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伝説のバンドがプログレッシヴ・オルタナ・ロックを携えて令和の世に蘇る
1980年代から活動するロック・バンド、美狂乱。1982年にセルフ・タイトル・アルバムでデビュー、翌年に発表した『パララックス』はそのテクニックとキング・クリムゾンを彷彿させる完成度の高いサウンドから日本を代表するプログレッシヴ・ロックの傑作と評された。そして2025年9月、久々の新譜『ブラッドライナーズ』をリリースした。

本作は、5thアルバム『アンソロジーvol.1』(2002年)から参加している息子の須磨和声によるヴァイオリンと、裏庭が富士山という絶好のロケーションに位置するスタジオ<Mountain North Studio>でのレコーディングにより今年6月に完成する。そして“プログレッシヴ・ロック”然としたある種のマンネリ化された古臭さを経ることなく、モダンでオルタナティヴなサウンドにもアプローチし、美狂乱を美狂乱たらしめる『太陽と戦慄』期のキング・クリムゾンを想起させる鋭利でスリリングなサウンドや驚異的な演奏力を維持したアルバムを創り上げた。
ジャケット/ブックレットにはマイルス・ディヴィスのオフィシャル・フォトグラファーであり、<Sakura>や<Zebra>等のアート・フォトで高名な写真家、内藤忠行氏の作品を使用。須磨和声(ヴァイオリン)や実姉の三枝晴美(ヴォーカル)を加えたメンバーにより、生まれ故郷であり活動拠点でもある静岡県富士宮市でレコーディングされたこの作品は、まさに『ブラッドライナーズ=血族』というタイトルがふさわしい。
また、『ブラッドライナーズ』の1曲目である「ショート・フィルム」のミュージックビデオがYouTubeにて公開された。また、2曲目の「ロック・ミー」は9月9日に各サブスクリプションサービスにて配信が開始される。MVは<Mountain North Studio>で行われた、須磨邦雄 (g)や三枝晴美 (vo)、須磨和声 (vn, cho)といった血縁関係にあるメンバーの演奏を捉えている。
美狂乱
1974年に須磨邦雄によって結成された美狂乱は、静岡を中心にライヴ・バンドとして活動していたが、1980年代に入ってプログレッシヴ・ロック・リバイバルから誕生したキングレコード傘下のNEXUSと契約。1982年にセルフ・タイトル・アルバムでデビュー、翌年に発表した『パララックス』はそのテクニックとキング・クリムゾンを彷彿させる完成度の高いサウンドから日本を代表するプログレッシヴ・ロックの傑作と評され、新月やKENSOなどと共に日本におけるプログレ“第二世代”の中で最重要バンドの一つとなった。
その後、幾度かの活動休止を挟みつつも美狂乱としてのレコーディングを行い、プログレッシヴ・ロックというカテゴリーを脱却した幅広い音楽性のアルバムを制作。須磨邦雄はソロ・アルバムの制作やTVアニメのサウンドトラックを手掛けるなど現在も多方面で活躍する。そして2025年、満を持して美狂乱としての久々の新作『ブラッドライナーズ/BLOODLINERS』を完成させた。

リリース情報
アーティスト:美狂乱 / BIKYORAN
タイトル:ブラッドライナーズ / BLOODLINERS
発売日:2025年9月12日(金)
価格:¥3,520(税込)
商品仕様:国内盤/初回完全限定盤紙ジャケット UHQCD(Ultimate Hi Quality CD 新製法の微細転写技術と反射膜に特殊合金を採用した高音質CD。全てのCDプレイヤーでお楽しみいただけます)
レーベル:June Dream
ディスクユニオン購入リンク:https://diskunion.net/progre/ct/news/article/1/132369
タワーレコード購入リンク:https://tower.jp/item/6940761
Amazon購入リンク:https://amzn.asia/d/glFmGP2
「ショート・フィルム」MVリンク:https://youtu.be/Dj7FOaRCTCY
「ロック・ミー」配信リンク:https://linkco.re/YYTDMtPT
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