キャスター
〜勤怠管理は「KING OF TIME」、給与計算は「freee人事労務」、人事・労務手続きは「SmartHR」が最多〜

株式会社キャスター(本社:東京都千代田区、代表取締役:中川祥太、以下「キャスター」)は、人事労務専門サービス「CASTER BIZ HR」を利用する企業の一部を対象に、実際に導入されている労務クラウドツールの利用状況を調査しました(集計対象企業数:80社)。
その結果、勤怠管理では「KING OF TIME」、給与計算では「freee人事労務」、人事・労務手続きでは「SmartHR」が最も多く利用されており、領域ごとに特徴的な傾向が見られました。さらに、企業規模別にみると、中小企業ではfreee人事労務、大企業ではSmartHRといった棲み分けが浮き彫りになっています。
本調査は、年末調整シーズンを控える今、企業の労務部門がどのようなクラウドツールを導入しているかを示すものであり、クラウド活用の最新動向を知る手がかりとなります。
■カテゴリ別ランキング(TOP3)

勤怠管理
1位 KING OF TIME(16社)
2位 freee人事労務(7社)
3位 freee勤怠管理Plus(6社)
給与計算
1位 freee人事労務(33社)
2位 マネーフォワードクラウド給与(14社)
3位 給与奉行クラウド(4社)
人事・労務手続き
1位 SmartHR(23社)
2位 freee人事労務(21社)
3位 マネーフォワードクラウド人事管理(3社)
■従業員規模別傾向
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〜50名規模:freee人事労務を導入する企業が最多となり、中小企業で高い浸透度
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51〜200名規模:freee人事労務、SmartHRの導入が多い
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201〜500名規模:freee人事労務、SmartHRの導入が多い
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501名以上規模:SmartHRの導入が多い
■CASTER BIZ 労務支援事業部 マネージャー 新井マミ コメント
今回の調査から、労務クラウドツールにはカテゴリごとの強みと規模に応じた使い分けが進んでいる実態が見えてきました。勤怠管理ではKING OF TIMEが最多で、打刻やシフト管理を中心に幅広い規模の企業で定着しています。給与計算ではfreee人事労務がシンプルなUIやコスト面で評価され、中小企業を中心に支持を集めています。人事・労務手続きではSmartHRが最多となり、入退社手続きや法対応に強みを持つことから、大企業での導入が目立ちます。
また、企業規模別に見ると、中小規模ではfreee人事労務、大規模ではSmartHRの導入が多いという二極化が鮮明になりました。こうした結果からも、クラウドツールの選択は企業のフェーズや規模に応じて大きく異なることが分かります。
一方で、クラウドツールを導入しても、従業員対応や申告内容の確認など、人の判断が欠かせない業務は必ず残ります。CASTER BIZ HRは、こうした“ツールだけでは解決できない部分”を人が支えることでクラウドの価値を最大化し、担当者がより戦略的な業務に専念できる体制づくりを今後もサポートしてまいります。

■調査概要
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調査対象:キャスターのCASTER BIZ HRを利用するクライアントの一部
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集計対象企業数:80社
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調査方法:各社が実際に利用している労務クラウドツールをカテゴリ(勤怠管理/給与計算/人事・労務手続き)および従業員規模別に集計
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調査実施:2025年8月
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備考:本調査はキャスター独自のクライアントデータに基づくものであり、市場全体を代表するものではありません
■「CASTER BIZ HR」について
人事労務のプロが事業成長、働き方改革に伴う人事労務の課題を丸ごと解決するサービスです。給与計算から勤怠管理、人事業務まで対応し、クラウドツールだけでは解決しきれない「人の判断や対応が必要な領域」までサポートしています。従業員からの問い合わせ対応や申告内容の確認など、人の介入が欠かせない業務を巻き取ることで、ツールの効果を最大化し、担当者がコア業務に集中できる体制づくりを支援します。
サービスサイト:https://hr.cast-er.com/
■「CASTER BIZ HR 年末調整パッケージ」について
年末調整シーズンにあわせて、「CASTER BIZ HR 年末調整パッケージ」を提供しています。基礎控除の変更や「160万円の壁」への対応など、例年以上に複雑化する業務を人事労務のプロが代行。クラウドツール活用と組み合わせることで、申告内容の確認や不備修正、従業員からの問い合わせ対応といった“人が介在せざるを得ない領域”まで支援し、担当者の負担を大幅に軽減します。お申し込みは2025年10月10日まで受け付けています。
年末調整パッケージ詳細
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000267.000012003.html
■ キャスターについて
キャスターは、ミッション「創り変える。働くの全てを。」のもと、AI×BPaaSで、企業の生産性向上と持続的成長を支援しています。2014年創業以来、全社フルリモートで運営し、オンラインアシスタント「CASTER BIZ」シリーズ(導入企業数No.1(※1))などのBPaaS事業で、累計5,700社以上(※2)を支援してきました。私たちはAI時代に、新しい働き方を先導し、AIとヒトの協働で“働く世界”を創り変えていきます。
<会社概要>
会社名 :株式会社キャスター
上場市場 :東京証券取引所グロース市場 証券コード 9331
本社所在地:東京都千代田区大手町1-5-1
大手町ファーストスクエア ウエストタワー1・2F LIFORK大手町 R06
代表者 :代表取締役 中川 祥太
設立 :2014年9月
事業内容 :オンラインアシスタントをはじめとした人材事業運営
URL :https://caster.co.jp
※1:国内主要リモートアシスタントサービス・オンラインアシスタントサービス導入企業数比較による自社調べ(2025年4月)
※2:導入社数は複数サービス利用企業の重複を含む延べ数