TANOTECH
~介護・福祉・教育分野における新たな連携モデル創出を目指して~
TANOTECH株式会社(以下「TANOTECH」)は、株式会社ニフコ(以下「ニフコ」)と、次世代に向けた医療・福祉・教育分野の連携発展のため、両者の関係を強化することを目的とした「次世代環境構築における連携推進のための協定書」を締結いたしました。

協定の基本方針と連携内容
TANOTECHとニフコは、相互尊重と信頼に基づく協力関係の強化を軸に、次世代に資する環境づくりを進めてまいります。両社は、共通する目的に寄与する技術・商品・サービスを積極的に紹介・共有します。また、本覚書に署名した関係団体とも連携しながら、情報交換を通じた発展的な取り組みを推進していきます。
その具体的な連携として、以下の取り組みを進めます。
■技術連携:
ニフコが開発する足把持力測定&トレーニング機器「HAJICHECK」とTANOTECHの「TANO」を組み合わせ、リハビリや生活動作訓練の高度化を目指します。
■情報発信連携:
SNSやWEBを活用した相互紹介や共同出展を通じ、幅広い層への認知拡大と普及促進を図ります。
■産業連携:
介護・福祉・医療・教育分野に関わる関連企業とのネットワークを広げ、持続可能な社会の実現に寄与します。
TANOTECHは、非接触・非装着型センサーを活用した次世代トレーニングツール「TANO」を通じ、介護現場の負担軽減と利用者の自発的な参加を支援しています。
TANOは、2025年大阪・関西万博に関連した複数の公式プログラムに参加しており、経済産業省・JETRO主催「次世代医療機器等体験コーナー」では先端医療機器の一例として展示され、大阪府スマートシティ戦略部「Health-O」では健康づくりの実証モデルとして採用されました。さらに、大阪府主導の「10歳若返りプロジェクト」では、幅広い世代に楽しく参加いただける体験型コンテンツとして注目を集め、来場者から高い評価を受けています。
こうした万博を通じた実績は、TANOが「世界に発信できる介護・福祉DXソリューション」であることを示すものであり、国や自治体、研究機関、企業との協働をさらに広げる足がかりとなっています。今回の協定を機に、ニフコとの協働をさらに深め、医療・福祉・教育の分野における次世代環境構築に積極的に取り組んでまいります。
【株式会社ニフコについて】
株式会社ニフコは、1967年に設立された工業用プラスチックファスナーの製造・販売メーカーです。自動車をはじめ、住宅、家電、スポーツ用品など幅広い分野に向けて高機能プラスチック製品を提供しており、その革新的なアイデアと確かな技術力で、日常生活をより便利で快適にするソリューションを創出してきました。現在では、世界17か国以上に拠点を構え、グローバル規模で社会や産業の発展に貢献しています。
近年は、これまで培ってきたユニークなアイデアとプラスチック製品の開発・技術力を活かし、介護・福祉領域にも本格的に取り組んでいます。特に、足把持力(足の握力)を測定&トレーニングする機器「HAJICHECK」は、高齢者やリハビリを必要とする方々の身体機能維持・改善を支援する新しいアプローチとして期待されています。この取り組みは、医療・福祉現場での実用性を高めるだけでなく、QOL(生活の質)の向上や健康寿命の延伸といった社会的課題の解決にも直結しています。
ニフコは、長年のものづくりの経験とグローバルネットワークを基盤に、今後も医療・福祉分野でのイノベーションを推進し、持続可能で安心できる社会の実現に積極的に貢献しています。

会社名 |
株式会社ニフコ |
本社住所 |
神奈川県横須賀市光の丘5-3 |
代表者 |
代表取締役社長兼CEO 柴尾 雅春 |
ホームページ |
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主な事業 |
エンジニアリングプラスチック製品(工業用ファスナー、精密成形製品)他 |
企業理念 |
Purpose(存在意義) 小さな気づきと技術をつなぎ、 クリエイティブカンパニーとして感動を生み出す 変革のためのチャレンジ 継続的なブレイクスルー 自由なコミュニケーション 創造的なコラボレーション |
【会社概要】

会社名 |
TANOTECH株式会社 |
本店住所 |
神奈川県平塚市宮の前1-4 パーレン平塚ビル5F |
関西支店住所 |
大阪市淀川区西宮原1-8-41 新大阪南愛ビル7F |
代表者 |
代表取締役 三⽥村 勉 |
ホームページ |
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主な事業 |
TANOの開発‧及び国内‧海外展開 |
理念 |
TANOTECHは笑顔の環境づくりのため、 |