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SMC、GHG排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle®」のサプライヤー約600社への無償提供を開始

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株式会社NTTデータ

~大手製造業として初のサプライヤーへのC-Turtle無償提供~

SMC株式会社

株式会社NTTデータ

SMC株式会社(代表取締役社長:髙田 芳樹、以下:SMC)は、2025年9月より、国内約600社のサプライヤーに対し、株式会社NTTデータ(代表取締役社長:鈴木 正範、以下:NTTデータ)が開発した温室効果ガス(以下GHG)排出量可視化プラットフォームC-Turtle®(読み:シータートル)の無償提供を順次開始します。自社のサプライヤーに対してC-Turtleを無償提供するのは、大手製造業企業として初めてです。SMCは、サプライヤーの負担軽減と、より正確で信頼性の高いScope3(注1)排出量算定を実現し、サプライチェーン全体の環境負荷低減を加速させることを目指します。

今後、グローバルに展開するSMCのグループ各社および海外サプライヤーにおいてもC-Turtleを導入し、削減可能なGHG排出量の定量的な把握と、排出削減施策の実行を推進します。NTTデータは、C-Turtleの提供を通じて、SMCのサステナビリティ活動を支援し、脱炭素社会の実現に貢献します。

【背景】

SMCは、幅広い産業領域における自動化・省力化および環境負荷の低減に寄与する自動制御機器の総合メーカーであり、主力製品である空気圧機器においては、世界トップシェアを誇るグローバル企業です。企業が社会的責任として、気候変動をはじめとする地球規模の環境課題に取り組むことが求められる中、SMCは、2050年度までにカーボンニュートラル達成を目標に掲げ、Scope3を含むGHG排出量の可視化と削減に取り組んでいます。この取り組みを加速させるために、サプライヤーを「強固な信頼関係の下で、共に成長を目指すビジネスパートナー」と位置づけ、サプライヤーとの協働による脱炭素化の推進が必要と考えています。

NTTデータは、サステナビリティ経営を推進するため気候変動への対応を重要課題の1つとして掲げており、脱炭素戦略の策定、GHG排出量の可視化、情報開示の支援、GHG排出量を削減する仕組みなど、お客さまの中長期にわたる脱炭素経営を推進するための包括的な支援を行っています。

【概要】

SMCは国内の約600社のサプライヤーに対し、NTTデータのGHG排出量可視化プラットフォームC-Turtleの無償提供を2025年9月より順次開始します。本取り組みは、SMCとNTTデータとの契約に基づき実現するものです。

これまでSMCは、Scope3のGHG排出量を二次データ(業界平均値等)を用いて算定してきましたが、より正確なGHG排出量の把握と、サプライヤーによる削減努力の反映を可能とするため、一次データ(サプライヤーから直接入手した排出量の実測値)の利用を進める方針です。一方、一次データの収集には、サプライヤーの負担が大きく、またデータ集計が難しいという課題がありました。C-Turtleを共通プラットフォームとしてサプライヤー向けに無償で提供することで、サプライヤーの負担軽減、SMCとサプライヤー間のGHG排出量データのやりとりの標準化・効率化を実現するとともに、サプライヤーのGHG排出量削減を支援します。大手製造業企業が自社のサプライヤーに対してC-Turtleを無償提供するのは初めての取り組みです。

また、「総排出量配分方式(注2)(企業別排出原単位方式)」によりScope3排出量算定ができるC-Turtleを活用することで、SMCはサプライヤーの削減努力を反映したGHG排出量の一次データを活用することができ、より正確なScope3排出量算定が可能となります。

SMCは、C-Turtleの活用により、サプライチェーン全体の環境負荷低減を加速させることを目指します。

【今後について】

SMCは、サプライヤーとの信頼関係を基盤とした協働を通じて、Scope3をはじめとするGHG排出量の可視化と削減を継続的に強化していきます。今後、C-Turtleの提供を海外のグループ会社およびサプライヤーにも拡大し、地域や業種を問わず共通のプラットフォーム上での排出量管理と削減の取り組みを推進する計画です。

NTTデータは、今後もC-Turtleを通じて、SMCをはじめとした企業のサステナビリティ経営を支援し、サプライチェーン全体の脱炭素化と持続可能な社会の実現に貢献します。

【C-Turtleについて】

C-Turtleは、「削減できるScope3算定」を実現するNTTデータが開発したGHG排出量可視化プラットフォームです。一般的に、Scope3の算定は「活動量(企業の活動規模)」×「排出原単位(市場平均値)」で算定されることが多く、企業の削減努力を反映することが難しいという課題があります。C-Turtleは、Scope3の算定に、サプライヤーの排出量(一次データ)を活用し、サプライヤーの削減努力を自社排出量に取り込むことができる「総排出量配分方式」を採用しています。これによりサプライヤーの排出量削減努力との連携が可能になり、サプライチェーンを通じたGHG排出量の算定・削減の推進が可能となります。

C-Turtle® | NTTデータ – GHG排出量可視化プラットフォーム
https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/c-turtle/

  

(注1)Scope3とは、自社の事業活動に関連する他社が排出した温室効果ガスの量のことです。

(注2)総排出量配分方式とは、業界平均値を用いず、「活動量(サプライヤー別の取引額)」×「サプライヤー別排出原単位(サプライヤー別の売上高あたりの排出量の割合)」で排出量を算定する方法です。

  • 「C-Turtle®」は日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
      https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/c-turtle/ 

  • 本リリースは、NTTグループが展開するGXソリューションブランド「NTTG×Inno(エヌティティ ジーノ)」の取り組みの一つです。

URL:https://group.ntt/jp/group/nttgxinno/

  • 「NTT     G×Inno」は、NTT株式会社の登録商標です。
    「NTT GX(Green     Transformation)×Innovation」の略称であり、NTTグループが社会へのソリューション提供を通じてGX分野でInnovation(変革)をおこし、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献していく取り組みです。 

  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。 

【本件に関するお問い合わせ先】

SMC株式会社

コーポレートコミュニケーション室

担当:加藤、佐藤、小林

E-mail:disclosure.jp@smc.com

株式会社NTTデータ

コンサルティング事業本部

サステナビリティサービス&ストラテジー推進室

担当:吉田、佐藤、早坂

E-mail:mis-mfg3-green@kits.nttdata.co.jp

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月5日 13時00分)

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