GORIL株式会社
~2026年に全国展開を目指す~
三井物産子会社のGORIL株式会社 (東京都港区、吉田 敏 代表取締役社長、以下「GORIL」)は、2025年8月に一般財団法人 日本LL教育センター(東京都新宿区、楯 裕史 代表理事、以下「日本LL教育センター」)と共同で、教育機関向けに実用英語技能検定(以下「英検」)対策プログラムを開発することで合意しました。
両社は、2025年中に試作品を共同開発し、2026年から全国の教育機関で試験運用を開始、同年中の商業展開目指します。
英検対策プログラムの特徴
本プログラムは、日本LL教育センター独自の英検対策教材とGORILが開発し特許を取得した音声可視化技術「発音の見える化ツール」[1]を組み合わせたものです。GORILのアプリを用いることで、学習者は音を可視化し、自分の音声とモデル音声をリアルタイムに比較しながら改善点を客観的に把握でき、教師も根拠に基づいた指導が可能になります。さらに、GORILはこれまで約1,000人の学習者への提供を通じて独自の指導方法を確立しており、そのノウハウをマニュアル化して指導者向けに提供する予定です。これにより、現場の英語教師は日本LL教育センターの教材とGORILの技術を組み合わせ、一人ひとりの学習を日々効果的に支援できるようになります。
共同開発の背景
高校・大学入学試験等における外部検定利用の拡大を背景に、英検対策の重要性、特にスピーキング力の強化が求められています。しかし、教育現場では発音・イントネーションの指導・学習は個人の感覚に依存しており、教師・学習者双方に課題がありました。
日本LL教育センター 開発担当者 コメント
開発部 部長 清水 夏子氏
「スピーキングは流暢性やリスニング力、コミュニケーション力を高める必要があり、教育現場では指導が難しい領域です。今回、当センターの英検の形式やレベルに合わせた独自開発の教材とGORILのアプリを組み合わせることで、生徒だけでなく、教師にとっても客観的で分かり易いソリューションを提供できると期待しています。」
各社の強み

日本LL教育センター
1972年の設立以来、児童英語教育や英検教材の開発で実績を持ち、50年以上教材を提供している教室とのネットワークをいかして教育現場を支援。全国ジュニア英語スピーチコンテストも主催し、半世紀以上にわたり日本の英語教育に貢献。

GORIL
音声をベースに自社の特許技術である「発音の見える化ツール」や「イントネーションの見える化ツール」、さらに「AI判定機能」などを活用し、年齢を問わず、「見て・真似て・身につける」プロセスを重視した英語学習を実現。

発音の見える化

AI判定

イントネーションの見える化

AI判定
(*1)「発音の見える化ツール」は2024年1月に日本で、2025年6月には米国でそれぞれ特許を取得、「イントネーションの見える化ツール」についても特許申請を検討中です。
■過去のプレスリリース
GORILに関するプレスリリースは下記リンクをご覧ください。
https://prtimes.jp/topics/keywords/GORIL
■ GORILとは
「GORIL」は、語+ドリルから名付けられた、どんな人でも、楽しく使える全く新しいタイプの発音学習ツールです。音声を科学的に分析し、可視化して、再現可能な一種の運動とすることで、楽しく発音を身に着けることができるツールです。
■ GORIL株式会社について
GORIL株式会社は「音声の見える化」を通じて言語学習を支援する革新的なサービスを提供しています。独自技術により発音やイントネーションを視覚化し、学習者に対しリアルタイムのフィードバックを提供することで、学習者の自発的な英語学習を支援します。本サービスは三井物産グループのベンチャースタジオMoon Creative Labで事業化され、2024年11月に法人を設立。現在、教育機関や企業を対象にB2S、B2Bソリューションを提供しており、「言語教育の新たな価値創出」を目指して、ソリューションの多言語化、個人ユーザー向けサービス拡充などを進めていく方針です。
商号 : GORIL株式会社(英文名:GORIL Inc.)
代表者: 代表取締役社長 吉田 敏
本店 : 東京都港区北青山3-10-5 Spring Terrace Omotesando 2F
設立 : 2024年11月20日
URL : https://goril.jp/
【本件に関する問い合わせ先】
GORIL株式会社 吉田