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中小企業の属人化情報を360°天球画像で“見える化”技術継承・人材育成・経営改善を支援する森永製菓の新規事業「ミテツグ」9月8日よりサービス提供開始

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森永製菓株式会社

 森永製菓株式会社(東京都港区芝浦、代表取締役社長 COO・森 信也)は、パーパス実現に向けて新たな事業の芽を探すために実施した社内新規事業公募制度の中から、120年を超える歴史の中で培った信頼と技術を生かした新たな事業として、中小企業の属人化情報を“見える化”することで解決する新サービス「ミテツグ」を9月8日(月)より本格提供を開始します。

 本サービスは、360°天球画像(カメラを中心に上下左右前後の全方位が写っている写真)を用いて、工場などの空間・設備・技術・手順を直感的に可視化させ、事業継承、技術伝承、人材教育、企業PRなどの課題を解決するサービスです。属人化情報の“見える化”により、現場に眠るノウハウや技術が誰でも理解しやすくなり、「伝える術がない」「伝統の技術、重要な情報が属人化している」といった課題を抱える中小企業を支援します。また、事業推進者は森永製菓の内外での経歴があり、その知見やネットワークを活かして食品工場を軸とした工場建築の伴走支援をはじめ、様々なオプションで中小企業を支援します。

■サービス概要

サービス名:ミテツグ

サービス内容:属人化情報を“見える化”することで技術継承・人材育成・経営改善を支援するサービス

事業の詳細:ミテツグWEBサイト ※9月8日(月)17:00より公開

新規事業開発部 髙橋 佑介

■起案者の想い

 建築学科とゼネコンでの経歴があり、中小企業の抱える工場老朽化の課題解決に伴走を軸に始めた事業です。20社近くの企業に訪問し、工場の老朽化に加え、より切実な課題があることを知りました。それが「会社のキーパーソンの高齢化と知識や経験の属人化、属人化した情報のアウトプットや継承の手段がない」という課題でした。この解決を目指すのが本事業「ミテツグ」です。“見て→継ぐ”から由来した事業名であり、情報を360°天球画像をベースに、情報を直感的に探し、理解することを手助けする事業です。また、食品工場における工場内の衛生や品質管理のノウハウは食品以外の業界にもお役立てすることができると考え、将来的には森永製菓が培ってきた製造品質や安全面での課題解決の伴走支援も視野に入れています。日本国内企業の99.7%が中小企業という現実で、その中小企業が抱える課題の解決は重要かつ急務です。利他の精神を掲げ、ものづくりで120年の歴史のある森永製菓が、このミテツグで日本の抱える課題のひとつを解決し、伴走させていただく企業と2030、40年を共に支えあえる関係構築を目指します。

■サービスの特長

①簡単3ステップで導入可能

ステップ1:360°天球写真の撮影 

360°天球写真専用のカメラで撮影またはレンタルで、見える化ツールに取り込みます。

ステップ2:360°天球画像に、書類や写真、動画を取込み 

書類・写真・動画といった各種情報を360°天球写真へ取り込みます。ドラッグ&ドロップで保管可能です。

ステップ3:360°天球画像と、各種情報を紐づけ 

情報蓄積、教育、採用、PR、様々な場面で活用ができます。その他、各種オプションで業務も支援します。

▲360°天球写真のイメージ

②各種オプションを用意し、課題に伴走

360°天球画像の撮影依頼はもちろん、その他にも情報を見て→継ぐために、しっかりと伴走できるオプションを用意しています。

オプション1:業務改善アプリのご紹介 

日常業務での負担や課題を改善するために最適な業務改善アプリをご紹介します

オプション2:動画の作成支援・代行 

動画マニュアルや企業紹介・PR動画の作成します。従業員の皆様への動画関連技術習得も支援できます。

オプション3:補助金・助成金の獲得支援 

活用できる補助金や助成金の調査から獲得を支援します

オプション4:工場建築の伴走支援 

森永製菓の建築エンジニアが工場に関する建築のお悩みに伴走します

■先行導入事例・実績

企業名:小浜食糧株式会社(導入時期:2025年2月~)

会社概要:昭和7年創業、地元の特産品「湯せんぺい」や長崎銘菓の「クルス」を製造。「豊田商店」という店舗から創業し、米や醤油、お酒等を販売。昭和24年に主食を扱う商売へ移行したことを機に「小浜食糧」を設立。郷土の食を豊かにという強い想いと長崎を代表する銘菓を作りたい。という願いから、お菓子作りの開発を始められた歴史ある会社です。

小浜食糧で見える化したものは?

金澤常務:工場長の長年の経験や情報です。製造や発注·在庫管理まで小浜食糧の事業継続に重要な情報の多くが工場長の頭の中に蓄積されていました。その情報やノウハウを360°写真で直感的に分かるよう、図や写真、動画も用いて見える化を実現しました。

見える化の前と後の変化は?

金澤常務:書類情報を一覧化、関係図にすることで明確に把握ができました。また作業状況も動画にすることで誤解なく把握し、実は社内でも知らなかった作業手順を知るキッカケにもなりました。

▲金澤常務

見える化の利点は?

吉田工場長:言葉では伝えられない·伝えきれないことを見える形で伝えられる効果は大きいです。作業手順の文章化は困難な部分も多いですが、写真や動画なら要点も含め直感的に伝えられます。小浜食糧の大切な情報や伝統を次代にいかに継いでいくかの悩みが解決し、ひと安心できました。

▲吉田工場長

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月8日 14時00分)

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