威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)
〜台湾の半導体、電子、工作機械、電機など産業界及び企業の最新動向を分析する〜
ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2025年9月第1週号を発行しました。
今号では、米国による20%相互関税の発動で台湾中小企業が直面する深刻な影響と2451億元規模の生産減少リスク、工作機械・ファスナー・紡織産業が進める転換・再編・ブランド化を軸とした突破戦略、台湾積体電路製造公司(TSMC)など世界のハイテク企業を支える補助電源装置メーカー安葆国際実業(アンパワー)の事例、さらに鴻海精密工業が東元電機(TECO)に1割出資しAIデータセンター事業での異業種連携を強化する最新動向など、台湾製造業が直面する課題と新たな成長機会を多角的に取り上げています。

<新刊ハイライト>
https://www.ys-consulting.com.tw/research/123892.html
【トピック1】
米国の相互関税20%、台湾中小企業に深刻な打撃
米国が発表した対米輸出製品への20%相互関税により、台湾の従来型製造業は存亡の危機に直面。自動車用ファスナー、紡織、工作機械など中小企業が中心の輸出産業は大幅な生産減少が見込まれ、経済部は2451億元の減産を予測している。
【トピック2】
台湾工作機械・ファスナー・紡織産業、突破戦略は転換・再編・ブランド化
米国関税と台湾元高を受け、工作機械や部品業界ではM&Aや事業持株会社化による再編が進行。さらに国際市場での競争力強化には、政府による自動化・AI導入補助や国際マーケティング支援を通じたブランド力向上が不可欠とされる。
【トピック3】
安葆国際実業(アンパワー)、TSMCなどハイテク大手を支える補助電源装置
ディーゼル発電機やUPSを手掛けるアンパワーは、TSMCやASE、AUO、ホンハイなど世界100拠点以上に補助電源装置を設置。近年はバイオガスや水素発電などクリーンエネルギー分野にも進出し、台湾初の副生水素活用システムを導入。再エネ普及に向け政策提言も進めている。
【トピック4】
鴻海、TECOに1割出資しAIデータセンター事業で連携
鴻海精密工業は東元電機(TECO)に10%出資し、AIデータセンター向けのサーバー製造から冷却・電機工事までを一括提供する体制を構築。米国政府調達資格を持つTECOウェスチングハウスを通じ、米国の「スターゲート計画」に参画する可能性もあり、サプライチェーン統合の動きとして注目されている。

<新刊ハイライトのバックナンバー>
https://www.ys-consulting.com.tw/research/l/86/213/

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【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
・日本語台湾経済ニュース、機械業界ジャーナル配信
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