神戸市公立大学法人
絵とことばは昔から「姉妹」と呼ばれます。絵がことばにどんなインスピレーションを与えるか、ことばが絵にどんなインスピレーションを与えるか、そこに言語間の翻訳が加わることで、どのように味わいが増すか、日英両語での創作・翻訳の現場におられる二人の先生に存分に語っていただきます。
開催概要
タイトル:絵をことばに、ことばを絵に
日 時:2025 年10月10 日(金曜)14時25 分~15 時55分
場 所:神戸市外大 第2学舎2階504教室(神戸市営地下鉄 学園都市駅 徒歩3分)
定 員:50名(先着順。神戸市外大関係者は除く。)
参加料:無料
登壇者
・柴田元幸氏
翻訳家、米文学者、前神戸市外国語大学客員教授、東京大学名誉教授。ポール・オースターなど現代アメリカ文学を中心に翻訳多数。1992年『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、2005年『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、2010年トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』(新潮社)で日本翻訳文化賞、2017年早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。翻訳に、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』(研究社)、『トム・ソーヤーの冒険』(新潮文庫)、ジョゼフ・コンラッド『ロード・ジム』(河出文庫)、エリック・マコーマック『雲』(東京創元社)、スティ―ヴン・ミルハウザー『ホーム・ラン』(白水社)など。翻訳については、村上春樹との共著『本当の翻訳の話をしよう』(新潮文庫)、『翻訳教室』(朝日文庫)等。近刊に『イーディス・ウォートン怪談集』(葉々社)、トマス・ハーディ『ロングパドル人間模様』(葉々社)、ポール・オースター『4 3 2 1』(新潮社)、編訳『アメリカン・マスターピース 戦後篇』(スイッチ・パブリッシング)、バリー・ユアグロー『松明のあかり 暗くなっていく時代の寓話』(twililight)など。文芸誌『MONKEY』日本語版・英語版責任編集。
・きたむらさとし氏
絵本作家、翻訳者、画家、作家、神戸市外国語大学客員教授。フリーランスのイラストレーターとして東京で広告・雑誌の仕事をする。1979年に渡英。1982年、初の絵本『Angry Arthur』(文:Hiawyn Oram)を刊行し、1983年度の新人絵本イラストレーターに贈られるマザーグース賞受賞。邦題は『ぼくはおこった』(評論社)。多数の絵本、詩集イラストまたミュージアムデザインにかかわる。また、中南米を中心に、様々な国でワークショップを行い、自作の紙芝居を上演。2009年に帰国。2018年より神戸に在住。翻訳家の柴田元幸氏のエッセイや翻訳のイラストレーションを数々手がける。『ミリーのすてきなぼうし』(BL出版)は光村図書の小学校2年の教科書に掲載されている。その他の絵本に、『ぼくネコになる?』(小峰書店)『ストーンエイジ ボーイ』(BL出版)『スマイルショップ』 (岩波書店)など。また『ことばとふたり』(文:ジョン・エガード)(岩波書店)は、第70回産経児童出版文化賞の翻訳作品賞を受賞した。近刊に『こいぬのがっこう』(岩波書店)、『ぼくがここに』(文:まど・みちお、理論社)など。柴田元幸責任編集の英語版文芸誌MONKEYでは毎回自作のGraphic Story を担当。
申込方法
以下URLよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/KYEKfFpXDg
