝える球体型デバイス「サウンドハグ」を併用するなどして、打ち上げ花火を演出しました。
この企画の実施に至っては、日本JCが協力者のキャスティングやスタッフィング、花火制作、開催日当日の現場スタッフ配置など、準備段階から参画し、安全で円滑な実施に努めました。



今後の展開
今回の協力により、「誰もが共に感動を共有できる社会」のあり方を、全国の視聴者に提示することができました。地域で実施したインクルーシブな取り組みを全国規模で可視化できた点でも、意義深いプロジェクトとなりました。
日本JC では引き続き、MJS presents JCカップ U-11 少年少女サッカー大会を通じてデフ体験プログラムを推進し、あらゆる人が互いに理解し合える、共生社会の実現に邁進してまいります。
■「MJS presents JCカップ U-11 少年少女サッカー大会」ホームページ