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空へつながる学びの探究 航空の世界を体験する1日講座を開催

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都築学園グループ

座学から操縦体験まで 大学との出会いを通して描く生徒たちの未来

8月28日、リンデンホールスクール中高学部(所在地:福岡県筑紫野市 校長:都築明寿香)の生徒が、中高大連携協定を結ぶグループ校・第一工科大学(所在地:鹿児島県霧島市 学長:都築明寿香)の航空工学部で開催したパイロット1日体験講座に参加しました。

大学の実習で使用する飛行機の前で
目次

開講の背景

本校では、生徒一人ひとりが自らの将来を主体的に描けるよう、探究的な学びや実社会との接点を大切にしています。近年、航空業界は国際的な広がりとともに多様な人材を求めており、生徒にとっても憧れと関心の大きな分野です。こうした背景から、今回の一日講座では、第一工科大学のご協力のもと、航空の専門的な学びやパイロットという職業に直接触れる機会を設けました。生徒が未来を具体的に思い描くきっかけとなることを目的としています。

第一工科大学・航空工学部について

鹿児島県霧島市に位置する第一工科大学は、「ものづくり」「AI・データサイエンス」「航空工学」など理工系の幅広い分野を学べる鹿児島県唯一の理系私立大学です。「実学教育」を重視し、社会で即戦力となる人材を育成してきました。なかでも航空工学部は、全国でも数少ない航空分野に特化した学部として、高度な専門教育と充実した実習環境を誇ります。

航空工学部には、エアラインパイロットに必要な「事業用操縦士技能証明(多発)・計器飛行証明」を在学中に取得する「航空パイロット」専攻と、航空宇宙技術の基礎から最新技術まで、 理論と実験を併用した教育を行うことにより、エアラインや航空宇宙産業界で活躍できる技術者の養成する「航空エンジニアリング」専攻があり、「航空パイロット」専攻では座学での理論的な学びに加え、風洞実験やフライトシミュレーター(FTD)を用いた操縦訓練など、実際の航空現場に直結する体験を重ねることが可能です。

また、在学中から航空会社や関連産業と連携した教育プログラムに参加できる点も特徴で、多くの卒業生がパイロット、航空整備士、航空関連エンジニアとして活躍しています。航空業界を志す学生にとって、夢の実現へと直結する学びの場となっています。

【第一工科大学】https://kagoshima.daiichi-koudai.ac.jp/

1日講座の流れ

講義に臨む様子

① 座学

「飛行機はなぜ飛ぶのか?」「航空業界の様々な仕事」等について、元大手航空会社機長等を経て、現在、同学部で教鞭をとる教授の講義を受講。

② 風洞実験見学

風洞実験実習室では、人工的に作り出した風を飛行機の翼の模型に当て空気の流れや力のかかり方を観察。風が翼の形に沿って流れる様子が白い煙で可視化され、「翼の角度を変えた場合の揚力や抵抗の大きさ」の変化を見ることができ、飛行機がなぜ飛ぶのか?という仕組みを実習を通して理解。

実習室の前
講義の様子
可視化された空気の流れ
講義の様子

③ FTD(Flight Training Device)操縦体験

操縦桿、計器類、スイッチ類が本物のように再現されたフライトシュミレーター室にて、離陸から着陸までをFTDで操縦体験

説明を受ける様子
操縦体験中の様子
コックピットからの眺めも体験

参加した生徒の声

以前は飛行機を作る方に関心があったけれど、今は飛行機を飛ばすことができるパイロットに興味を持っています。そんな僕にとって今日の講座は全ての内容が学びになりました。特にパイロットは計算力も必要だと感じました。計算はあまり得意ではないので強くなれるよう頑張り、貨物のパイロットを目指したいと思います」(中学2年生)

「多くの乗客の方の命を預かるパイロットには『責任感』という資質も大切だと思います。以前、担任の先生から『責任感の強さ』を褒めてもらったことがあり、将来の選択肢を広げようと今回の講座に参加しました。フライトシミュレーションは想像以上に難しかったですがとても興味が湧きました。また英語力の重要性も痛感したので伸ばしていけるよう頑張ろうと思います。」(高校2年生)

などの声が聞かれました。

修了証が手渡される様子
1日講座を終えた生徒

航空工学部長・島藤教授メッセージ

果てしなく広がる空の世界。
その空に関わる航空業界の仕事は希望に満ち、未来に向けこれからも進化・発展していきます。
空の安全を守る責任を担いながら、人々の出会いと世界をつないでいくことは厳しくもありますが、楽しく、大きな充実感と達成感を得られる生涯やりがいのある仕事だと思います。
本学航空工学部の一日体験を通して、パイロットや航空エンジニアリングにさらに興味を持ってもらい将来皆さんが、航空分野のプロフェッショナルを目指し、活躍してくれることを期待しています。

都築学園グループ リンデンホールスクールとは

中高学部のロゴマーク
キャンパスの風景

都築学園グループは、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし1956年に創立。リンデンホールスクールは2004年小学部(福岡県太宰府市)、2010年中高学部(福岡県筑紫野市)を開校。昨年、開学20周年を迎えました。「和魂英才」の教育方針のもと、急速に変化し続けるグローバル社会で活躍する人材育成を目指して、小・中高12ヶ年の「英語イマージョン教育」を実践し、ネイティブレベルの日本語・英語の二言語を習得。教育課程においてはバイリンガルに日本文科省の学習指導要領に則した学びを進め、高校1年生後半からは思考力や探究力を鍛える「国際バカロレア・ディプロマプログラム」(英語)を採用しています。

また、生徒のグローバルな高い視座を養うために、早期段階からの海外留学や探究的な課外活動、独自の環境学習を展開すると共に、伝統的な教養も重要であると考えており、日本文化や伝統の習得にも力を注いでいます。

大学進学では国内の国公立・私立大学を始めとする、海外の英国ケンブリッジ大学トリニティカレッジ、インペリアル・カレッジ、米国コロンビア大学、コーネル大学等の世界の難関大学へと生徒を送り出してきました。これからも「個性を伸ばし、自信を付けて、世界に送り出す」というリンデンホールスクールのミッションを果たし、グローバルに活躍する志高いバイリンガル人材の育成に取り組んで参ります。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月8日 11時00分)

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