株式会社PR TIMES
エンタープライズプラン向け。部署・組織・拠点を跨いで1アカウントで運用が可能に

株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証プライム:3922、以下:PR TIMES)が運営するカスタマーサポートツール「Tayori」(読み:タヨリ)は、2025年9月3日(水)、エンタープライズプラン向けに権限機能の提供を開始いたしました。
エンタープライズプランにおいて、アカウントごとに閲覧・編集できるフォームやFAQを設定することができるため、複数のチームを跨いで「Tayori」を利用いただく際のセキュリティと利便性を向上します。
権限機能リリースの背景
Tayoriは2015年にサービスを開始し、ITに不慣れなユーザーでも使いやすく、低コストで複数の機能を使い放題で、カスタマーサポートをデジタル化できるという特徴から現在7万アカウント超にご利用いただいております。
Tayoriが実施したカスタマーサポート白書2025によると、ITサービス導入後の課題として「ユーザー教育やトレーニングの不足」「コストの負担が大きい」が1位2位と続いています。コロナ禍で一層急速に進んだデジタル化により社内ツールが増え、利便性が向上する一方で、運用が複雑となり結果として十分に使いこなせない影響も出てしまい、意図せぬコストが発生してしまうことが課題にあがります。
2023年には、サービスとしてこうした課題に対応できるよう、比較的大きな規模で一括導入いただくケースに対して、導入支援をはじめ複数部門での利用に向けたサポートを実施する「Tayoriエンタープライズプラン」を開始しました。エンタープライズプランは10名以上で問い合わせ対応に取り組むチームや、多拠点や複数部署で様々な用途でご利用いただいております。
一方で、導入する部署や拠点が増えていくことで、例えば人事部が管理するフォームはお問合せ内容を含めて人事部のみが見られるようにしたいという管理ニーズや、役割によって任せたい範囲が異なるため権限を分けたいといった要望をいただいていました。
今回エンタープライズプランを対象に、権限を分けて管理いただける「権限管理」機能の提供を開始しました。役割と権限を管理して運用することで、セキュリティや利便性の観点で、安心して利活用いただけると考えています。
想定利用シーン

1)【大人数での部門利用】カスタマーサポート部における問い合わせ対応業務を派遣や業務委託先が実施する場合など
顧客対応やFAQ更新は任せたいが、フォームやFAQを人為的ミスで削除する、不用意に問い合わせ履歴をローカル環境にダウンロードされてしまうリスクを防ぐ
2)【複数部署での利用】カスタマーサポート部で問い合わせ対応、人事部で採用活動に利用する場合など
人事情報は関連する人事部だけがアクセスできる状態にして、プライバシー観点で閲覧できる情報を切り分ける
3)【複数拠点での利用】大阪支社と神奈川支社でそれぞれ異なるフォームやFAQ作成に利用する場合など
各支社で取り扱う情報が異なるためアクセスできるフォームやFAQをわける
権限機能について
今回の権限機能は〈オーナー・マネージャー・メンバー〉3つの権限ごとに、各機能(フォーム・FAQ・アンケート・チャット・AIチャットボット)における対応可能範囲が異なります。オーナー>マネージャー>メンバーの権限順で、マネージャーやメンバーを、FAQごとやフォームごとに担当割り当て(アサイン)することができ、アサインにより閲覧や編集できるアカウントを制限することが可能となります。
オーナー:全機能の閲覧や編集、全フォーム(受信箱)やチャットの対応や操作、各機能への担当者のアサインなどすべての機能と操作が行えます。複数ユーザーへ付与可能です。
マネージャー:自分がアサインされた機能に関する全ての操作と編集、各機能へ担当者のアサインが行えます。
メンバー:自分がアサインされた機能に関して、一部編集と操作が行えます。
各役割の主な権限については下記表を参照ください。より詳しい内容についてはヘルプページをご確認ください。
権限機能によるオーナー/マネージャー/メンバーの違い



Tayoriの想い
Tayoriは、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」のカスタマーサポートチームが抱えていた悩みをきっかけに2015年にスタートし、今年で提供開始から10周年を迎えました。事業者たちの行動の先に生まれる新しい事業やプロジェクトを世の中に伝えようと発信されるプレスリリース。プレスリリース発信後、新しいリレーションズを生むために、コミュニケーションを通じた「いい関係」作りにおいては、Tayoriがお手伝いします。
カスタマーサポートを運営する上での悩みや課題をもとに生まれたサービスであるからこそ、カスタマーサポートを始める方はもちろん、既存のお客様との関係をより良くしたいと願う、全ての人に寄り添い、力になれるサービスであり続けます。
また、私達Tayoriもお客さまとの関係を「いい関係」にするべく、ご利用者さまのお声からもっと便利で役立つ機能を提供し続けていきます。
リリースを受けてTayori担当者より
執行役員 兼 Tayori事業部長 竹内 一浩
企業において「お問い合わせ対応」というとお客様相談室のような場所を想像しますが、従業員から管理部門へ、地方拠点から本社へ、新規事業で新しい顧客からなど様々な箇所で存在しています。そのどれもが行動し前へ進もうとする際の疑問や質問や相談であり、迅速に解決することはプロジェクトや事業を前進する力となります。「Tayoriを社内でより広く活用したい」と多くのお声をいただき、それに応える本機能を発表できたことを嬉しく思います。各社様の生産性を高めることに寄与し、私達自身も「お客様とのいい関係」を築いていけるよう尽力してまいります。


株式会社PR TIMES会社概要
ミッション:行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名 :株式会社PR TIMES (東証プライム、名証プレミア 証券コード:3922)
所在地 :東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ8F
設立 :2005年12月
代表取締役:山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
– ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」(https://prtimes.jp/story/)の運営
– クライアントとメディアのパートナーとして広報・PR支援の実施
– 動画PRサービス「PR TIMES TV」(https://prtimes.jp/tv)の運営
– アート特化型オンラインPRプラットフォーム「MARPH」(https://marph.com/)の運営
– カスタマーサポートツール「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
– タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
– 広報PRのナレッジを届けるメディア「PR TIMES MAGAZINE」(https://prtimes.jp/magazine/)の運営
– プレスリリース専用エディター「PR Editor」(https://preditor.prtimes.com/)の運営
– 「isuta」(https://isuta.jp/ )、「STRAIGHT PRESS」(https://straightpress.jp/)等のWebニュースメディア運営、等
URL :https://prtimes.co.jp/