株式会社ベネッセコーポレーション
世界有数のオンライングラフィックデザインソフトとの連携により、スライド作成時の表現力と管理の利便性がさらに向上
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市,代表取締役会長兼社長:岩瀬大輔)は、小中学校向け ICT 学習ソフト「ミライシード」内に搭載する協働学習アプリ「オクリンクプラス」とオンライングラフィックデザインソフト「Canva」の連携機能をリリースいたします。
「ミライシード」は2025年3月現在全国の小中学校のおよそ35%にあたる10,200校・360万人以上の児童生徒に活用されています。今回の連携は、協働学習用アプリ「オクリンクプラス」の授業利用での効率性を向上させるとともに、児童生徒の表現力と主体的・対話的で深い学びをより一層充実させることを意図したものです。
今回の連携機能では、優れたグラフィックデザイン機能を持ち小中学校での活用も多い「Canva」で作成したスライドを、「オクリンクプラス」内でシームレスに活用でき、さらに「Canva」で作成した成果物の管理をミライシード内で行うことも可能にいたします。
この連携により、教員の両ソフト間にわたるデータ管理の負荷をおさえながら、児童生徒は「Canva」の豊富なテンプレートや素材を使ってより表現力の高いプレゼンテーションを行うことが可能になり、「オクリンクプラス」の協働的な学習の指導環境がさらに充実します。今後は、ICT支援員の連携など、両者の連携をさらに進めていくことを構想しております。
また、今後、当社では今回の連携に関するウェブセミナー等を今後行う予定です。詳しくはミライシードファンサイト等(https://bso.benesse.ne.jp/miraiseed/fansite/index.html)でお知らせいたします。
当社では「ミライシード」のより一層の利便性向上に向け、アプリケーションの改善や他のサービスとの連携を今後も進めてまいります。
■オクリンクプラス×Canva連携の概要
「オクリンクプラス」内で連携に関わる利用設定を行うと、メニューバーに「Canva」ボタンが表示され、再ログインの必要なく「Canva」で作成したスライドをカードとして挿入することができるようになります。(下図)

「オクリンクプラス」内でカードとして取り扱うことができるため、教員と児童生徒や、児童生徒同士でカードを送りあったり、コメントやリアクションを付けあったりすることができ、協働学習に活用できます。また、このカードは成果物としてミライシードに保存されるため提出物の管理や、子どもたちの活動の見取りとしても活用することができます。
■ミライシードについて(サービスの概要)
ベネッセコーポレーションでは、小中学校向けに、一斉学習・協働学習・個別学習それぞれの学習場面に対応した、小中学校向け ICT学習ソフト「ミライシード」を提供しています。
「ミライシード」は、AIを搭載したデジタルドリル「ドリルパーク」、CBT形式の単元テスト「テストパーク」、直観的な操作で子どもが自由に考えを表現でき、個別学習・協働学習・振り返りに活用できる授業支援アプリ「オクリンクプラス」など複数のアプリを搭載し、教育のDX化をサポートします。
2025年3月現在、「ミライシード」は、全国の小中学校のおよそ35%にあたる10,200校・360万人以上の児童・生徒にご活用いただいています。

▶「ミライシード」ウェブサイト:https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/
▶「ミライシードファンサイト」先生向け活用支援サイト:https://miraiseedfansite.benesse.ne.jp/
■「オクリンクプラス」について
「ミライシード」内に搭載した協働学習用アプリです。個別学習・協働学習・振り返りがひとつのアプリ内で完結できます。2024年度より提供を開始しました。
児童・生徒には、シンプルな機能と直感的な操作性をもって個人の思考を深め、まとめる、自由に表現できる環境を提供し、子ども主体で学び合う授業環境をサポートします。
また、教員向けには、子ども一人ひとりへ最適な指導ができるように、全員の提出物を一覧で管理や、個別の添削やコメントも行えるなどの機能も搭載しています。
