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200年の時を超えて蘇る「金笛 江戸蔵」でしょうゆ・発酵文化を世界へ発信!

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笛木醤油株式会社

創業236年の老舗醤油蔵が挑む。地域の文化を継承し、100年先の未来へとつなぐ体験型施設を「金笛しょうゆパーク」内に新たにオープン。

200年の時を経て蘇った江戸蔵で、しょうゆ・醗酵食の魅力を発信していく
目次

インバウンドと地域活性の起爆剤に!2年がかりの構想が実現

笛木醤油株式会社(埼玉県川島町)は、創業230余年の歴史を持つ「江戸蔵」をリノベーションし、金笛しょうゆパーク内の新たな直売店&体験型施設として再生しました。令和7年9月6日(土)よりグランドオープンします。

昨年の令和6年実績で、金笛しょうゆパークの年間工場見学者数は40,000名を超え、そのうち約1割が欧米などを中心とした外国人インバウンドのお客様でした。昨年からは特にフランス・ドイツなどのヨーロッパやアメリカ・カナダ、さらには台湾・タイなどアジアからのインバウンドのお客様が増加傾向になっています。

そのような中、創業235年記念事業として構想から約2年をかけ、江戸時代の創業の蔵「江戸蔵」をリノベーションし、リニューアルオープンします。江戸蔵オープンを契機に、年間工場見学者数50,000名、うち2割をインバウンドのお客様10,000名を目標に、よりディープに伝統的な木桶仕込みの醤油を伝えていく場を新たに創出し地域活性の起爆剤となるよう目指します。

リノベーション前の江戸蔵、漆喰ははげ落ちている
土壁が崩れ落ちている箇所も
白と黒の漆喰は左官職人の技が光る
しょうゆの仕込みに用いる井戸水をまつった神社も設置

江戸蔵の建築美と歴史的価値

江戸蔵の外観は、江戸後期の伝統工法「置き屋根工法」によるもので、通気性と防火性に優れ、かつては醸造場として使われていたと考えられています。

今回の改修では、当時の白漆喰の贅沢な造りを再現すべく、今では数少ない左官職人の技術を結集。白漆喰と黒漆喰のコントラストが映える荘厳な蔵がよみがえりました。

瓦屋根には、鬼瓦職人が焼き上げた「金笛」の刻印が施され、蔵正面に堂々と鎮座。観音扉などの造作も極力そのまま残し、内部も大掛かりな改装を避け、当時の趣を伝える空間に仕上げています。

さらに、木の骨組みに竹と縄を巻き付け下地をつくり、土を塗る「土壁」の内部構造を見られる箇所も設け、川島の土地の歴史と職人文化を伝える役割も担っています。

竹と縄の内部の構造が見える箇所も2階に設置

江戸蔵で楽しむ“しょうゆの世界”

江戸蔵内は2階建てとなっています。

• 1階:金笛ショップ

しょうゆをはじめドレッシングやおせんべい、自社工房で製造するバウムクーヘンや醤油皿などのグッズまで、商品がずらり。定番から新商品まで幅広くお買い物を楽しめます。

また江戸蔵の再生に合わせて、新たに10商品を開発。中でも注目は、動物性たんぱく質不使用のヴィーガンぽん酢。国内外の食文化の多様性に寄り添い、健康志向・環境配慮のニーズにも応える商品群を展開してまいります。

江戸蔵限定セットなどおみやげにピッタリな商品も並ぶ
地元の銘菓とコラボした「おしょうゆ五家宝」も

• 2階:体験・ワークショップスペース(予約制)

十二代目・笛木吉五郎による語りとともに、香り・味・歴史を五感で味わうテイスティング体験や、しょうゆの魅力を体験できるワークショップを開催!

• 利きしょうゆとせんべい焼き体験

• オリジナルのだししょうゆ作り

• しょうゆ麹作り

• 金笛の人気スイーツしょうゆづくり

など、しょうゆを“もっとディープに”楽しむワークショップを開催します。

昆布や鰹節などオリジナルだししょうゆが作れる
お好みのしょうゆでせんべいを焼く

◆ご予約はコチラから

https://kinbue-park.jp/direct_shop

先代の悲願でもあった江戸蔵の再生

現在の12代目当主吉五郎は、大学卒業後に家業へ戻り、伝統と革新の両立をテーマに事業改革を推進。

木桶づくりの復活、しょうゆパークの開設、しょうゆスイーツとしてバウムクーヘンの開発など、次々と新たな挑戦を重ねてきました。

その根底にあるのは、「しょうゆでみんなの笑顔をつなぐ」という経営理念。

江戸蔵は、先々代の祖父と先代の父が移築と活用を夢見ながらも、病に倒れたことで四半世紀以上眠っていた蔵です。その再生は、二人の想いを受け継ぎ、地域の歴史と文化を未来へつなぐ挑戦でもありました。「しょうゆでみんなの笑顔をつなぎたい。江戸蔵はその象徴です。日本一笑顔をつくる醤油蔵として、地域と世界を結ぶ場に育てていきます。」と吉五郎は内覧会の挨拶で述べました。

氷川神社による竣工祭

木桶仕込みの醤油はわずか1%

木桶による醤油の製造は、ステンレスやタンクで人工的に発酵を早く進める方法より、時間も手間もかかるため、現在では醤油全体の生産量のわずか1%にまで減少しています。しかし、木桶内で酵母菌などの微生物が生き続けじっくりと発酵が進み、唯一無二の美味しい醤油ができると自負しています。そして何より、日本の和食文化の根幹を担う「醤油」という調味料を昔ながらの伝統製法を守りながら作り続けることに、老舗企業としての使命を感じています。

丁寧に麹をつくっていく
木桶の中で二夏(ふたなつ)熟成させる

開業5年で驚異の15万人が訪れる!人気の工場見学「金笛しょうゆ楽校」

笛木醤油では、貴重な「木桶仕込み」を広く知ってもらうことを目的に、2019年に「金笛しょうゆパーク」をオープン。土日祝日も事前予約なしで気軽に行ける工場見学「金笛しょうゆ楽校」は、しょうゆが何からどうやってできるかを学校形式で楽しく学べて、しかも無料。

開業から5年で予想の10倍を超える15万人の方に入学いただきました。12代目当主吉五郎をはじめ、実際にしょうゆ造りに携わる職人が、自らその想いやしょうゆの魅力を伝える唯一無二の内容となっており、昨今はヨーロッパやアジア、ドバイなど世界中から多くのインバウンドの方も訪れています。

工場見学やレストラン、ショップに、江戸蔵が新たに加わった金笛しょうゆパーク。パーク全体が「しょうゆのテーマパーク」として進化を続けています。

香りを体験したりと楽しく学べる工場見学
150年以上使用している木桶がならぶ仕込み蔵

◆金笛しょうゆ楽校(工場見学):10:30~15:30まで、30分おきに全10回開催。(平日は3回)

事前予約あり、当日受付も可。費用は無料。

◆しょうゆ蔵のレストラン

「しょうゆ蔵のレストラン」では、”しょうゆの美味しさを出汁で伝える”をコンセプトにした自家製めんのうどんメニューを中心に展開。木桶職人がハンドメイドでつくったちいさな木桶にうどんが入った「木桶うどんおばんざいセット」やしょうゆの味比べができる「食べ比べうどん」、またしょうゆのソフトクリームや自社工房で製造する「しょうゆバウムクーヘン」などのスイーツも楽しめます。

しょうゆソフトクリームはキャラメルのような味わいで人気
木桶職人が手づくりした桶で楽しめる「木桶うどんおばんざいセット」

顔ハメパネルなどパーク内にはフォトスポットもたくさん

グランドオープンセレモニーとオープニングキャンペーンを開催!

◆日時:令和7年9月6日(土)10:00〜

• 樽酒の「鏡割りセレモニー」を実施、 当主吉五郎による「ふるまい酒」サービスも(飲酒運転はご遠慮ください)

• 9月6日・7日の2日間限定で、3,000円以上お買い上げの先着100名様に「金笛オリジナルエコバッグ」と「木桶バウム カットしょうゆ」をプレゼント

6日と7日の各日100名にプレゼント

施設情報

場所:金笛しょうゆパーク内「江戸蔵」

営業時間:10時~16時(金笛しょうゆパーク直売店は10~17時まで、しょうゆ蔵のレストランは11時~15時L.O※平日は14時)

工場見学は平日3回、土日祝は10回開催、参加費用無料、詳細はHPへ

住所:埼玉県比企郡川島町上伊草654

アクセス:関越道「川島IC」より車で約5分

URL https://kinbue-park.jp

お問い合わせ先

笛木醤油株式会社 社長:笛木正司 広報担当:笛木小春

E-mail:info@kinbue.jp

蔵の建物は直売店とレストラン、左手にはバウムクーヘン工房。江戸蔵は構内の一番奥に位置する
工房で焼き上げる「しょうゆバウムクーヘン」は人気のお土産

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月5日 18時32分)

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