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エア・ウォーター北海道 イノベーション施設「エア・ウォーターの森」が第38回 日経ニューオフィス賞「サード・ワークプレイス推進賞」を受賞

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エア・ウォーター株式会社

~ 北海道の地域課題の解決を目指し、共創で持続可能な未来を築く拠点へ ~

当社グループのエア・ウォーター北海道株式会社が、2024年12月に札幌市桑園地区に開設したイノベーション施設「エア・ウォーターの森」が第38回 日経ニューオフィス賞「サード・ワークプレイス推進賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。

同賞は従来のオフィスや在宅勤務に加え、第三の働く場(サード・ワークプレイス)として機能する空間の創造性・柔軟性・社会性を評価する特別賞です。

「エア・ウォーターの森」 1階インナーパークの吹き抜け

今回、エア・ウォーターの森は、自社ビルでありながら他社にもワークプレイスを提供し、共創型事業を展開する、従来のイノベーション施設を超えた新しい価値を持つ建物として注目されました。都市と自然が融合した環境の中で、柔軟な働き方と創造性を促す空間設計に加え、社員がコミュニケーターとして地域社会と連携し、価値創出を担う取り組みにより、社内外の交流や共創を生み出すハブとしての役割が高く評価されました。

1.日経ニューオフィス賞の概要

「日経ニューオフィス賞」は、日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会の共催で毎年開催されており、ニューオフィスづくりの普及と促進を図ることを目的に、創意と工夫を凝らしたオフィスを表彰しています。受賞した「サード・ワークプレイス推進賞」は、今回から新設された賞です。

2025年9月4日に行われた表彰式。エア・ウォーター北海道 庫元達也社長(右)と日谷知章事業企画部長

2.エア・ウォーターの森について

「エア・ウォーターの森」は北海道の各地域の課題解決を通し、地域共創と新たな価値創出を目的にしたオープンイノベーション施設として、2024年12月、札幌市桑園地区に開設しました。研究機関、大学、自治体、地元企業などと連携し、新たな発想と協働によって、北海道の地域課題解決に貢献するイノベーションや新しい価値を日々生み出しています。北海道の地域特性を踏まえ、当社の多様な事業・人材・技術を掛け合わせることで、クリーンエネルギーや農業・食品分野を中心とした新事業の創出に取り組んでいます。

「エア・ウォーターの森」外観

同施設の特徴は、社内公募で選ばれた若手・中堅の社員が入居者同士や自治体、261社に上る多様な事業領域のエア・ウォーターグループ企業とのマッチングや交流面でハブとして仲介役を果たしています。これにより、施設利用者は多様なネットワークを活用しながら円滑なコミュニケーションを図ることができ、新たな事業創造や協業がスムーズに進展します。

「エア・ウォーター」の森がハブとなり、多様な事業・人材・技術を掛け合わせシナジーを生み出す
3階は気軽に交流できるコミュニケーション空間
施設見学はグループの取り組みと合わせてご案内


3.施設の特徴

【ウェルネスフロア】(1階・屋上)

1階は、地域の方々が気軽に立ち寄れる公園のような開かれた場になっています。各種イベントに適した多目的ホール、キッチンラボでは日々多数のイベントを開催しているほか、施設入口にあるインナーテラスでは「水素燃料電池」を設置し、施設内の電力を一部賄っています。レストラン「EUREKA(エウレカ)」では、エア・ウォーターグループが手がける食材を使用し、食や農業の魅力などを発信しています。屋上はルーフガーデンとなっており、緑に囲まれた憩い・くつろぎの空間をデザインしています。ガーデンの手入れを担うボランティア「グリーンパートナー」の活動を通じて、四季折々の美しいガーデンを保持しながら地域との絆を深めています。

着座で150名対応可能な大ホール
商品開発や研究、食関係のイベントで使用するキッチンラボ
グループで採取したバイオマス由来の水素を活用した水素燃料電池
レストラン「EUREKA」は女性客を中心に盛況
屋上には、ガーデンデザイナーの佐藤未季氏監修のもと北海道の草花を植樹
野菜やハーブなども育てています

【オープンイノベーションフロア】(2階・3階)

2階には、大学の研究機関やスタートアップ企業が入居する個室と、多目的に利用できる会議室エリアを設けています。これらは大学のサテライトキャンパスや研究オフィスとして活用され、学術・産業の拠点として機能しています。

3階のコワーキングエリアは、社内外のパートナーが自由に交流できる場として運用しています。ここでは知識と人材が交差することで、社会課題の解決に向けた新たな事業創出を目指しています。2階の入居者や4階で勤務するエア・ウォーター北海道の社員も3階へ自由に行き来できるため、館内全体が知的交流のハブとなっています。コワーキングエリアには「エア・ウォーターの森」を拠点に社内外の連携を促進する仲介役の社員が常駐しており、コミュニケーションの架け橋として活動しています。フリーアドレス制を採用しているため、セッションや集中作業など、目的に応じた柔軟な働き方が可能です。

2階:小会議室はガラスで囲われ自然光が注ぐ
2階:セミナー対応の会議室も完備
3階:自然換気で外気や風を感じることのできる2層吹き抜けのインナーテラス
3階:昇降デスクの集中スペース
3階:オープンなワークスペースにはコミュニケーターの役割を担う社員が常駐
3階:道産家具で設えた入居者用リラックススペース

【オフィスフロア】(4階)
4階のオフィスエリアは、多様なコミュニケーションを通じて生まれたアイデアを事業化する場として設けられており、当社グループの北海道における開発拠点として機能しています。エア・ウォーター北海道の本社機能の一部をはじめ、グループ各社でエネルギーや農業・食品事業に関わる研究・開発業務を担う社員が集まり、分野を越えた連携を図りながら新事業創出に取り組んでいます。知と人が交差する環境の中で、社会課題の解決に向けたイノベーションの実現をグループ全体で目指しています。

4階:電話やWeb会議に対応する防音ブース
4階:オープンなエリアはグループワークスペースとして緩やかに座って働いています

【木造建築に込めた想い】
本施設は、北海道産カラマツを100%使用した耐火集成材「燃エンウッド®」を構造体に採用した、4階建ての木造施設です。当社は2022年に北海道と包括連携協定を締結し、道産木材の利用促進や木育活動を通じて、地域資源の循環と森林保全に取り組んできました。木造建築は鉄骨構造に比べてCO₂排出量が少なく、木材への炭素貯蔵効果により環境負荷の低減に貢献します。さらに、札幌の豊富な地下水を冷却やトイレ用水に活用するなど、地域特性を活かした省エネ技術を導入し、BELS認証最高位「★★★★★」相当の環境性能を実現。国土交通省の「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」にも採択され、地域と人がつながる象徴的な空間として運用されています。

◇「エア・ウォーターの森」建物概要

所 在 地:北海道札幌市中央区北8条西13丁目28番地21

面   積:敷地面積5,190㎡ 延床面積8,444㎡

構   造:木造建築 一部鉄骨造 4階建(主要構造体に木造を使った4階建ての建物)

総 工 費:約50億円(土地はグループ会社が保有)

設計・施工:株式会社竹中工務店

◇エア・ウォーター北海道 会社概要

本社所在地:北海道札幌市中央区北8条西13丁目28番地21

代 表 者:代表取締役社長 庫元 達也

1978年設立。北海道で産業ガス・医療用ガス・LPガスのソリューション、アグリビジネスを地域密着で提供し、北海道の産業、医療、暮らしを支え続けている。

URL:https://www.hokkaido-awi.co.jp

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月5日 11時53分)

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