emole株式会社
現代の家族といじめ問題を加害者家族、被害者家族双方の視点から描く、意欲的セミフィクションが「BUMP」にて独占配信
ショートドラマアプリ「BUMP」を運営するemole株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役:澤村直道)は、しろやぎ秋吾による人気コミック『娘がいじめをしていました』(KADOKAWA)を実写化した「BUMP」オリジナルショートドラマを2025年9月3日(水)19時より「BUMP」独占で配信開始しました。原作コミックは電子売上が1億円を突破し、SNSでは「胸がつまる」「これは他人事じゃない」といった声が多数寄せられ大きな話題となりました。

「もしも我が子がいじめっ子だったら、あなたはどうしますか?」――。
本作は、娘がいじめの加害者だと知った母親の葛藤と、SNSでの誹謗中傷、崩れゆく人間関係の中で、解決の見えない現実に向き合う家族の姿を描きます。いじめる側、いじめられる側、それぞれの親の視点が交錯し、単純な善悪では割り切れない問題の根深さを鋭く問いかける、意欲的ヒューマンドラマです。
予告編URL:https://youtu.be/ACojyKLvbTY
■歪んだ現実が交錯する、実力派キャスト陣
葉丸あすか演じる主人公・赤木加奈子は、自身も過去のいじめによって心に癒えぬ傷を抱える母親。我が子がいじめの加害者だと知った時、その悪夢が呼び覚まされ、「顔も見たくない」と娘を突き放すほどの絶望に堕ちていきます。劇団「柿喰う客」で培われた観る者の心を掴む表現力で、加害者の親という出口のない暗闇をさまよいながらも、それでも唯一の味方であろうとする母親の壮絶な愛と葛藤を体現します。
その娘・赤木愛を演じるのは、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の好演も記憶に新しい竹澤咲子。母親の前では無邪気な笑顔を見せながらも、クラスという閉鎖的な空間では同調圧力に屈し、幼馴染をいじめてしまうという役どころ。いじめる側からいじめられる側へと転落する中で、自らの罪の重さと向き合うことになる多感な心を、その確かな演技力で演じきります。
被害者の母・馬場千春役には、映画『ちはやふる』などの話題作から数々の舞台に至るまで、その繊細な表現に定評のある実力派、村上穂乃佳。不登校の我が子を守りたい一心で、正義を盾に赤木親子を追い詰めるものの、次第に憎しみへと染まっていく役を演じます。被害者でありながら、いつしか加害性を帯びてしまう母親の苦悩と矛盾を圧巻のリアリティで表現し、観る者に強烈な問いを突きつけます。
近年では俳優業に留まらず、プロデュース、脚本、演出など多岐にわたり活動している今井隆文が演じるのは、加奈子の夫・赤木裕介。当初は「子ども同士の行き違い」と問題を軽視し、妻の苦しみに寄り添いきれない、どこにでもいる”普通の父親”。「BUMP」オリジナルショートドラマ『五反田ほいっぷ学園』のコミカルな役柄から一転、家族の悲劇を前にした時の無力さや戸惑いを実直に演じ、物語に深みを与えます。
そして、この悲劇の引き金となる被害者・馬場小春を演じるのは、多くのテレビドラマにも出演する若き実力派・田中乃愛。セリフの少ない難役の中、心の傷の深さと絶望を繊細に表現し、観る者の胸を締め付けます。
実力派キャストが織りなす、息をのむような感情のぶつかり合い。そのすべてが、「もしも自分だったら」という重い問いとなって、あなたの胸に突き刺さります。
■「BUMP」オリジナルショートドラマ『娘がいじめをしていました』 あらすじ
「もしも我が子がいじめっ子だったら、あなたはどうしますか?」
幸せな日常を送っていた母・加奈子のもとに、突然かかってきた一本の電話。”娘の愛(まな)がいじめをしてる”という、信じがたい知らせだった。親子で謝罪訪問するも、被害者の小春は不登校が続く。
やがてSNS上に”加害者・赤木愛”の名が晒され拡散されていく。
「うちの子に限って」そう信じていたはずなのに…。
過去にいじめを受けた加奈子は、加害者の親という現実に打ちのめされる。そして保護者会で明かされる真実は、想像を超えていた――。
「どんな時でも、母親として娘の味方でいるべき…?」
解決の見えない現実に向き合う家族が選んだ選択は――。
■作品概要

作品名 |
『娘がいじめをしていました』 |
配信開始日時 |
2025年9月3日(水)19:00(全30話) |
配信先 |
ショートドラマアプリ「BUMP」 |
出演 |
葉丸あすか(赤木加奈子)、竹澤咲子(赤木愛)、村上穂乃佳(馬場千春)、今井隆文(赤木裕介)、田中乃愛(馬場小春)他 |
制作スタッフ |
監督:葛里華 エグゼクティブプロデューサー:澤村直道(emole) コンテンツプランナー:澤村里紗(emole) プロデューサー:島袋響(emole)、三浦菜月美(MMJ)、川崎一輝(MMJ)、大金康平(MMJ)、金永治 制作プロダクション:MMJ 製作:emole |
■原作情報
『娘がいじめをしていました』
著者:しろやぎ秋吾
発売日:2023年3月30日
価格:紙書籍 本体1,350円+税 電子書籍 希望小売価格1,200円+税
発行:株式会社KADOKAWA
ISBN:978-4-04-682118-8

■著者・しろやぎ秋吾先生コメント
作品が5月には舞台になり、この度ショートドラマにしていただくことができとても嬉しく思います。いじめという重たいテーマの作品ですが、誰もがスマホを使うようになり簡単に人を傷つけてしまうことができる今だからこそ沢山の人に見てもらえたら幸いです。
ドラマの制作に関わってくれた皆様、本当にありがとうございました。
■出演者プロフィール・コメント
葉丸あすか(赤木加奈子役)

劇団「柿喰う客」所属。第6回クォータースターコンテストでグランプリを獲得した山西竜矢監督『さよならみどり』主演で映像デビュー。その後、映画『劇場』『泣く子はいねぇが』、ドラマ『有村架純の撮休』など話題作に次々と出演。葛里華監督作品にも常連として名を連ね、気鋭の監督たちからの信頼も厚い。三池崇史監督『妖怪大戦争ガーディアンズ』や、安田章大・黒木華と共演した舞台 『閃光ばなし』など、舞台から映像までジャンルを問わず活躍。
<コメント>
『娘がいじめをしていました』はその名の通り、いじめをした加害者側の親の視点で描かれる、今まであまりなかった作品だと思います。主人公の加奈子は、娘の行動に戸惑い悩みながらも懸命に何とかしようともがきます。
その姿を見て、「もし自分の子どもにいじめの問題が起きた時どうすべきか?」と感情を揺さぶられることになるのではないでしょうか。
葛里華監督はじめ素敵なスタッフ陣によって、ハラハラドキドキな作品になっております。原作を知っている方にも初めての方にも、多くの方に届くと嬉しいです。
竹澤咲子(赤木愛役)

2014年生まれ。東京都出身。5歳からジョビィキッズに所属し芸能活動を開始する。ドラマ『おとなりに銀河』(NHK)、『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』(EX)、『光る君へ』(NHK)、『虎に翼』(NHK)、『こころ忍術 ポポまるっ!』(NHKEテレ)では初主演を務める。その他、映画、CM、TVなど多方面で活躍中。
<コメント>
私にとって初挑戦の役でした。愛の気持ちをどうやって表現したら良いか、お母さんの気持ちや友達の気持ちもたくさん考えて役と向き合いました。撮影中は、葛監督、葉丸さんはじめ、共演者の皆さんとスタッフの皆さんがとても優しく、とてもあたたかい現場でした。作品を通して改めて感じたのは、自分がされて嫌なことは相手にも絶対にしてはいけない、ということです。お母さんと愛の会話や、それぞれの気持ちの変化にも注目して観ていただけたら嬉しいです。
村上穂乃佳(馬場千春役)

1995年、愛媛県出身。
映画:『みとりし』(監督:白羽弥仁、2019)、『誰かの花』(監督:奥田裕介、2021)
ドラマ:NTV『ボイスII 110緊急指令室』、テレビ東京『シェフは名探偵』、NHKよるドラ『彼女が成仏できない理由』
舞台:『あの子より、私。』(作・演出:岸本鮎佳、2022)、『相談者たち』(作・演出:山内ケンジ、2017)、城山羊の会『萎れた花の弁明』(作・演出:山内ケンジ、2023)、最近ではJAバンク『地域とつながる』篇や再春館製薬所の最新CMに出演。2025年には映画『道草キッチン』の公開を控える。
<コメント>
いじめという題材はとても重く、誰もが目を背けたくなる現実です。今回、いじめに遭う子どもの母親役を演じる中で、どんな困難に直面しても子どもを信じて共に歩む強さや、その存在の大切さを改めて感じました。
子供の成長を見守る中での葛藤や悩みがどんなものか。まだなったことのない”母”について深く考える時間になりました。
それぞれの家族の在り方を、感じていただければと思います。
今井隆文(赤木裕介役)

1985年7月27日生まれ、東京都出身。2007〜2019年まで「劇団プレステージ」のリーダーとして出演・作・演出を手がける。以降、舞台『いつぞやは』、『ドードーが落下する』、映画『アナログ』の出演や、世界中で大ヒットしたNetflix『忍びの家 House of Ninjas』では原案、出演で参加。今年はドラマ『ゴールドサンセット』(WOWOW)、『俺の話は長い ~2025・春~』(NTV)、『しあわせな結婚』(EX)のほか、「メルカリ ハロ」、「ACジャパン」TVCMにも出演中。
<コメント>
自分のことは自分の身に起きていることなのでわかりますが、家族のことは正直わからない。
話を聞いても、それが本当かそうじゃないのか? は本人にしかわからない。
私自身、今年で小学校1年生になった子供がいるので、すごくタイムリーというか、「いじめ」について心配することも多々あります。学校生活の中で、本当に些細なことが「いじめ」につながり、加害者、被害者、どららにもなり得ることはあるのでは?と考えていたので、今回の作品は、子を持つ親として気が気がじゃないというか、作品の中でとにかくヒリヒリしていました。
子供を信じたい気持ちと、信じ切れない揺れが描かれていると思います。
田中乃愛(馬場小春役)

2013年生まれ。東京都出身。0歳から芸能活動を始める。
主な出演作に、連続テレビ小説『なつぞら』『エール』(NHK)、
大河ドラマ『麒麟がくる』『鎌倉殿の13人』(NHK)、『ブルーモーメント』(CX)、『PICU 小児集中治療室』(CX)、『家政夫のミタゾノ』(EX)などがある。
<コメント>
私が演じさせていただいた小春は、大人しめで、物静かな性格です。
大好きな幼なじみの愛ちゃんやクラスメイトとの出来事のお話で、台本を頂いて読んだ時に、沢山考えたことがありました。
1番印象に残っているのは、小春の心の中にある本当の気持ち・思いを自分の母に伝えるシーンです。
このシーンでは自分が本当に小春だったら・どういうふうに思いを伝えたら良いのかを考えながら、自分と小春を重ね合わせて演じました。
仲が良い同級生の中で何があったのか。それぞれがどんな気持ちでいたのか、いじめにあった子がどんな気持ちで過ごしていたのか。そしてどういう結末を迎えるのか。是非小春だけではなくみんなの気持ちについて考えながら・注目しながら観てほしいです!
■制作陣からのコメント
監督:葛里華
<コメント>
『娘がいじめをしていました』の監督を務めました葛と申します。
私にとって初めての挑戦も多く、たくさんの方に支持されている原作の良さを映像ならではの形で伝えられるよう、「いじめ」について、そして母のあり方について悩みながら演出しました。
今回も素敵な役者の方、スタッフの方に恵まれ、葉丸さんが加奈子の揺れ動く感情を余すことなく表現してくださり、とても豊かな作品になったと思っております。
観てくださった方の人生において何かを考えるきっかけに本作がなれば、何より嬉しく思います。
脚本:山科有於良
<コメント>
悪い人間を一方的に糾弾するストーリーは「スカッとする」いま流行りのコンテンツです。でも現実にはどちらか一方が完全に悪いことなんてほとんどない。誰でも間違いを犯すし、勿論自分も例外ではない。自分が正しくない側に立った時、何が見え何を考えるのか。『娘がいじめをしていました』はそんな普遍的で辛い想像を描いた物語です。
しろやぎ秋吾さんが漫画で描かれたものを、どうすればショートドラマとして面白い表現になるのか考えるのはとてもやりがいのある仕事でした。許せないことを許すのは難しいけれど、誰かが終わらせなければ終わらない。憎しみの連鎖もこの物語のテーマの一つですが、今の時代にふさわしい、身近な物語だと思います。
監督の葛さんはじめ、キャスト・スタッフの皆さんのお力でとてもすてきな作品が出来上がりました。スカッとはしないかもしれませんが、お楽しみいただければ幸いです。
コンテンツプランナー: 澤村里紗(emole)
<コメント>
しろやぎ秋吾先生の原作『娘がいじめをしていました』を読んだとき、加害児童の保護者視点でいじめを描くという切り口に強い衝撃を受けました。
いじめは子ども同士の問題に見えがちですが、その裏側には親や周りの大人たちの葛藤もあるんだと改めて気づかされました。
親としての愛情と、人としての感情。その間で揺れる姿を多くの方に伝えたいと思い、実写化に挑戦しました。
完成した映像を観たとき、登場人物それぞれの想いに自然と感情移入してしまい、胸が締めつけられる瞬間が何度もありました。
いじめは誰にとっても他人事ではありません。このドラマが、いじめの問題について蓋をせず真剣に考えるきっかけになれば嬉しく思います。
プロデューサー:島袋響(emole)
<コメント>
この企画のはじまりは、昨年6月まで遡ります。原作を読んだとき、学生時代とも重なり、苦しさを感じながらもこの家族がどうなってしまうのだろう…と一気に読み終えたことを覚えています。
そこから、ご縁が重なった皆さんと大切に紡ぎ、ついに公開の日を迎えることができました。作中に出てくるそれぞれの家族・親・子の間で生まれる、善悪では片付けられない葛藤。それでも向き合う姿。脚本、演出、芝居が重なり合い、私は涙を堪えることができませんでした。
2学期始まりの季節、今日もどこかで”いじめ”という現実に、悩んだり、苦しんだりしているひとがいます。そして、今もどこかで”いじめの種”が生まれてしまっているかもしれません。
最終話までご覧になった方の心に、この話が問いかけること、残り続ける何かがあることを願っています。
最後に、ショートドラマ実写化を託していただいた、しろやぎ秋吾先生はじめ、KADOKAWAの皆さまに感謝申し上げます。
プロデューサー:三浦菜月美(MMJ/ネット配信・PR部)
<コメント>
これまでYouTube・TikTokドラマを何本かやってきましたが、1カットも総尺も短いショートドラマで、“小学生のいじめ”というセンシティブな内容を描ききるのはとても挑戦的なことだと思いました。
本作りでも「感情を丁寧に描きたい」と「テンポを落としたくない」の狭間でかなり悩まされました。
今回映画やCMを多くされているスタッフの方々と、舞台などでも活躍する俳優の皆様に、1カット1カット丁寧にこだわって画づくりをして頂いたことで、まるで1本の映画のような満足感と重厚感ある作品が完成しました。
編集スタジオで最終話を見終わった時、物語の生々しさと登場人物それぞれの立場に胸が締め付けられ、なんだか言葉を発しにくい感覚が全員の中にあったように思います。
子供がいる親御さんには少し苦しいお話かもしれませんが、ぜひ色々な年代の方に見ていただき、何か感じ取っていただけると嬉しいです。
■BUMPについて

「BUMP」はemoleが運営する総ダウンロード数240万回※を超える1話1分~3分の新しいショートドラマアプリです。ユーザーは、マンガアプリのように『待つと無料』で楽しむことができ、1話97円(税込)の課金や広告視聴でもドラマを楽しむことができます。ラブコメディから復讐系、ミステリーや青春純愛、アクションまでさまざまなジャンルの作品を配信しています。「BUMP」公式アカウントから発信するプロモーション告知用の切り抜き動画の再生回数は30億回※を超え、Z世代の女性を中心に幅広いユーザーに刺激的なショートドラマコンテンツをお届けしています。
※2025年8月現在
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■emoleについて

社名:emole株式会社
所在地:東京都目黒区下目黒2丁目23−7 日栄ビル1階
設立:2018年11月15日
代表者:代表取締役社長 澤村 直道