レクシスネクシス・ジャパン株式会社
知的財産部門とビジネスリーダーが、自然言語で信頼性の高い特許分析をよりシンプルかつ迅速に活用
レクシスネクシス・ジャパン株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:パスカル・ロズィエ)のIPソリューションズ部門であるLexisNexis Intellectual Property Solutionsは、本日、特許情報分析ソリューションの「LexisNexis® PatentSight+」に新しいAIアシスタント 「Protégé™(プロテジェ)」 を搭載予定であることを発表しました。Protégéは、知的財産のプロフェッショナルだけでなく、イノベーションをリードする事業・研究開発部門や、経営層向けに設計されており、平易な質問文で、世界の特許データと学術的に検証された指標に基づき、迅速に図表やグラフなども交えた回答を得ることができます。

“「Protégé in PatentSight+」は、顧客が特許データと向き合う方法を一変させます。PatentSight+の強みをより多くのユーザーに提供し、企業全体でより迅速かつ的確な意思決定を可能にします。”
と LexisNexis Intellectual Property SolutionsのCEOであるAndrew Matuch(アンドリュー・マトゥーク)氏は語ります。
従来の特許分析に伴う煩雑さを軽減するために設計されたProtégéは、複雑なクエリ構築やフィルタ設定、比較軸の選択といった作業を不要にします。ビジネス上の質問を文脈で解釈し、PatentSight+から適切なデータを抽出、可視化したデータに適切な解説を加え、戦略的インサイトとして提示します。これにより、分析の厳密性を損なうことなく「問い」から「戦略」への移行を加速します。
Protégéは汎用的なAIチャットボットではなく、PatentSight+が提供する構造化された高品質なデータと高度な分析に基づき、戦略的意思決定を支援するために特別に設計されています。Protégéは質問を解釈し、知財特有の分析ロジックを適用して迅速にインサイトを返します。各回答には利用された検索クエリが添付され、PatentSight+内で完全に再現可能です。
また、権利者情報の正規化や法的状態の追跡を含む9,000万件超の特許ファミリーレコードを備えたPatentSight+の統合グローバルデータベースを活用しています。結果は取締役会レベルの資料として即利用可能なビジュアルで提供され、訴訟、財務報告、規制当局への提出、取締役会での意思決定などにおいて信頼される業界水準の信頼性を担保しています。そのため、知財部門のみならず、事業・研究開発部門、企業の成長戦略に携わる幅広い関係部門にも活用可能です。直感的な操作により、先進的な特許インサイトへのアクセスを拡大し、市場評価、イノベーションのベンチマーク、知財資産と事業戦略の整合を可能にします。
Protégé in PatentSight+は、2025年10月より、現行のPatentSight+ユーザーおよびLexisNexis AI Insiderプログラム参加者を対象に、限定的に先行トライアルを提供予定です。一般提供開始は2025年11月を予定しています。将来的には、出願情報や標準必須特許(SEP)の統合、チームごとのワークフロー最適化、高度な技術定義ワークフロー、カスタムデータ統合など、機能拡張を計画しています。
また、レクシスネクシスは、9月10日(水)~9月12日(金)に東京ビッグサイトで開催される『2025知財・情報フェア&コンファレンス』に出展します。当社ブースにて実機デモンストレーションやプレゼンテーションを行いますのでぜひお立ち寄りください。

【Protegeに関する詳細】
URL: https://www.lexisnexisip.jp/products/protege/