J.フロント都市開発株式会社
~久屋大通(南エリア)の賑わい創出に向けて「まちと公園」「自然と公園」つながる、ひろがる社会実験~

久屋大通公園南エリア賑わい創出実行委員会(構成企業:J.フロント都市開発株式会社、三菱地所株式会社、株式会社竹中工務店)は、名古屋市中区の久屋大通公園「希望の広場」において、今後の再整備を見すえた「公園とまちの新しい可能性を発明する」イベントの第4弾「PARK⁉」(読み:ぱーく)を、2025年9月6日(土)~9月21日(日)の16日間実施します。
本イベントは、名古屋市が掲げる久屋大通(南エリア)の再整備の方向性「新たな創造が生まれるウォーカブルタウンのコア~多様な人が集まる刺激と居心地~」の実現に向けて、今後の久屋大通(南エリア)の使い方や過ごし方のアイディアを試行する社会実験です。
2022年から過去3回、光の広場・エンゼル広場・沿道にて公園空間の環境演出・賑わいイベント・沿道施設との連携企画を実施。「日常的に集い・憩う公園」「公園と沿道が呼び合う空間づくり」を検証しました。第4弾「PARK⁉」は、再整備構想で“水と緑のある開放的な空間”“SRTの乗降・待合空間”である「希望の広場」にて日常的に訪れたくなる滞在環境を試行し、久屋大通と栄地区のより一層の魅力向上を目指します。



TM & © TOHO CO., LTD. ※画像はイメージです。

第4弾「PARK⁉」 With City & Nature
~「まちと公園」「自然と公園」つながる、ひろがる~
「With City & Nature」をテーマに、快適な空間形成、夏の過ごしやすい滞在環境・昼夜で異なる賑わい作りや地元企業のコンテンツ連携による話題性の創出を通じて、「公園とは何か?」の検証を深めます。
〈2025年度のポイント〉
①夏でも過ごしやすい環境演出(親水空間や涼感レストスペース、モバイルハウス等の空間検証)
②公園の利用シーンを拡張する空間・コンテンツの展開(夜間ライトアップやキッチンカーの展開)
③市民の本音を集める場の形成(ホンネを引き出すVOCツールや意見収集掲示板の試験的導入)
■実施概要
・イベント名:PARK⁉(読み:ぱーく)
・期間 :2025年9月6日(土)~9月21日(日)の16日間 10:00~20:00
・場所 :久屋大通公園 希望の広場(名古屋市中区錦3丁目)
【Instagram】@PARK_20250906 【X】@PARK_20250906
■実施体制
・主催 :久屋大通公園南エリア賑わい創出実行委員会
(構成企業:J.フロント都市開発株式会社、三菱地所株式会社、株式会社竹中工務店)
・協賛 :株式会社大丸松坂屋百貨店、株式会社パルコ、東宝株式会社、高砂熱学工業株式会社、
株式会社エンゼルパーク
・後援:名古屋市、株式会社中日新聞社、株式会社名古屋三越、中部日本ビルディング株式会社、
明治安田生命保険相互会社、株式会社日建設計
・調査協力 :株式会社NTTアーバンソリューションズ総合研究所、国立大学法人東京大学 ※順不同
①夏でも過ごしやすい環境演出
⑴パーク・ライブラリー@オフグリッド型モバイルハウス(企画協力:(株)オフグリッドフィールド)
太陽光発電による冷房システムを搭載した「オフグリッド型モバイルハウス」が登場します。暑さをしのぎながら、靴を脱いでゆったりと過ごせる室内空間です。
木製スピーカーから流れるハイレゾ音源とともに、クッションやキッズテントでくつろぎながら、実行委員セレクトの本をのんびり楽しみませんか。

⑵涼しいレストスペース(企画協力:高砂熱学工業株式会社)
体育館のような大空間に空調効果が高く環境にやさしい『フレッシュクール®』を2室に配置して、夏の公園でも『涼』を取ることができる空間を提供します。
社会実験期間中の土曜日に、シャーベットアイス(SIS-HF®)の体感イベントも開催予定です。

⑶夏でもすごしやすい環境創造
希望の広場に、人工芝を敷設した「芝生空間」や、木陰やパラソルによる「日陰空間」、様々なデザインのベンチやテーブルを設置した「レストスペース」を多様な組み合わせで展開します。
また、噴水を活かした「親水空間」となる川床の設置やミストの展開を通して、暑い夏でも快適に過ごすことができる仕掛けを行い、来園者の利用傾向から夏場に求められる空間性を検証します。

②公園の利用シーンを拡張する空間・コンテンツの展開
⑴噴水や借景を活かしたフォトジェニックなライトアップによる視点場形成
本イベント期間中、夜間の公園を彩る光るインテリアを散りばめ、幻想的な雰囲気を演出します。
ま た、噴水やテレビ塔を背景にした写真を撮ることができるカメラスタンドを設置します。

⑵公園に立ち寄る目的と小時間の滞在時間を生むキッチンカーの展開
期間中、ゴジラ・メニューを提供するキッチンカーも出店!
濃厚抹茶味の真っ黒ソフトクリーム「ゴジラの濃い茶BLACKソフト」(9/6~7,19~21 )や、真っ黒な衣で包んだ、インパクト抜群の「ゴジラBLACKからあげ」(9/12~15)、漆黒のルーにゴロっと牛すじが潜む、迫力満点の「ゴジラBLACKカレー」(9/12~15) などを限定販売。
ゴジラ・メニューをご購入いただいたお客様に「ゴジラ70周年ロゴステッカー(非売品)」をプレゼント!
※無くなり次第終了となります。
※2026年夏頃開業予定の「ザ・ランドマーク名古屋栄」に「TOHOシネマズ 名古屋栄(仮称)」が出店。
その他にも地元人気のキッチンカー「MAGNI’S COFFEE TRUCK」や「COCO GELATO NAGOYA」などが出店。希望の広場内での新しい過ごし方を提案します。




TM & © TOHO CO., LTD. ※画像はイメージです。
③市民の本音を集める場の形成
⑴「ホンネPOST」
株式会社はこぶんが展開する「ホンネPOST」を活用し、市民の生の声や気づきを幅広く集め、インサイトを可視化・分析します。来園者への周知にはうちわ型案内を用い、周辺施設と連携して来園促進もあわせて実施します。

⑵もしもステッカー
株式会社日建設計と連携し希望の広場内に掲示板のようなボードを設置します。
ボードに利用者が意見を書いたステッカーを貼っていくことで、来園者の意見を集めます。
「もしもステッカー」は(株)日建設計の登録商標です。

■調査方法
以下の多様な調査を通じて「PARK⁉」の効果測定を行い、久屋大通(南エリア)のより一層の魅力向上に活かします。
①快適性やアクティビティの評価
ベンチや川床の周辺に測定機器を配置し、温度・湿度・風向風速・日射量などの気象観測データや、定点カメラによる画像データを収集します。それらのデータから、人の快適性やアクティビティを示す指標を算出し、暑熱環境下での公園の利用実態を評価します。
②感情や印象等の質的な評価を取り入れた想定サービスの検証
2024年度の社会実験イベント「PARK?」等で検証した、感情や印象等の質的な評価・分析技術を組み合わせたサービスを検討しております。都市空間を試行的にデザインする過程において、ステークホルダーと意見交換し協業しながら、そのサービスを検証します。
※調査②は、内閣府が推進する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/バーチャルエコノミー拡大に向けた基盤技術・ルールの整備」(研究推進法人:NEDO)に採択された株式会社竹中工務店、株式会社 NTT アーバンソリューションズ総合研究所、国立大学法人東京大学(担当 まちづくり研究室)が「まちの体験価値を向上させる仕掛け・体験デザイン構築と実装に関する研究開発」のテーマで実施します。
【参考】久屋大通(南エリア)社会実験イベントについて
名古屋市が目指す「新たな創造が生まれるウォーカブルなまちづくり」の具現化に向けて、久屋大通(南エリア)の使い方や過ごし方のアイディアを試行する社会実験イベントとして2022年より開始。公園空間の環境演出・集客イベントの実施や久屋大通公園沿道施設との連携手法を検証し、将来の再整備に活かします。
<2022年>第1弾「PXXX?(ぴー)」
期間:2022年10月22日(土)~11月6日(日)
場所:久屋大通公園 光の広場来街者の利用を促進するため、学生向けワークショップ、
音楽ライブ、DJイベント、フリーマーケット、アートの設置 を実施。
結果、平常時と比較すると光の広場の来場者数は2倍から 3倍に増加(推計)。
またイベントだけではなく日常的に休憩や飲食ができる
心地良い場所へのニーズがあることを発見。
<2023年>第2弾「PAXX?(ぴーえー)」
期間:2023年9月27日(水)~10月2日(月)
場所:久屋大通公園 エンゼル広場
「様々な世代が訪れる、平常時の賑わい創出」
をテーマに設定。「日常的な憩いの空間」と、食や音楽、AR空間、
ワークショップなどによる「賑わい空間」の 両立を検証。エンゼル広場に800㎡の
芝生を敷き詰め、ハンモックなどのファニチャー、遊具、ストリートピアノ
ランタン、キッチンカーなど、憩いを演出する 仕掛けにより、
老若男女が集い・憩う公園のポテンシャルを再認識。
〈2024年〉第3弾「PARK?(ぱーく)」
期間:2024年11月2日(土)~11月11日(月)
場所:久屋大通公園 光の広場&歩道(ラシック前・松坂屋本館前・パルコ東館前)
「公園と沿道が呼び合う空間づくり」をテーマに、実施範囲を公園だけでなく歩道に拡大。
芝生広場等の「憩いの空間」とアートと音楽の市民参加型の「賑わい空間」、沿道の歩道
スペースに人々が憩う「まちなかレストスペース」、産学連携パフォーマンス、
沿道施設と連携したアートスタンプラリーによるウォーカブルな仕掛けを実施。

第1弾「PXXX?(ぴー)」
2022年

第 2 弾「PAXX?(ぴーえー)」
2023年

第3弾「PARK?(ぱーく)」
2024年
※本資料に掲載している情報・画像は現時点の予定・イメージであり、実際とは異なる場合があります。