カテゴリー

【理美容業界の未来を担う若者を支援】創業140周年・会社設立110周年の記念イベント日理株式会社が理美容師の”職業病”「手荒れ」を予防する「ニトリル手袋」を創立70周年国際理容美容専門学校に贈呈

  • URLをコピーしました!

株式会社ZEROSEVEN

理美容師の離職原因ともなる「手荒れ」問題の解決を目指し、業界全体で誰もが安心して長く働ける環境づくりに貢献/理美容学生へ自分の手を守ることの大切さを伝え、学生が安心して学べる環境づくりを支援

総合商社日理株式会社(本社:東京都荒川区/代表取締役社長 有馬公明)は、理美容師の「職業病」として社会問題となっている「手荒れ」を予防し、若手理美容師の離職率低下と業界全体の人材不足改善を目指す取り組みをスタートしました。 その一環として、創業140周年・会社設立110周年を記念し、2025年9月2日(月)に国際理容美容専門学校(東京都荒川区)にて、学生全員に株式会社ZEROSEVENが製造する理美容施術用「ニトリル手袋」を贈呈しました。

この手袋は実習で活用され、学生が薬剤や水仕事による手荒れを気にすることなく、安心して技術習得に集中できる環境を支援します。また、この取り組みは、企業と専門学校が手を携えて業界の課題解決に取り組む産学連携の新たなモデルとして、理美容業界の持続的な発展と次世代人材の育成を目指すものです。

未来を担う若い理美容師たちが、健康を犠牲にすることなく安心して働ける業界環境の創出が期待されています。

国際理容美容専門学校 理事長 和田美義氏(左)、日理株式会社 代表取締役社長:有馬公明氏(贈呈式にて)

開催概要

日時: 2025年9月2日(月)※開催済み
会場: 国際理容美容専門学校(東京都荒川区)
主催・贈呈: 日理株式会社(創業140周年・会社設立110周年記念イベント)
対象: 国際理容美容専門学校に通う全学年学生
贈呈品: 理美容施術用ニトリル手袋(株式会社ZEROSEVEN製造)


目次

理美容業界における「手荒れ」への配慮 ~理美容学生と若手理美容師を支える取り組み~

理美容師のキャリアに大きな影響を与える課題のひとつが「手荒れ」です。「手荒れ」をきっかけに理美容師の仕事から離れる人も多く、個人の健康問題にとどまらず、理美容業界全体が持続的に発展していくうえで重要なテーマとされています。

日本ヘアカラー協会のホームページでは理美容師とお客様を対象に理美容師の手袋着用に関するアンケート結果が公表されています。(アンケートはこちらから
グラフの通り、理美容師の手荒れ経験者は81.2%と多く、特にシャンプーや薬剤塗布を担当するアシスタント期に手荒れを発症するケースが多いです。

手荒れは単純な皮膚の乾燥ではありません。シャンプー剤、カラー剤、パーマ液などの化学物質や頻繁な水仕事による「接触皮膚炎」であり、症状が進行すると赤み、ひび割れ、場合によっては出血や激しい痛みを伴います。重症化すると、ハサミやコームを握ることさえ困難になり、慢性化した場合の治療には長期間を要します。最終的に理美容師としてのキャリア継続を断念せざるを得ないケースも決して珍しくありません。

教育現場においても、「理美容師への憧れと夢を抱いて入学した学生が、手荒れの心配によって進路を迷ってしまう」というケースが見受けられます。学生一人ひとりの夢を大切にし、安心して学習に取り組める環境を整えることは、教育現場にとっても業界全体にとっても重要なことです。

手荒れ問題は、人材育成の課題、働く人の定着、業界の魅力向上、そして人材確保といった様々な面で理美容業界に影響を与えており、労働環境改善や離職率低下を目指す働き方改革の重要な取り組みとして、より良い環境づくりに向けて取り組んでいく必要がある課題の一つとなっています。

ニトリル手袋で実現する安心の学習環境 ~学生の健康を第一に考えた取り組み~

今回贈呈された「ニトリル手袋」は、こうした手荒れ問題に対する有効な解決策として注目されています。

従来の理美容業界では、薬剤を取り扱う際の素手作業が当然視され、「素手でなければ細やかな感覚が得られない」「お客様との距離感が損なわれる」といった根強い先入観が存在していました。しかし、現在では多くのお客様も理美容師の手荒れ問題を周知・理解を示し、同上のアンケート結果によると、「理美容師の手袋着用が気にならない」が82.6%で多くのお客様は手袋着用を受け入れています。

一方で、近年では手袋の普及とともに新たな課題も浮上しています。従来多く使用されてきた天然ゴム(ラテックス)製手袋によるラテックスアレルギーの発症が深刻な問題となっており、手荒れを防ぐために着用した手袋が、かえって別のアレルギー症状を引き起こすという皮肉な状況が生まれています。このような状況下で、手袋の安全性と性能がこれまで以上に問われるようになり、より安全で機能性に優れた手袋への需要が高まっています。

こうした背景から、ニトリル手袋が理想的な解決策として大きな注目を集めています。ニトリル手袋は天然ゴムを一切使用しないため、ラテックスアレルギーのリスクを完全に排除できる点が最大の特長です。さらに、医療・介護分野での豊富な使用実績に裏打ちされた卓越した耐久性、安全性、操作性により、理美容業界においても革新的なソリューションとなることが実証されています。

ニトリル手袋の特徴

高度な耐薬品性: カラー剤、パーマ液、ブリーチ剤など刺激性の強い化学薬剤から手肌を確実に保護

ラテックスアレルギー対策: 天然ゴムを使用しないため、ラテックスアレルギーの発症リスクを排除

卓越した強度と柔軟性: 破れにくく、かつ精密な作業にも十分対応できる操作性を実現

快適な長時間装着: 優れた伸縮性と手へのフィット感により、長時間使用でも疲労や違和感を軽減

素手に近い感覚: 最新技術により改良された手触りで、繊細な薬剤塗布やシャンプー技術にも対応

軽度の手荒れを放置すると、ラテックスアレルギーやその他のアレルギーを発症するリスクが高まります。また、施術を受ける顧客にラテックスアレルギーがある場合への配慮も欠かせません。手荒れ予防の重要性やラテックスアレルギーに関する知識を学生のうちから身につけることは、「自分自身と顧客の健康を守る」という専門職としての意識を養うことにつながります。

こうした背景から、教育現場でのニトリル手袋導入は大きな意義を持ちます。学生時代から自然な手袋使用習慣を形成することで、将来の理美容師人生において計り知れない価値をもたらすからです。近年、理美容業界では「手荒れが起きてから治療する」のではなく「手荒れを予防する」という考え方が広がりつつあり、ニトリル手袋の活用は有効な解決策の一つとして注目されています。

特に、今回贈呈した株式会社ZEROSEVEN製造のニトリル手袋は、従来製品とは一線を画す優れた特徴を持っています。

従来のニトリル手袋を超える革新的なメリット

✓ 圧倒的な薄さと感度 :従来品より薄く仕上げることで、素手に限りなく近い繊細な触覚を実現し、お客様の髪質や頭皮の状態を的確に把握できます。

✓ 優れた耐久性と柔軟性 :薄さを追求しながらも破れにくく、激しい動きにも対応できる強度を両立しました。

✓ 快適な装着感 :手に吸い付くようなフィット感で、長時間の使用でも疲労感を軽減し、細かな作業時のストレスを最小限に抑えます。

✓ 高い耐薬品性 :カラー剤、パーマ液、ブリーチ剤などあらゆる理美容薬剤に対する優れた耐性を持ち、確実な手肌の保護を実現します。

✓ ラテックスフリー :天然ゴム不使用により、ラテックスアレルギーのリスクを完全に排除し、安心してご使用いただけます。

✓ 低価格:衛生面から手袋は1回使用ごとに交換することが望ましいとされています。しかし、「もったいない」という意識から洗って繰り返し使用することが常態化しているのが現状です。低価格を実現することで、適切な頻度での交換が可能となり、衛生的にご使用いただけます。

株式会社ZEROSEVEN製造のニトリル手袋
NITRILE BLACK PRO. LONG SS/S/M/L

理美容業界の働きやすさ向上への取り組み ~学生の将来を見据えたサポート~

手荒れ問題は、理美容業界が直面している「人材危機」と不可分の関係にあります。

現在、日本国内には38万店を超える理美容室が存在し、これはコンビニエンスストアの約6倍という驚異的な数字です。理美容業界は既に重要な社会インフラとしての地位を確立している一方で、理美容師国家試験合格者は年間約2万人程度に留まっており、人材の需要と供給の深刻な不均衡が生じています。

さらに課題となるのは人材定着率の低さです。理美容業界は離職率の高い業界と言われており、その背景には様々な要因が複雑に絡み合っていますが、「手荒れ」も離職を検討する要因の一つとして指摘されています。

こうした状況を改善していくためには、働く環境をより良くする取り組みが重要であり、手荒れ予防もその一環として大切な役割を果たすと考えられます。これはSDGsの目標8「働きがいも経済成長も」の理念とも一致しており、手荒れ予防によるキャリア継続支援が、持続可能な業界環境の実現に繋がっています。

手荒れを未然に防ぐことで、以下のような良い効果が期待できます:

・学生・若手理美容師の安心できるキャリア継続環境の実現

・サロンの人材不足緩和と経営安定化

・業界全体の技術レベル・経験値向上

・理美容業界への社会的信頼と魅力の向上

日理株式会社は、この取り組みを通じて「手荒れ予防が働きやすい環境づくりにつながる重要な取り組み」であることを広く社会に訴求し、業界の発展に積極的に貢献しました。

国際理容美容専門学校 理事長 和田美義氏
日理株式会社 代表取締役社長 有馬公明氏

教育現場からの声 ~学生の未来を思う教員の想い~

国際理容美容専門学校 理事長 和田美義氏 コメント
「当校では、生徒が安心して技術を学べる環境づくりに努めております。今回ご提供いただいたニトリル手袋を授業で活用し、手荒れ予防やアレルギーの知識を伝えるとともに、学生が手袋の良さを体験することで、より安全に技術を習得できると考えています。

手荒れという職業的課題を解決することは、理美容師が健康を維持しながら長期にわたり従事できる職場環境の構築に寄与し、ひいては業界全体の発展と魅力向上に繋がるものと認識しております。

今回の日理様からの温かいご支援により、教育現場にとって大変意義深い機会をいただきました。学生の将来を考えてくださるお気持ちに、心から感謝申し上げます。」

日理からのメッセージ ~学生の皆さんを応援したい想い~

日理株式会社 コメント

「理美容師にとって手荒れは、単なる職業的リスクではなく、夢と情熱を根底から脅かす深刻な社会問題です。私たち日理は、理美容業界の発展を支える企業として、この構造的課題に正面から取り組む責任があると考えています。

今回のニトリル手袋贈呈は、予防の重要性を若い世代に伝える貴重な機会であり、同時に業界全体の意識改革を促す象徴的な取り組みとなりました。

理美容師一人ひとりが健康で充実したキャリアを築ける持続可能な業界環境の創出こそが、私たちの社会的使命であると確信しています。今後も、この志を胸に、業界の未来に向けた積極的な投資と支援を継続してまいります。」

今後の展望 ~より良い学習環境づくりを広げていきたい~

日理株式会社は、今回のセレモニーを皮切りに、全国の理美容学校・サロンに向けたニトリル手袋の普及促進と啓発活動を本格展開する予定です。

同社では「手荒れ予防は当たり前」という新しい業界文化の定着を目指し、未来の理美容師が健康と安全を確保しながら、安心してキャリアを築ける業界環境の実現に向けて、継続的かつ積極的な取り組みを推進するとしています。

この活動は、理美容業界の社会的地位向上と持続可能な発展に寄与し、ひいては日本の理美容文化の更なる発展につながるものと大いに期待されています。

ニトリル手袋贈呈式にて。国際理容美容専門学校、日理株式会社、株式会社ZEROSEVENの関係者による集合写真。

会社概要

国際理容美容専門学校
所在地:東京都荒川区東日暮里5-17-8(新館)
理事長:和田美義
特徴:理容・美容の両分野にわたる専門教育を実施し、多くの優秀な理容師・美容師を業界に輩出
URL:https://www.riyoubiyou.kokusai-kyouritsu.ac.jp/

日理株式会社
所在地:東京都荒川区東日暮里6-39-15(東京店/本部)
代表取締役社長:有馬公明
事業内容:理美容用品の卸販売
URL:https://nichiri.com/

株式会社ZEROSEVEN
所在地:東京都大田区大森西7-9-7(本社)
代表取締役:吉田令奈
事業内容:ニトリル手袋輸入卸売、PB商品の開発支援
URL:https://www.zseven.jp


本件に関するお問い合わせ先

日理株式会社 担当 森田
TEL 03-3803-1211(代)
Eメール info2@nichiri.com 

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年9月4日 16時59分)

大手通販サイトのあらゆる商品の価格を比較、最安値を検索!

まずはお好きなキーワードや商品名を入力して探してみましょう
×
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次