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㈱エムフロ

育児と仕事の両立、最大の課題は突発対応と朝の慌ただしさ

株式会社エムフロ（本社：東京都渋谷区、代表取締役：北脇陽典）は、子育てママ300人を対象に「仕事復帰時の不安に関する意識調査」を実施し、そのデータを集計・考察しました。

育児休業制度や在宅勤務制度の整備が進み、出産後も仕事を続ける母親は年々増えています。

とはいえ、実際の職場復帰には、生活リズムの変化や家事・育児との両立、急な呼び出しや体調不良への対応など、日々の中で直面する現実的なハードルがあります。

そこで今回、株式会社エムフロ（https://www.mfro.net/）が運営するクラウディアアシスタント（https://craudia-assistant.com/）は、職場復帰を経験した子育てママ300人を対象にアンケートを実施し、復帰のタイミング、復帰前に抱えていた不安、復帰後に大変だったこと、支えとなった存在、そしてこれから復帰を控える人へのアドバイスを聞きました。

日々奮闘するママたちの声からは、復帰の現状と、安心して働き続けるために必要なサポートの姿が浮かび上がりました。

※データの引用・転載時のお願い

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「クラウディアアシスタント」の公式サイトURL（https://craudia-assistant.com/）へのリンク設置をお願い致します。

【調査概要】

調査対象：出産後に職場復帰を経験した子育て中の母親

調査期間：2025年8月8日～12日

調査機関：自社調査

調査方法：インターネット調査

有効回答数：300人

回答者の年代：20代 11.7％／30代 66.3％／40代 20.0％／50代以上 2.0％

調査目的：職場復帰における不安・課題・支援の実態を明らかにし、企業・家庭・社会の支援施策検討に資すること

【調査結果サマリー】

復帰時期は「子どもが1歳前後」が最多で、8割以上が乳幼児期に復帰
復帰前の不安は「家事や育児と仕事の両立」と「子どもの体調不良」が突出
復帰後は「急な呼び出し」と「朝のバタバタ」が日常的な二大負担
支えは「配偶者・家族の協力」が最多、保育園や職場制度も大きな役割
復帰するママへは「無理せず働ける環境を選んで」が最も多いメッセージ

仕事復帰したのはいつ頃ですか？

職場復帰の時期として最も多かったのは「子どもが1歳前後のとき」で、全体の54.3％を占めました。

次いで「保育園・幼稚園に入園したタイミング」が30.0％と続き、乳幼児期に復帰するケースが8割を超える結果となりました。

一方、「出産後すぐ（〜半年以内）」の早期復帰は11.7％と少数派であり、「小学校入学以降」の復帰は3.7％にとどまりました。

この結果から、多くの家庭が育休終了や入園時期を復帰の節目としており、特に1歳前後は制度利用や保育園入園準備といったライフイベントが重なる重要な時期であることがわかります。

仕事復帰前に不安だったことは何ですか？

仕事復帰前に感じた不安で最も多かったのは「家事や育児と仕事の両立」で、65.7％の回答者が挙げました。

続いて「子どもが体調を崩したときの対応」が61.7％と高く、日常的な負担や突発的な欠勤への懸念が大きいことがわかります。

また、「自分の体力やメンタルの不安」（38.7％）、「保育園・預け先の確保」（35.0％）、「ブランクによるスキル・知識の不安」（32.3％）も一定数の支持を集めました。

これらの結果から、職場復帰を前に多くのママが時間管理や体調面の不安に加え、預け先確保やキャリア面の影響まで幅広く懸念していることが浮き彫りとなりました。

実際に仕事復帰して「一番大変だったこと」は何ですか？

最も多かったのは「保育園からの急な呼び出し」（34.0％）。

子どもの体調不良など突発対応が業務の中断やスケジュール調整を招き、復帰直後の大きな負担になっています。

次いで「朝の準備と出勤のバタバタ」（27.0％）が続き、家事・身支度・送迎・通勤が重なる「朝のピーク」が日々のストレス源である実態が見えました。

さらに「職場の人間関係・会話の再適応」（15.0％）や「自分の時間がなくなること」「家事分担の不十分さ」（各7.7％）など、心理的・家庭内の課題も無視できません。

一方で「特になかった／想定内だった」（1.3％）もわずかに見られ、事前の準備や周囲の理解が十分なケースでは負担の顕在化を抑えられる可能性が示唆されます。

総じて、突発的呼び出しへの業務設計（代替要員・在宅切替・柔軟シフト）と、朝の負荷を下げる家事分担やタイムマネジメントの仕組み化が、復帰後の継続就業を左右する重要ポイントと言えます。

【「その他」と回答した方のコメント一例】

・「在宅ワークだったので、子どもを見ながら仕事を進めるのが一番大変でした」

・「必ず月に1、2回は子どもが園で風邪やウイルスをもらってきて、体調不良で休むこと」

・「子どもの風邪がうつり休むことが増えた」

・「急な休みのときに周りには申し訳なくなる」

・「帰ってからの夕飯作り」

仕事復帰を支えてくれた存在・仕組みは何ですか？

最も多く挙がったのは「配偶者・家族の協力」（46.7％）で、日常的な家事・育児の分担や生活面でのサポートが復帰の基盤となっていました。

次いで「保育園・幼稚園のサポート体制」（39.7％）や「ママ友・同僚など同じ境遇の人」（29.0％）が続き、育児環境や人間関係の支えが復帰後の生活を支える重要な要素となっていることが分かります。

また「会社の制度（時短、在宅など）」（27.3％）や「実家・親族の支援」（24.0％）も多くの回答を集め、家庭・地域・職場の各側面からの支援が総合的に機能している様子がうかがえます。

ほとんどの人が複数の回答を挙げており、多くの人が幅広い支援源を活用していることが明らかになりました。

これから復帰するママに伝えたいことは？

これから職場復帰を迎えるママへのメッセージとして、最も多く挙げられたのは「できるだけ無理しない働き方を選んでほしい」（29.0％）でした。

無理をせず、自分や家族の生活リズムに合った働き方を選ぶことが、長期的なキャリア継続につながるという考えが多く見られます。

次いで「大変だけど働いて得られることも多い」（24.3％）が続き、復帰後の大変さの中にもやりがいや成長の機会があると前向きに捉える声も目立ちます。

また「事前に準備・調整しておくと安心」（18.0％）や「自分や家族のタイミングを最優先で」（14.0％）など、計画性と家庭との調和を重視する意見も多く寄せられました。

さらに「意外となんとかなるので、心配しすぎなくて大丈夫」（12.7％）という経験に基づいたメッセージもあり、過度な不安を抱かずに一歩を踏み出すことの大切さを伝えています。

これらの声が、職場復帰を控える方々の不安を少しでも和らげ、新たな一歩を踏み出す後押しとなれば幸いです。

考察・まとめ

本調査から、多くのママが乳幼児期に職場復帰し、家事・育児と仕事の両立や子どもの体調不良への対応を大きな課題として感じていることが明らかになりました。

復帰後は突発的な呼び出しや朝の時間的負担が日常的なストレスとなる一方、家庭・保育機関・職場といった複数の支援源を活用している姿も見られます。

これから復帰を迎えるママにとっては、働き方やサポート体制を事前に整えることが、安心して仕事を続けるための重要なポイントです。

企業や社会全体で、柔軟な勤務制度や緊急時対応の仕組みを整えることが、働くママのキャリア継続を後押しする鍵となります。

※データの引用・転載時のお願い

株式会社エムフロについて

株式会社エムフロは、クラウドソーシング「クラウディア」や自社メディア運営を通じて、Webマーケティング支援や業務効率化の提案を行う企業です。創業以来20年にわたり培ってきたメディア運営とマーケティングノウハウを活かし、企業の成長とユーザーの働き方の多様化を支援しています。

【会社概要】
社名：株式会社エムフロ
所在地：〒150-0011 東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東 4階
代表者：代表取締役北脇陽典
設立：2004年9月
資本金：5,000万円
事業内容：クラウドソーシング事業、Webメディア運営、マーケティング支援、システム開発
URL：https://www.mfro.net/

【運営サービス】

・総合型クラウドソーシングサービス – クラウディア

https://www.craudia.com/

・クラウディアアシスタントサービス

https://craudia-assistant.com/

・クラウディア専門家記事監修サービス

https://app.craudia.com/lp/expert

・クラウディア導入事例制作サービス

https://jirei-seisaku.com/

・クラウディア医療ライティング/医師監修サービス

https://app.craudia.com/lp/medical

・クラウディア取材/撮影サービス