東海テレビ放送
土ドラ『浅草ラスボスおばあちゃん』(東海テレビ・ フジテレビ系全国ネット 9月6日(土)23時 40分放送)

梅沢富美男が下町・浅草の最強人情おばあちゃんを演じる土ドラ『浅草ラスボスおばあちゃん』(東海テレビ・フジテレビ系毎週土曜日よる11時40分)。便利屋・日向松子(梅沢富美男)の元に寄せられる依頼を、お節介と人情で解決していく物語だ。
今夜放送の第10話では、松子の甥であることがわかった行政アドバイザーの長谷川元春(堀井新太)が、松子に抱く強い怒りと恨みの理由が明らかに。一方、元秘書を犯罪者に仕立て上げた熊田区議(遊井亮子)は、御江戸区の大規模プロジェクトのため、さらに手段を選ばず突き進んでいく…。
いよいよ佳境を迎える「浅草ラスボスおばあちゃん」。物語のキーマンとなる悪徳区議・熊田久美を演じるのが、実力派俳優の遊井亮子だ。ドラマ『白線流し』や『ファースト・クラス』など数々の名作に出演し、去年デビュー30周年を迎えた遊井に、今作に込めた想いや魅力について聞いた。
遊井亮子 インタビュー

ひどいけど忘れられない名場面 「ケーキを思い切ってぶん投げました」
―――印象に残っているシーンは
遊井:8話の元秘書・佐々木さんとのシーンは、とても印象に残っています。彼を怒らせるためにわざと挑発し、最終的には、私のために持ってきてくれたケーキを投げつける場面です。そのケーキは、熊田が大好きなもので、わざわざ買ってきてくれたのに…ひどいですよね(笑)。もちろん撮影は1発 OK でした!

もし議員だったら…「子供が伸び伸びと遊べる社会を作りたい」
―――もし遊井さんが議員だったら、どんな政策に取り組みたいか?
遊井:今はSNSの影響もあり、小さなことでもすぐに大きな問題になってしまいますよね。そのせいもあり、子どもたちが自由に遊べる環境が減ってしまったように感じますね。昔は地域の大人たちが自然と見守ってくれていましたが、今は親が“自衛のために子どもを囲って 遊ばせる”という形が増えたように思います。だからこそ、治安をより良くして、子どもたちが犯罪などを心配せず、安心して伸び伸びと遊べる社会をつくりたいですね。
幼少期の人情体験 「大人たちが叱ってくれたことに感謝」
―――人生で人情に救われたことは
遊井:私が子どもの頃は、周りの大人たちが“ダメなものはダメ”ってきちんと叱ってくれました。公園以外の場所でも缶蹴りや追いかけっこをしていましたが、道路に飛び出したら「こら!」と叱ってくれたり、知らない大人でもしっかり守ってくれていました。当時は意識していませんでしたが、思い返すと本当に安心して自由に遊べる環境だったなと。今になってすごく感謝しています。

―――視聴者の方へメッセージをお願いします。
遊井:ラスボスおばあちゃん・松子さんが奮闘し、周りの人たちを巻き込みながら、気づけばみんなが前向きに進んでいきます。松子さんの元気で活力あふれる言動に心を動かされ、目標や「やりたいこと」を見つける人も出てきます。ぜひこの作品を通して、松子さんから元気をもらい、「一歩踏み出してみよう」「諦めていたことにもう一度挑戦してみよう」と思っていただけたら嬉しいです。
“敵わない存在”はこの人!出演者が明かす「私のラスボス」
浅草最強の最後の砦=“ラスボス”として、困っている人々を助けてきた松子。遊井亮子をはじめ、ドラマ出演者に“敵わない存在=ラスボス”を聞いた「私のラスボス」!後半編をお届けします。
Q.「あなたにとってのラスボスは?」

●遊井亮子
ラスボスは「甥っ子」
遊井:ラスボスは甥っ子ですね!赤ちゃんの頃はミルクをあげたり、おむつを替えたりしていた甥っ子も、今では小学5年生になりました。ダメなことはきちんと叱りますが、基本的には何を言われても「それ欲しいの?」と 聞いちゃうんです(笑)駄菓子屋さんに行くと、一度で3,000円くらい買ってしまうことも(笑)。心に刺さるようなことを言ってくるんですよ。赤ちゃんの頃から“アータン”と呼ばせているんですが、「アータンじゃなきゃヤダ」とか「アータンと一緒に行きたい」とか…。計算高いですよね。私がチョロいのを分かっていて、わざとそうしているんです(笑)。

●浅丘ルリ子
ラスボスは「母」
浅丘:日活時代、私の実家が調布にあったこともあり、若い俳優やスタッフたちがよく集まっていました。そんな時、母が白い割烹着を着て台所に立ち、鼻歌を口ずさみながら手料理をふるまってくれたん
です。その姿を思い浮かべると、とても優しく温かく、そして頼もしい存在でした。
●研 ナオコ
ラスボスは「母」
研 :やっぱり母ですね。母には全てにおいて敵いません。子育てをして、自分が大人になって働いてみると、母はもっと過酷なことを乗り越えてきたんだと実感します。人間としても到底敵わない。母は本当に偉大だと思います。

●ズーカラデル 吉田崇展 (Gt&Vo)
ラスボスは「オアシスのノエル・ギャラガー」
吉田:ラスボスは、世界的バンド「オアシス」のノエル・ギャラガーです。とにかく口が悪くて、ひどいこともたくさん言う人ですが、その裏には熱さや優しさが確かに伝わってくるんです。僕自身も、そんな両面性を持ち続けたいと思っています。ただ正直、あの絶妙なバランスを身につけるのは、一生かかっても難しいなと感じながら日々過ごしています。
●ズーカラデル 鷲見こうた(Ba)
ラスボスは「父」
鷲見:ラスボスは、やはり父です。音楽を仕事にして生きている人で、ずっと憧れてきました。父はコントラバス、僕はエレキベースと楽器こそ違いますが、音楽に向き合う姿勢は同じです。技術を磨くことに時間を惜しまない姿を見て、その姿勢を目標に、これからも音楽に真剣に取り組んでいきたいと強く思っています。
●ズーカラデル 山岸りょう(Dr)
ラスボスは「小学校の先生」
山岸:小学生の頃、とても印象に残っている先生がいます。かなり独特な方で、こちらが適当なことを言うと、すぐに「今、適当なことを言っただろう」と鋭く指摘されました。その経験が強く残っていて、今でも発言するときに「もしあの先生の前で言ったら…」と考えてしまいます。そんなふうに、心の中にはいつまでも“イマジナリーな先生”が存在していて、自分の価値観に大きな影響を与えてくれたのだと思います。
第10話ストーリー
行政アドバイザーの長谷川元春(堀井新太)の実の母親が、妹の舟子だと知った日向松子(梅沢富美男)。50年前、松子が岐阜の実家から逃げ出したせいで、舟子は苦労の連続のままこの世を去ったと、元春から怒りと恨みをぶつけられる。気を落とした松子は便利屋を休業し、ライバル店の便利屋「ヤングマン」が勢いを増していく。一方、シェアハウスに住むパク(絃瀬聡一)の元に、韓国の母親から連絡が入る。急遽、金が必要になったパクは、新しい仕事を始めるが…。


スピンオフコンテンツ「浅草ラスボスおねえちゃん」
◆配信媒体
YouTube 東海テレビ公式チャンネル、 東海テレビ B 面
https://www.youtube.com/@tokaitvbroadcasting
https://www.youtube.com/@Tokai-TV_Bmen
Locipo
TVer
https://tver.jp/series/srb4n8xr4al
◆番組内容
土ドラ「浅草ラスボスおばあちゃん」に出演する堀田茜と朝日奈央が、ドラマの魅力やプライベートまで、包み隠さず、終始笑顔でぶっちゃけ赤裸々トーク!
■#1 「ドラマ撮影の裏話を衝撃カミングアウト」 配信中
■#2 「プライベートを大解禁!知られざる一面」 配信中
■#3 「質問に全力回答!素の私たちここにあり」 配信中
〈放送概要〉
【タイトル】 「浅草ラスボスおばあちゃん」
【放送日時】 2025年7月5日(土)~9月13日(土)予定<全11話>
毎週土曜日23時40分~24時35分 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
【出演】 梅沢富美男 堀田茜 朝日奈央 堀井新太 阿部亮平 石川翔鈴 絃瀬聡一 長田光平 志田こはく ・ 遊井亮子 / 研ナオコ / 浅丘ルリ子
【脚本】 政池洋佑 武井彩 川口清人
【音楽】 出羽良彰 堀川真理子
【主題歌】 「大喝采」ズーカラデル(Colourful Records / Victor Entertainment)
【オープニング曲】 「Pon de SKY, Pon de STAR」 DA PUMP (SONIC GROOVE)
【企画】 稲吉豊(東海テレビ)
【原案・制作】 元生茂樹(プロデュースNOTE)
【プロデューサー】 鵜澤龍臣(東海テレビ) 森安彩(共同テレビ) 手銭陸(共同テレビ)
【演出】 村上正典(共同テレビ) 菊川誠(共同テレビ) 北坊信一(共同テレビ)
【制作協力】 共同テレビ
【制作著作】 東海テレビ