日本鞄材株式会社
― 訪日外国人の置き去りや買い替え時など、深刻化するスーツケース処分問題に対応。創業15年、スーツケースと向き合い続けた企業が仕掛ける、循環型インフラ ―
■ 社会問題化する“スーツケース処分の課題”に、新たな選択肢
旅行や出張で使われるスーツケース。
その一方で、「買い替えたけど古いものの処分に困る」「ホテルや駅、空港などに放置される」といった問題が年々深刻化しています。特に近年は、インバウンド需要の拡大に伴い、訪日外国人による“置き去りスーツケース”が宿泊施設や地域社会にとって悩みの種となりつつあります。
こうした社会的課題に対し、スーツケース専門企業・日本鞄材株式会社(本社:岐阜県岐阜市/代表取締役:矢島慎也)は、不要となったスーツケースを回収・整備し、健全に社会へ循環させる新サービス「ReCase(リケース)」を立ち上げ、公式サイトを新たに公開しました。

■ 創業以来のノウハウを社会課題解決へ。スーツケースの行き先をつくる「ReCase」
ReCaseを運営する日本鞄材株式会社は、2010年創業のスーツケース専門企業。スーツケースのレンタルや販売、修理、クリーニング業務などを通じて、15年以上にわたり“スーツケースの現場”に関わってきました。
創業当初から、自社で使用し終えたレンタル品や不要となったスーツケースの回収・処分を手がけてきましたが、近年では宿泊施設や空港などに放置されるスーツケースの引取り依頼が急増し、対応範囲が大きく広がっています。 その経験と現場知見を活かし、誰もが利用できる社会的インフラとしてのスーツケース回収サービス「ReCase」を立ち上げるに至りました。

■ ReCaseが解決する課題とサービスの特長
買い替え後の処分に困るスーツケースを簡単に解決
粗大ごみの手続きは不要。壊れていてもスマホから申し込み可能で、全国どこでも一律2,200円(税込)で回収対応します。
ホテル・空港に放置されたスーツケースも回収可能
訪日外国人の置き去りによる宿泊施設・地域の負担を軽減。法人や施設からの依頼にも対応します。
再利用を前提とした、持続可能な回収モデル
単なる廃棄ではなく、整備・寄付・再資源化を組み合わせ、スーツケースに“次の役割”を与える循環型の仕組みを提供。
スーツケース専門企業による安心の運営
15年以上の実績を持つ専門企業が対応。修理・洗浄・クリーニングなどのノウハウを活かして、責任ある回収・整備を実施。

■ 使い方
ステップ1.オンラインで日時を予約
スーツケースの回収場所と日時を指定してwebで予約と同時に決済(https://www.recase.jp)。
ステップ2.スーツケースを預ける
ご指定の日時に回収に伺う運送会社のドライバー様にスーツケースを渡す。
ステップ3.リユース実施
スーツケース到着後、状態に応じてリユース・寄付・資源リサイクルへ。

■ 捨てるのではなく、つなぐという選択肢
ReCaseは、不要になったスーツケースに「次の役割」を与える社会貢献型サービスです。
安全・衛生・倫理的な観点からの整備・循環を大切にし、誰もが安心して託せる回収インフラを目指しています。

今後は、法人・自治体との提携や回収ネットワークの強化を進め、全国各地の「スーツケース処分の悩み」に応えてまいります。すでに一部の大手ホテルチェーンや宿泊施設との取引も始まっており、法人様向けには回収日時や数量に応じた専用システムを無償にてご提供しておりますので、スムーズで手間のない導入が可能です。こうした利便性の高いサービスを通じて循環型社会の実現に貢献するとともに、ReCaseは廃棄物削減やリユースの推進を通じて、SDGsの達成に向けた企業の社会的責任(CSR)にも積極的に取り組んでまいります。
■ 会社概要
会 社 名:日本鞄材株式会社
代 表 者:代表取締役社長 矢島 慎也
本社所在地:岐阜県岐阜市岩田西3-465
設 立 年 月:2011年6月2日
資 本 金:9,000万円
U R L :https://www.nihon-houzai.co.jp
主 な 事 業:スーツケースのレンタルや販売、修理、クリーニング業務、回収事業など
■ 本件に関するお問い合わせ先
日本鞄材株式会社(ReCase運営事務局)
TEL:058-214-6200 MAIL:info@recase.jp