淡路島観光協会
「大阪・関西万博」と会期を合わせて「AWAJI島博」を開催中の淡路島では、英語対応できるガイドの要望が増加中。淡路島観光協会では淡路島カルチャーアテンダントの認定・育成制度をスタートしました。
【日本中・世界中から選ばれる観光地へ!】を合言葉に、(一社)淡路島観光協会(会長:木下学)では、京阪神には大人気の淡路島を、一気にグローバルレベルの観光地を目指しています。これを実現すべく、現在「大阪・関西万博」と会期を合わせて「AWAJI島博」(10月13日(祝)閉幕)を開催していますが、そのメインコンテンツは「淡路島ならではの本物体験」です。
着地コンテンツの中で体験コンテンツに特化して開発・造成したもので、ひょうごフィールドパビリオン(注1)認定コンテンツをはじめ、自然・歴史・伝統芸能・農畜水産業・地場産業など、淡路島が誇るSDGs体験型地域プログラムを淡路島全体で展開し、AWAJI島博公式HP等にて約100プランをオンライン販売しています。

内容は、お客様と生産者等との直接の会話・交流を踏まえた各種体験を主とし、欧米豪インバウンドの富裕層を意識した、満足度が高く淡路島の文化等を深く知ることができるコンテンツが主体です。
今年度、これら本物体験に、オンライン販売を通し、並行してインバウンド専門の旅行会社(DMC)から、外国籍のお客様からの予約・通訳のリクエストが徐々に増えてきており、淡路島観光協会では今後の急増を見据えて、淡路島カルチャーアテンダント(Awaji Culture Attendant)の認定・育成制度をスタートしました。今年11月に第一期の認定を実施し、認定者を対象に島内・島外研修もスタートさせ、認定者のレベルアップの為の育成を、継続的に実施します。
淡路島カルチャーアテンダントの役割は、初期は主に生産者等とお客様の会話の通訳とコーディネートとし、さらに次年度以降は、島内移動中も含む単独でのスルーガイドができる、カルチャーアテンダントプレミアム(=Awaji Culture Attendant Premium)も、淡路島カルチャーアテンダントを対象に認定を予定しています。


認定までのスケジュールは以下のとおりで、「淡路学読本ダイジェスト版」で勉強してもらい、筆記試験・面接試験を経て認定を実施し、認定者を対象に島内・島外研修を実施します。(応募は島内在住者には限りません) ◆募集内容について、詳しくはこちら!

また、最終的には、より専門的なガイドを期待するお客様の嗜好・趣味等に対応できるよう、ガイド自体が旅行目的になるような卓越した専門分野を持つ人材の育成に努めます。以下の図が最終のイメージで、日本語・英語以外の多言語にも対応できる人材育成に拡張していく予定です。
【例】自然・歴史・国生み神話・食・地質・アート・伝統産業・特定のエリア 等

認定者は、有償ガイドとしての活躍を期待しており、淡路島観光協会が連携する島内の観光事業者や宿泊事業者等から、また淡路島観光協会自体へのガイドリクエストを集約し、淡路島観光協会が「淡路島旅先案内人リスト」に基づきお客様の要望・ガイド特性を踏まえてアサインをし、認定ガイドの実益に繋げることを目指します。
また、先行すること3年、淡路島島内3市(淡路市・洲本市・南あわじ市)の内、南あわじ市では「観光ガイド」と称する南あわじ市公認ガイドを育成・認定しており、内現状7名が英語対応ガイドとして認定されていますので、南あわじ市公認ガイドと並行して淡路島カルチャーアテンダント(Awaji Culture Attendant)に認定します。
(注1)ひょうごフィールドパビリオンは、地域の「活動の現場そのもの(フィールド)」を、地域の
方々が主体となって発信し、多くの人に来て、見て、学び体験していただく取組です。
https://expo2025-hyogo-fieldpavilion.jp/
■ 本件に関するお問い合わせ先
(一社)淡路島観光協会
住所:兵庫県洲本市港2-26 洲本市健康福祉館1階
電話:0799-22-0742 (営業時間内のみ受付いたします)
営業時間:月曜日~金曜日(平日)9:00~17:00
■淡路島ならではの本物体験ページ
https://www.awajishima-kanko.jp/taiken/
■【公式】淡路島観光ガイド・あわじナビ