Ozone合同会社
無音のDJイベント「サイレントフェス」を大和市立図書館で初開催!読みながら踊れる新感覚読書エンターテイメント!「踊れる文学」をテーマにした文芸公募コンテストも開催中。
Silent it(運営:Ozone合同会社)は、専用のワイヤレスヘッドホンを用いた”世界一静かなDJイベント”「サイレントフェス®」を、2020年度に生活ガイド.com主催の調査で選ばれた”日本一利用したい図書館”「大和市立図書館」にて開催する、音楽と読書を掛け合わせた新企画「踊れる文学」を発表しました。

「踊れる文学」3つのポイント

踊るための読書
本イベントでは参加者へ専用のヘッドホンをお渡し、図書館内から選んできていただいた本を片手に、音楽と読書を同時に楽しむことができます。踊るための読書という新しいエンターテイメント体験。

約50万冊の膨大な蔵書から踊れる文学を選ぶ
参加者はDJの流す音楽を聴きながら、図書館内の本を探すことができます。踊るための本という未開拓の視点から、新たな本と出会うきっかけを創出します。

文学と音楽の新たなエンターテイメント
当日は「踊れる文学」という未開拓のジャンルをテーマにした空間、ダンス、映像などの演出を施します。また「踊れる文学」をテーマにした小説や短歌などを広く公募する文芸コンテストも同時開催中。文芸に新たな入り口を開きます。
イベント概要
開催日時:
2025年 10月25日 (土) 16:00~19:00
会場:
大和市立図書館 4階(大和市文化創造拠点シリウス内)
住所:
神奈川県大和市大和南1丁目8−1
アクセス:
小田急江ノ島線・相鉄本線 大和駅から徒歩3分
参加費:
無料
ご予約方法:
下記ページより要事前予約
https://silentfes95.peatix.com/
*定員に達し次第、受付終了となります。
*先着順となりますのでお早めにご予約ください。
運営体制:
主催/企画制作:Silent it
協力:大和市立図書館
プロデュース/クリエイティブディレクション:

文芸コンテスト/出演DJ公募コンテストも開催中
《文芸コンテストについて》
「踊れる文学」をテーマにした3000字以内の文芸作品を10月5日まで公募しています。
小説、詩、エッセイ、戯曲、評論、オールジャンルで幅広く募り、最優秀賞となった作品は製本し、イベント時に参加者全員に配布させていただきます。
《DJコンテストについて》
「踊れる文学」の公募出演枠にて9月12日までDJ公募をしています。
プレイ時間は1人1時間。BPMやジャンルの縛りはありませんが、各々「踊れる文学」というテーマを解釈し、マッチしたプレイを考案していただきます。
企画背景
近年、図書館の利用者数は全国的に減少傾向にあり、文化庁の調査でも成人の6割以上が「月に1冊も本を読まない」と回答しています。書店数もこの10年で約3割減少し、若い世代を中心に「知らない本と出会う機会」そのものが失われつつあります。
メディアの主流は映像となり、情報はますます高速化しています。さらにコロナ禍以降、長文を読むことが難しいと感じる人も増えました。
一方で、AIが個人の嗜好に最適化した情報を届ける時代だからこそ、フィルターバブルの外側にある「知」と出会える“本がある場所”は、世界を閉ざさないための光明とも言えます。
狭い世界で人は攻撃的になり、広い世界で人は優しくなれます。穏やかな世界のために、未知との遭遇は重要です。
小説を書き、その異世界をフェスを中心とした体験に開く「体験小説」を作り続けてきた私自身にとっても、読書体験の裾野を拡張することは大きなテーマでした。分断されゆくこの時代と、自身の作風における新たな活路を模索するなかで、この企画が生まれました。
――「踊れるのは音楽だけでしょうか?いいえ、文学も。」
活字を追う眼差しのリズム、ステップを刻むような語感、思わず拍手したくなる展開、ページをつまむ指先のフィルイン。実は読書は、静かなダンスです。
「踊れる文学」は、その読書に秘められたグルーヴを音楽で解き放つ、オルタナティブな読書体験の実験です。これまでにない切り口から図書館や本との接点をひらき、静寂と熱狂が共存する空間をつくることで、世代や背景を問わず誰もが新たな本と出会える機会になることを目指しています。
Silent itについて

Silent itは今年で10周年を迎える日本最大のサイレントイベントブランド。専用のワイヤレスヘッドホンを使って、あらゆる騒音問題を解決します。
無音のDJイベント「サイレントディスコ」どこでもできる映画上映会「サイレントシネマ」ブース来場者にクリアな音を届けることができる「サイレントトーク」など全国各地300箇所以上で自社保有の専用機材を用いて様々な課題を解決してきました。

場所×音楽の可能性を最大化
書店以上に減少傾向にある都内の銭湯に対して”風呂とフロアを沸かす銭湯フェス”「ダンス風呂屋」を2017年に提案し、各所で話題沸騰。銭湯でのカルチャーイベントの火付け役となりました。
アメミヤユウについて

読むのではなく、生きる文学を書く、体験作家。
やがて訪れるかもしれない未来を、小説に。
小説として書いた仮想の世界を、現実に体験できるものとして開く。
その体験は、フェスティバルや、イマーシブシアター、展示や映画など、様々。
参加者は、物語の世界にいる自分として、その場を見て、立ち居振る舞う。
その集合が、1つの仮想世界を、一時的にその場に出現させる。
五感全体で仮想の世界を味わう生きる文学は「体験小説」という名前で数々の作品を展開。
たとえば
”aiが神になった世界”を書いた体験小説『KaMiNG SINGULARITY』
“人が植物に輪廻する世界”を書いた体験小説『RingNe』
長編は3年間、仮想の世界の住民として物語の世界を共に生きる。
短編では
”泥の国”『Mud Land Fest』
”風呂もフロアも沸かす踊れる銭湯”『ダンス風呂屋』
など、1日のみの体験も。
日本におけるサイレントディスコの先駆者としても知られ
日本最大のサイレントイベントブランド「Silent it」及び
”そうぞう機会を最大化する”クリエイティブ企業「Ozone」の代表を務める。
手掛けた企画は全国各地で計100以上に及び
日本テレビ「世界一受けたい授業」TBS「日曜日の初耳学」など
多数のメディアで特集され、独自の世界観が多くの反響を呼ぶ。
鎌倉時代の祭礼から着想を得た「鎌倉四響祭」は東京2020オリンピックなどと並びJACEイベントアワードにノミネート。
50年先の未来を書いた「超知能がある未来社会シナリオコンテスト」では佳作を受賞。
クリエイティブディレクターとして全国各地の企業、行政と
アートとビジネスの領域を横断した作品や事業を展開しつつ
畑で農作、DJ、小説、映画、生前葬、リレーショナルアートの創作に勤しむ。
場としては
2020年に「逃げBar White Out」を横浜に
2025年には「Ozone荘」を小田原エリアに立ち上げ
過去制作してきた世界をハレからケに反転させている。
逃げ場づくり、逃亡幇助をライフワークとし過去4度、自身の生前葬を行う。
逃げながら、創りながら、あわいを流れて生きている。