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医療×Age-Wellの挑戦 ― 北原グループに「Age-Well Designer」を導入

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株式会社AgeWellJapan

〜双方に価値を生むデータを蓄積・検証へ〜

孫世代の相棒サービス「もっとメイト」や多世代コミュニティスペース「モットバ!」を展開する株式会社AgeWellJapan(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:赤木円香、以下「AgeWellJapan」)は、株式会社Kitahara Medical Strategies International(本社:東京都八王子市、代表取締役:石橋千賀、以下「KMSI」)、医療法人社団KNI(本社:東京都八王子市、理事長:北原茂実)と連携し、北原グループに「Age-Well Designer」を試験的に導入し、モニタリングを開始しました。これを記念して、その背景や展望を語る特別対談を公開しました。

背景

日本の診療報酬は過去20年にわたり抑制が続き、特にリハビリ分野では縮小傾向が顕著です。一方で人件費や物価は上昇を続け、医療機関の経営環境はますます厳しくなっています。さらにコロナ禍を経て、市民の医療に対する意識は「病院に行けば安心」から「予防や未病に自ら取り組む」へと変化しています。こうした制度の制約と生活者意識の変化を背景に、医療は「患者が病院を選ぶ時代」へと移行しつつあります。

取り組み概要

北原グループは創業当初から「よりよく生き、よりよく死ぬまでを支える総合生活産業」を掲げ、病気の治療だけでなく、暮らしや人生全体を支える取り組みを展開してきました。

今回、AgeWellJapanの「Age-Well Designer研修」を活用し、その視点をリハビリの現場に試験的に導入しました。理学療法士・作業療法士を中心としたスタッフが、患者の自己決定や挑戦意欲を引き出すアプローチを実践し、回復の質やスピードにどのような変化をもたらすかをモニタリングしています。

・時期:2024年10月より試験的に導入開始
・場所:北原グループが運営する北原リハビリテーション病院
・実施体制:理学療法士・作業療法士を中心にAge-Well Designer研修を受けたスタッフが参加
・目的:患者の自己決定や挑戦意欲を引き出し、回復の質・スピードに与える影響を検証

特別対談を公開

医療×Age-Wellの挑戦 ― “治す場所”から“暮らしをデザインする場”へ

〜 超高齢社会を生き抜く持続可能なモデルとは〜

今回の取り組みの背景や展望について、北原グループ 石橋氏とAgeWellJapan 赤木の特別対談を公開しました。「患者は病院を“選ぶ”時代」「治すだけでなく、人生に寄り添う医療」など、現場の課題と新しい挑戦をテーマに意見を交わしています。

▼ 対談記事はこちら

https://agewelljapan.co.jp/?p=2212

現場スタッフの声(一部抜粋)

「あなたに会えてよかった」
入院中の患者様に対し、Age-Wellの視点を取り入れ、「小さな変化」や「できるようになったこと」を一緒に喜び合いながら対話を重ねました。やがて「家族に迷惑をかける今後の人生で、生きていて良いのだろうか」といった本音を打ち明けてくださるようになり、退院後には「あなたに会えてよかった」との手紙をいただきました。医療現場においても、Age-Wellな関わりが患者様の人生観を前向きに変え、信頼関係を築く上で大切な視点であることを改めて実感しました。

「前向きな一歩を引き出せた経験」
 
脳梗塞を発症し自己肯定感を失っていた患者様に、丁寧な傾聴を通じて潜在的なニーズを一緒に探っていきました。その結果、「こんなことをしてみたい」と前向きな声が生まれるようになり、患者様の可能性に寄り添える喜びをスタッフ自身も感じました。Age-Wellの視点は患者の変化だけでなく、スタッフにとってのやりがいにもつながっています。

「医療×Age-Well」双方に価値を生むデータ検証へ

今後は、Age-Well Designerの視点を取り入れた関わりが、患者の回復スピードや自己肯定感にどのような変化をもたらすのか、またスタッフのやりがいや定着率にどのような影響を与えるのかを、定量的に把握していく予定です。これにより、医療現場では患者の前向きな回復を後押しでき、AgeWellJapanにとっても「エイジズムのない社会」を実現するための知見を蓄積することができます。医療とAge-Wellの双方にメリットを生むこの取り組みを通じて、医療業界における新しいスタンダードの確立を目指していきます。

KMSI代表 石橋千賀氏 コメント

Age-Wellの視点を持つ医療者を増やし、病院の枠を超えて地域や人生全体に寄り添うプラットフォームを強化したいと考えています。診療報酬に依存せず、地域とともに持続可能な経営を築くことが、市民と病院双方の幸せにつながると信じています。


AgeWellJapan 赤木円香 コメント

Age-WellDesignの出発点は“ポジティブな自己認識”です。「自分は良くなった」と感じられることこそが大切であり、だから一歩踏み出すことができる。人生を諦めないんです。だからこそ、単なる数値の改善だけでは十分ではありません。医療技術に寄り添いの視点を加えることで、人との関わりそのものが、人生の大きな希望となります。北原グループとともに、超高齢社会を支える新しいシステムを創り上げていきます。

「老いを再定義する」Age-Well Conference開催のお知らせ

AgeWellJapanが運営する「Age-Well Design Lab」は、2025年9月16日(火)に東京ミッドタウン八重洲にて、「Age-Well Conference 2025」を開催します。

起業家・投資家・企業・行政・学生など、世代やセクターを越えた人材が一堂に会し、それぞれの立場から得た知見や実践を共有し、次の社会像を共に描きます。

2025年、団塊世代が75歳を迎え、日本はかつてない規模の“本格的な超高齢社会”に突入します。「老い=衰え」「高齢者=支えられる存在」といった固定観念は、果たして今の社会にふさわしいでしょうか。

Age-Well Conferenceでは、「老い=意味を創り出すフェーズ」として前向きに捉える視点を提起します。私たちが掲げる「Age-Well」とは、挑戦と発見を通じてポジティブに歳を重ねる生き方です。年齢に縛られることなく、多様なあり方が尊重される社会の実現に向けて、一人ひとりが“老い”に対する見方を更新し、未来を共に構想する1日です。

▶︎公式サイト: https://confes.agewelljapan.com/2025con_top


株式会社Kitahara Medical Strategies International

医療法人では実現できない領域に挑むため設立され、従来の医療の枠を超えた総合生活産業としての医療を国内外に広げる革新的事業を展開しています。カンボジアに救命救急機能を備えた病院を開院し、日本の数少ない医療輸出の成功事例として高く評価。さらに宮城県東松島市での地方創生拠点「いろどりの丘」や、AI・ロボット技術を活用した「デジタルホスピタル」の研究開発、八王子を拠点に会員制サービス「北原トータルライフサポート倶楽部」の運営などを通じ、医療を軸に社会課題を解決する新たなモデルを創出しています。

北原グループの情報発信ホームページ:https://join4future.com/ 

株式会社AgeWellJapan

「Age-Wellな人生の相棒になる。」をビジョンに掲げ、シニア世代のウェルビーイングを実現する孫世代の相棒サービス「もっとメイト」(https://motto-mate.com/lpsenior/)、多世代コミュニティスペース「モットバ!」、Age-Wellな生き方をデザインする研究所「Age-Well Design Lab」を運営。そのほか、各サービスのシニア会員データやLabのナレッジを活用し、企業や自治体向けに人材育成事業、アライアンス事業も展開。日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社 23年に飛躍する企業」、Forbes JAPAN「2025年版、世界を変える次世代インパクトスタートアップ30社」に選出。

ホームページ:https://agewelljapan.co.jp/


【本プレスリリースについてのお問い合わせ】

 株式会社AgeWellJapan 広報担当

メールアドレス:info@miharu-inc.jp


出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月8日 11時00分)

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