ロケトク
~観光・飲食・買い物の支払いがそのまま寄付に。歴史と自然を楽しみながら地域を応援する、新しいふるさと納税のかたち~

株式会社ロケトク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:簗田真樹)は、東京都東大和市が現地決済型ふるさと納税アプリ「ロケふる」を全国で初めて導入することを発表いたします。導入開始日は2025年9月5日(金)です。
「ロケふる」は、App Store / Google Playからダウンロードできる専用スマートフォンアプリです。観光や通勤・出張、買い物などで東大和市を訪れた方が、市内での飲食・買い物・体験等の支払いをそのまま寄付に変換でき、返礼品(商品・体験・サービス)を即時に受け取れる仕組みです。各店舗や施設に設置したQRを用いた決済により、寄付と返礼品の受け取りが同時に完了するため、利便性が非常に高いサービスです。
東大和市は、全国初の導入自治体として、都市近郊型モデルの先駆けとなります。本事業を通じて、地域経済の活性化と交流関係人口の拡大を実現し、全国の自治体に新しい寄付のかたちを示します。
現地決済型ふるさと納税とは
従来のふるさと納税は、インターネットで寄付を行い、数週間後に返礼品が配送される「お取り寄せ型」が一般的でした。
一方で「現地決済型ふるさと納税」は、寄付先の自治体を訪れ、対象店舗での支払いがそのまま寄付として成立し、その場で返礼品(商品・体験・サービス)を受け取れる仕組みです。

主な特徴
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即時性:寄付と返礼品の受け取りが同時に完了。待ち時間なし。
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体験型:食・文化・自然・クラフトなど、「体験そのもの」を返礼品として楽しめる。
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自然な導線:観光や通勤・出張、買い物など交流関係人口が東大和市で活動する中で、自然に寄付の増加が見込まれます。
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地域循環:寄付金が即時に事業者の売上に反映され、地域経済を直接支えます。
東大和市が全国初で導入する背景
東大和市は東京都多摩地域に位置し、都心から約30kmの距離にあります。市内には、東京都内で最古の社殿と伝えられる豊鹿島神社(1466年建立)や、水と緑に恵まれた多摩湖(村山貯水池)、市民の憩いの場である東大和南公園など、歴史と自然の資源が豊富です。
また、農産物の直売所や伝統的な商店街、個性豊かな飲食店やクラフト事業者が存在し、都市近郊でありながら温かみのある地域コミュニティを形成しています。
全国のふるさと納税は「特産品の取り寄せ」から「体験型」「地域貢献型」へとシフトしつつあります。2025年10月の制度改正により、ポイント付与型から地域応援型への転換が進む中、東大和市は現地決済型ふるさと納税を採用しました。これにより、来訪者の支払いを寄付に直結させ、地域経済の循環強化と交流関係人口の創出、さらなる満足度向上を先導します。
サービス概要
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開始日:2025年9月5日(金)
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対象エリア:東京都東大和市内の返礼品協力事業者(順次拡大予定)
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利用方法(簡単3ステップ)
1.App Store / Google Playで 「ロケふる」アプリをダウンロード
2.対象店舗で会計時にアプリで決済用QRを読み取る
3.アプリで金額を入力すると寄付金額が自動で計算
4.寄付と決済が同時に完了 → その場で返礼品(商品・体験・サービス)を受け取る
第1弾対象店舗
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サンサンベーカリー:毎朝焼き立てのパンを提供する地域密着型ベーカリー。
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貯水池 鳥山:多摩湖畔近くの和食居酒屋。湖畔の自然と地元食材を楽しめる。
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KISAKI(キサキ):無農薬・無添加にこだわる自然派イタリアン。ファミリーやカップルにも人気。
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HEXION(ヘクション):革工房。バッグや小物の制作体験を通じて地域文化を学べる。
社会的意義と期待される効果
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全国初の導入事例として、都市近郊自治体の新しいモデルを示す。
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観光振興と交流関係人口の拡大:訪問者が「リピーター」や「応援者」として定着。
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事業者収益の安定化:寄付を通じて新規顧客獲得と売上向上機会を拡大。
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地域ブランド向上:地域サービスの返礼品化によるPR強化およびブランド力の向上。
今後の展開予定
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第2弾(2025年12月以降):宿泊施設や文化施設との連携を予定。
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地域連携:立川市、小平市、武蔵村山市などと連携し、多摩地域全体を周遊できる広域寄付モデルを検討。

「ロケふる」アプリ画面説明

「ロケふる」FAQ
Q1. アプリの利用に料金はかかりますか?
A. 無料(通信料を除く)です。寄付額のみをお支払いいただきます。
Q2. アプリで行った寄付の支払い方法は?
A. アプリにクレジットカードを登録し、お支払いをいただきます。クレジットカードはVisa / Mastercard / JCB / Amex / Dinersに対応しております。
Q3. 誰が利用できますか?
A. 東大和市に住民票のない方が対象です。観光客、通勤・出張者、近隣住民等にご利用いただけます。
Q4. どうして3,000円の食事が1万円の寄付になるのですか?
A. ふるさと納税制度では「返礼品は寄付額の3割以下」と定められています。そのため、3,000円の食事を返礼品とする場合、寄付額は約1万円となります。寄付者は1万円を支払い、そのうち3,000円が店舗の売上、残りが自治体に納入され、地域振興に活用されます。寄付者はこの寄付額をもとに税控除を受けられます。
Q5. 配送型のふるさと納税と併用できますか?
A. はい。併用可能です。
Q6. キャンセルはできますか?
A. 決済後のキャンセルは原則できません。不具合時はサポート窓口が対応します。
Q7. イベントや特設施設でも利用できますか?
A. はい。今後イベント等での利用ができるよう拡大していく予定です。
Q8. 問い合わせ先は?
A. アプリ内ヘルプ、電話サポート、メールサポートをご利用いただけます。
東大和市長 コメント
「東大和市は全国で最初に『ロケふる』を導入する自治体となりました。訪問者が体験を通じて寄付できる仕組みは、地域経済を活性化させ、市の魅力を全国に広める大きな一歩です。東大和市を知っていただき、訪れていただくきっかけになることを期待しています。」
株式会社ロケトク 代表取締役 簗田真樹 コメント
「このたび、東大和市において現地決済型ふるさと納税アプリ『ロケふる』を全国で初めて導入いただけることを心より嬉しく思います。
従来のふるさと納税は“モノを受け取る仕組み”が中心でしたが、『ロケふる』は地域に実際に足を運び、食事や買い物、体験を楽しむこと自体が寄付となる新しい形を実現しました。寄付者の皆さまにとっては、旅の思い出がそのまま地域貢献につながり、地域の事業者にとっては売上と新しい出会いの機会が広がります。
東大和市が第一号の自治体として先駆的に取り組んでくださったことは、全国の都市近郊自治体にとっても大きなモデルケースになると考えています。私たちロケトクは今後も自治体や地域事業者の皆さまと力を合わせ、『ロケふる』を通じて持続可能な地域経済の循環を生み出してまいります。」

株式会社ロケトクについて

現地決済型ふるさと納税アプリ「ロケふる」を企画・開発・運営。
来訪体験(サービス)を寄付に変え、地域経済の好循環を生む仕組みを全国の自治体と共創しています。
会社名 :株式会社ロケトク
所在地 :東京都渋谷区桜丘町3番2号
設立 :2024年2月
代表者 :代表取締役 簗田真樹
事業内容:ふるさと納税アプリの企画・運営
自治体業務の代行
地域活性化事業の企画・運営
株式会社ロケトク コーポレートサイト:https://locatoku.co.jp/
ロケふる サービス紹介 :https://locatoku.co.jp/locafull_service/
ロケふる 事業者様向け紹介:https://locatoku.co.jp/locafull_shop/
お問い合わせ先
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報道関係者さま:socialmedia@locatoku.co.jp
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事業者・自治体ご担当者さま:locafull@locatoku.co.jp