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【JACOB&CO. STORIES】Vol.10:“X”が切り拓く美と革新──拡張し続けるエピックXの表現領域が導く、ラグジュアリーの新たな地平

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JACOB&CO. JAPAN

革新と芸術性を体現してきたジェイコブ&コーの歩みを、シリーズ形式でご紹介する「JACOB&CO. STORIES」。第10回では、エピックXの進化を各モデル別に紐解き、その多様性を紹介します。

ラグジュアリーウォッチの世界は、伝統を受け継ぎながらも、常に新たな価値を求めて進化を続けてきました。ジェイコブ&コーが掲げる「Inspired by the Impossible」という理念は、その進化を加速させる大きな推進力です。誰も想像しなかった美と仕組みを実現する──この姿勢を体現してきたのがエピックXコレクションです。

2015年の誕生以来、エピックXは特徴的なX型の構造を基盤に、数多くのバリエーションを展開し、ブランドのクリエイションを象徴する存在へと成長してきました。Vol.10では、2025年の最新作であるエピックX スポーツを起点に、クロノ、セラミック、トゥールビヨン バゲット、そしてツインドラゴンに至るまで、多様に広がる表現領域を振り返ります。

目次

エピックX スポーツ──“日常最前線”に宿る革新

エピックX スポーツ
エピックX スポーツを着用するアレクサンダー・ズベレフ

2025年に登場したエピックX スポーツは、ジェイコブ&コーが掲げる新しいテーマ「日常で使えるラグジュアリー」を体現する最新作です。これまで非日常の美を追い求めてきたブランドが、日常に寄り添う新たな価値を提案する大きな転換点となりました。

41mmの新フォーマットは、手首に自然に馴染む都会的で軽快な装着感を生み出し、視認性と存在感を両立。ダイヤルにはブランドらしいダイヤモンドパターンが刻まれています。ダイヤルは地金にエンボス加工を施し、その上にクリア、有色、そして再びクリアとラッカー塗装を重ねることで、奥行きと立体感が際立ち、光の角度によって多彩で美麗な表情を見せます。

さらに、搭載される自動巻きキャリバーJCHA01はブランド初のC.O.S.C.認定を取得。精度と信頼性を公的に証明したムーブメントに、約70時間のパワーリザーブ50m防水を備え、日常での使用にも十分応えます。

カラーはエレクトリックブルーブラックブルー×ネオンイエローの3種。それぞれが鮮やかな個性を放ち、「毎日身に着けられるジェイコブ&コー」という新たな物語を描き出します。

エピックX クロノ──二つの表情を持つダイナミズム

エピックX クロノ バイコンパックス(2カウンター)
エピックX クロノ トリコンパックス(3カウンター)

エピックX クロノは、エピックXが持つ骨格的デザインに「クロノグラフ」という新たな表現を融合させたモデルです。ラインナップには、シンメトリーが際立つバイコンパックス(2カウンター)と、2024年に新たに加わったトリコンパックス(3カウンター)の2種類が存在します。

両コレクションに共通するデザインコンセプトが、文字盤にミネラルクリスタルを採用している点です。環境の明暗によって表情を変える半スケルトン仕様は、他に類を見ない透明感を備え、ジェイコブ&コーらしい大胆さと独創性を体現しています。

バイコンパックスは、2つのカウンターと力強いブリッジの構造により、ダイヤルに対称性と迫力を生み出します。2015年発表の初代エピックXから受け継がれる「ラグとブリッジによるXの意匠」と相まって、シンメトリーの美学を力強く際立たせています。

一方でトリコンパックスは、時計の王道ともいえる3カウンターと半スケルトンダイヤルの組み合わせによって、複雑で精緻な印象を創出。相反するデザインコードの共演が、他にはない存在感を放っています。

このように、エピックX クロノは二つの異なる顔を持ちながら、ユーザーのスタイルやシーンに合わせた選択肢を広げています。さらに、防水性能は100mを備えており、日常からアクティブな環境まで安心して着用可能。視覚的な迫力と高い機能性を兼ね備えることで、エピックXが「静と動の両方を内包するシリーズ」であることを強く印象づけています。

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エピックX クロノ バイコンパックス

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エピックX クロノ トリコンパックス

エピックX セラミック──光と質感が織りなす“静と動”

エピックX セラミックは、素材革新によってエピックXの表現領域をさらに拡張したモデルです。軽量でありながら耐傷性に優れるセラミックは、日常使用においても抜群の強さを発揮します。その一方で加工が難しい素材として知られますが、ジェイコブ&コーはその挑戦を成功させ、自らのラインアップに見事なセラミックモデルを加えました。

挑戦を重んじるジェイコブ&コーにとって、この試みは必然ともいえるものです。エピックXの「X」が未知や可能性を象徴しているように、ブランドは常に限界を超え、新たな領域を切り拓いていきます。

展開は、カラーバリエーション豊富なコレクションが多いジェイコブ&コーとしては異例の、ブラックとホワイトの2種類のみという潔い構成です。しかしそのシンプルさの中に、多彩な表情が秘められています。セラミックケースには繊細なヘアライン仕上げが施され、独特の陰影と奥行きを演出。光の角度によって表情を変えるその特性が、装着する楽しみを一層深めています。

ケースに収められるのは、スケルトン仕様のジェイコブ&コー専用ムーブメント。ホワイトセラミックには鮮やかなメタリックブルーが、ブラックセラミックにはゴールドが映え、素材の質感とカラーコントラストが見事に融合しています。単なる素材の違いにとどまらず、存在感そのものを際立たせる仕上がりとなっています。

シンプルな2色展開でありながら、質感の多様性を巧みに操るこのモデルは、まさに“素材で語るラグジュアリー”の象徴。さらに、それぞれ世界限定101本という希少性を備えており、オーナーに特別な価値と満足感を約束します。

エピックX トゥールビヨン バゲット──光を纏う極致の表現

エピックX トゥールビヨン バゲットは、ジェイコブ&コーが誇るハイジュエリーの技と複雑機構の粋を融合した一本です。

フライングトゥールビヨンを中心に、ケースからブレスレットに至るまでをインビジブルセッティングのバゲットダイヤモンドで覆うことで、エピックXの骨格を「光」で描き直すかのような構造を完成させています。その輝きは、ただ美しいだけでなく、力強い意匠と繊細な職人技の両立を物語ります。

時計でありながらジュエリーでもあるという二重の性格は、ジェイコブ&コーが打ち立ててきた「常識の枠を超える美」の象徴そのもの。手にする人に圧倒的な高揚感を与え、見る人に忘れがたい印象を残すこのモデルは、ラグジュアリーの極致として存在感を放ちます。

エピックX ツインドラゴン──神話を纏う芸術的造形

エピックX ツインドラゴン
2本のブリッジに2匹の龍が彫刻される

エピックX ツインドラゴンは、文化や神話といった人類普遍の物語を時計という器に封じ込めた特別なモデルです。スケルトン構造の中に舞うように配置されたドラゴンは、生命感を宿したかのような造形で、時計を単なる機械から芸術作品へと昇華させています。

18Kローズゴールドの温もりと繊細な細工が融合し、モダンなスケルトンの透明感と神話的な荘厳さが調和。その姿は「時を刻む存在」でありながら「文化を語る存在」として、人々を魅了します。

エピックX ドラゴンは、ジェイコブ&コーが追求する「文化・芸術・機構の融合」を象徴する一本であり、ブランドの創造力がいかに広範囲に及ぶかを示す存在なのです。

“X”が導く未来のラグジュアリー

エピックX スポーツが日常の扉を開き、クロノが二つのレイアウトで動的な表現を示し、セラミックが素材の可能性を光と質感で語り、トゥールビヨン バゲットが極致の輝きを纏い、ツインドラゴンが文化的物語を宿しました。

これらの展開が示すのは、エピックXが単なるシリーズではなく、ジェイコブ&コーの未来を映す舞台であるという事実です。

未知を象徴する“X”は、これからもブランドの哲学「Inspired by the Impossible」を体現し、ラグジュアリーの新たな地平を切り拓き続けていくことでしょう。

次回予告

エピックXが“構造の革新”を語る存在だとすれば、アストロノミアは“宇宙を舞台に、他に類を見ない超絶技巧を実現した”ジェイコブ&コーの象徴的存在です。

次回からは3回にわたり、ブランドのアイコンであるアストロノミアを徹底解説。
Vol.11では、その誕生の背景、そしてトゥールビヨンからソーラーまで進化した足跡に迫ります。

*Next Chapter*

【JACOB&CO. STORIES】Vol.11:アストロノミアという革命児──“宇宙を腕元に宿す”唯一無二のアートピース

【JACOB&CO. STORIES】Vol.12:アストロノミアの深化──10分から1分、三次元から四次元へ。常識を超えた革新の歴史

【JACOB&CO. STORIES】Vol.13:広がる宇宙空間──アーティスト、メタバース、ビットコイン…アストロノミアが出会う新たな表現世界

*Archive*

【JACOB&CO. STORIES】Vol.1:ブランドの原点──ジェイコブ・アラボ、ブランド誕生の物語

【JACOB&CO. STORIES】Vol.2:“ジュエラーの反逆”──スイスに拒まれた男が作った革命のタイムピース

【JACOB&CO. STORIES】Vol.3:新章開幕──ファイブタイムゾーンから“機械芸術”へ、Jacob & Co.革命の瞬間

【JACOB&CO. STORIES】Vol.4:ブランドの現在地──時計を超えて芸術へ、Jacob & Co.が描く革新の形

【JACOB&CO. STORIES】Vol.5:“唯一無二”の共鳴──時計の概念を超えて広がるJacob & Co.の世界観

【JACOB&CO. STORIES】Vol.6:世界のセレブが夢中になるジェイコブ&コーの真価──“本物”の証は腕元に宿る

【JACOB&CO. STORIES】Vol.7:JACOB&CO.のラグジュアリー革命──時計を超えた究極のライフスタイルとは

【JACOB&CO. STORIES】Vol.8:Epic Xの革新譚──ラグジュアリーの再定義、“X”が導く革新

【JACOB&CO. STORIES】Vol.9:“X”が象る魂と構造──スケルトン、ブリッジ、CR7が紡ぐエピックXの真髄

【The Latest|新たな一歩】

ジェイコブ&コーは、絶えず進化を続けています。
ここでは、JACOB&CO.の最新の動きをお届けします。


「Noir Rainbow」(€99,000)

ドイツの高級家電ブランド「LOEWE」との異色コラボレーション

ジェイコブ&コーが今回タッグを組んだのは、1923年創業のドイツ高級家電ブランド LOEWE(ロエーウェ)。洗練されたデザインと最先端のテクノロジーで知られる同ブランドとともに、ジュエリーのようなヘッドフォンを生み出しました。

展開は14Kローズゴールドにマルチカラーサファイアを配した「Noir Rainbow」(€99,000)、ホワイトゴールドに456石のダイヤモンドをあしらった「Ice Diamond」(€119,000)の全2種。最新のANCやAIアシスタントを備えつつ、世界限定 各5台・合計10台 のみという、唯一無二のオーディオジュエリーです。


◆JACOB&CO. STORIES

2022年4月、JACOB&CO. JAPAN(代表取締役 福田魁)が設立されました。
今年、ジャパン設立から3年目という節目を迎えるにあたり、改めてブランドの軌跡を深く掘り下げ、その本質に迫る連載企画「JACOB&CO. STORIES」を始動します。

本企画では、ブランドの創業から現在に至るまでの歴史、世界的なパートナーシップ、そして珠玉の現行コレクションを、全24回にわたってご紹介予定。

なお、本連載は毎月第2・第4月曜日に公開を予定しております。

ジェイコブ&コーの軌跡を、定期的にお届けしてまいります。

*連載構成*

Vol.1~Vol.4:『ブランドヒストリー』 創業から成長まで、ジェイコブ&コーの原点に迫る。
Vol.5~Vol.7:『パートナーシップ』 各界とのグローバルなパートナーシップを紹介。
Vol.8~Vol.24:『現行コレクション』 革新と美学が息づく現行ラインナップの魅力を紐解く。

【ジェイコブ&コーについて】

1986年に設立。当初は高級ジュエリーを取り扱い、宝飾業界で高い地位を確立し、2002年に時計業界へ本格的に参入しました。世界中のセレブリティを中心に一世を風靡したファイブタイムゾーンウォッチから始まり、これまで不可能と言われてきた複雑機構「アストロノミア」、「ツインターボ」、「ブガッティ シロン」などの開発に成功し、時計業界に技術革新を起こし続けています。現在、ジェイコブは超高級車メーカー「ブガッティ」やサッカー界のスター選手「クリスティアーノ・ロナウド」などとパートナーシップ契約を結び、「不可能を可能に」というコンセプトのもと革新的な作品を生み出し続けています。スイス最高峰の時計製造技術と宝飾業界で培った高い芸術性とノウハウを兼ね備え、時計業界の最先端を行くブランドとして、世界中で多くのファンを魅了し続けています。

▼ジェイコブ&コー銀座ブティック

〒104-0061

東京都中央区銀座6-7-9丸喜ビル1階

営業時間:平日12:00〜20:00 土日祝11:00~20:00

Email:info@jacobandco.jp

Tel:03-6281-4777

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月8日 14時05分)

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