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福島・葛尾村発! アーティストインレジデンスで生まれた現代アート作品の展示企画「AFTER THE NEW ORDER」せんだいメディアテークで10/2~5 開催

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一般社団法人葛力創造舎

5年間の全村避難を経た福島県双葉郡葛尾(かつらお)村にて多様な現代美術作家を受け入れている滞在型のプログラムから、映像作品や写真作品を一挙に公開。小さな村の現在について、鑑賞者に思考を促します。

一般社団法人葛力創造舎(かつりょくそうぞうしゃ/福島県双葉郡葛尾村、代表理事:下枝浩徳)内のアートプロジェクト実施チーム「Katsurao Collective」は、2025年10月2日(木)から5日(日)にかけて、宮城県仙台市のせんだいメディアテーク 1階 オープンスクエアにて、アーティスト滞在プログラム「Katsurao AIR」で生まれた作品の展示企画「AFTER THE NEW ORDER」を開催いたします。気鋭のアーティストたちが葛尾村に短期移住を行い、暮らしながら制作した映像作品や写真作品をご覧いただくことで、現代社会を生きる鑑賞者に深い洞察を与えます。入場は無料です。

Katsurao Collective は、2011年3月11日に発生した東日本大震災および福島第一原子力発電所事故の影響により、一時的に全村民が村外への避難を余儀なくされた葛尾村を舞台に、創造力を基点とした地域コミュニティの創出、関係人口および移住者の増加を目指すプログラムです。本企画では、「AFTER THE NEW ORDER」というタイトルのもと、滞在したアーティストの視点を作品を通じて垣間見ることを試みます。本展に出展するアーティストは、プログラムを通して村に滞在する中で、一見すると元通りの生活を取り戻しているように見える地域の中にある、複雑な現状に向き合いました。
震災から14年が経ち、この村でアーティストやクリエイターたちは何と対峙したのでしょうか。彼らの表現を通じて、現在の地域について考えるきっかけとなれば幸いです。

開催概要

会期:2025年10月2日(木)~2025年10月5日(日)

開場時間:9:30-20:30 最終日のみ18:00まで

会場:仙台市青葉区春日町2-1 せんだいメディアテーク 1F オープンスクエア

入場料:無料

アーティスト:赤坂有芽 阿部浩之 斎藤英理 永井文仁 橋本次郎 山口諒

主催:葛尾村 実施:Katsurao Collective(一般社団法人葛力創造舎)

アーティストおよび作品のご紹介

赤坂有芽《土着[Vernacular]のための習作》(映像,4分50秒)

2009年 東京藝術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 修了

村でのフィールドワークを通じて、村民から語ってもらった村の歴史や慣習、行事、個人的な思い出などを集めた。作家が村におとずれて感じた微かな違和感を、「滅多に開かなくなった本の集積のイメージ」に重ねている。

阿部浩之《window, our wind》(映像,18分20秒)

1985年 栃木県生まれ。武蔵野美術大学大学院修了。

地域にかつて生きた人や現在に伝えられる物を現在から読み解きなおし、その物と言葉との関係を再び立ち上げることを目指している。近年では、今を生きる人と過去に生きた人とをつなぐリンクを探りながら、言葉と物が交わる領域に注目して作品を制作している。

斎藤英理《新しい木を探す》(映像,17分10秒)

1991年 福島県生まれ、東京都在住。

滞在中の村内で、夜間に運ばれる巨大なブレードを目にしたことをきっかけに制作したエッセイフィルム。風力発電施設の建設によって変わりゆく風景を記録しながら、自身の不安や過去の記憶と重ね合わせた。その土地に生じる変化と、復興の過程で生まれる時間感覚のずれに着目している。

永井文仁《ひかりをすくう -Drawing the Light of Katsurao-》《HIYAMA20241012》

2004年 大阪芸術大学写真学科卒。

トラックの荷台をカメラに改造し、村の光を直接大判印画紙に写しとった。その技法から得られる無限の解像度を通して、全村避難で5年間もの間、人がいなくなった村の風景の中の違和感を切り取った。

橋本次郎《Katsurao Song / 村のうた》(映像,7分16秒)

サウンド・レーベル / プロジェクト「ZEIT」(ツァイト)主宰

その地の風土を背景とした象徴的な音を組み合わせる。村の豊かな自然の音に加え、葛尾三匹獅子舞や宝財踊りといったその地の文化を象徴する音を拾いながら、ひとつの「うた」として再構成する。

山口諒《かさなること / かご馬についてのリサーチ》(映像,8分20秒)

2020年 東京藝術大学大学院 美術研究科 グローバルアートプラクティス専攻 修了

葛尾村には、顔に墨を用いて化粧をした男児が練り歩く「かご馬(籠馬)」という行事があった。

この化粧を描くことで作者は行事を追体験しようとした。

今後の予定

2025年10月31日(金)~2025年11月3日(月・祝)
Katsurao AIR 2025 Autumn 活動報告会 @葛尾村内
参加アーティスト:伊藤夏実/犬丸暁/かねこもえ
11月3日(月・祝)はワークショップ事業「かつらお企画室」および 4年間の活動についてご覧いただける「Katsurao Collective 2025 活動報告展」が同時開催となります。また、村内では「かつらお恵みの感謝祭」「第3回松本家展」が催されるイベントデーとなります。

2025年12月4日(木)-12月14日(日)
展示企画「生なる手」@渋谷ヒカリエ 8/ CUBE 1,2,3

アーティスト滞在事業「Katsurao AIR」およびワークショップ事業「かつらお企画室」で活動したアーティストたちを紹介します。

お問い合わせ先・各種SNS

Katsurao Collective(一般社団法人葛力創造舎 内)

福島県双葉郡葛尾村落合菅ノ又14−2 (葛尾村立葛尾中学校 休校中校舎*内事務所)

URL:https://katsurao-collective.com  MAIL:office*katsurao-collective.com
メールアドレスの「*」をアットマークに変換してご利用ください。

事業統括・ディレクター:森 健太郎 アートマネジメント:大井田 弘子 コーディネーター:大山 里奈 キュレーター:山口 貴子 PR:阪本 健吾

Instagram instagram.com/katsuraocollective/

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note note.com/katsurao_co

その他、AIRと連動したポッドキャスト番組やかわら版(PDF)を制作・発信している広報企画「スキコム」はこちらから https://katsurao-collective.com/sukikomu

本事業は葛尾村より「令和7年度 葛尾村アーティスト移住・定住促進事業」を一般社団法人葛力創造舎が受託し実施しています。

会社概要

一般社団法人 葛力創造舎

代表理事:下枝浩徳

住所:福島県双葉郡葛尾村大字落合字夏湯134

URL:https://katsuryoku-s.com/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月4日 12時41分)

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