HIあすなろ事務所
~建物診断の利用実態調査、安心な住まい選びにおける専門家の役割が鮮明に~
HIあすなろ事務所(所在地:愛知県名古屋市中区丸の内二丁目17-13NK丸の内ビル2F、代表:勝股圭史)は、中古住宅購入検討者を対象に実施したホームインスペクションの利用実態に関するアンケート調査の結果を公表しました。本調査は、中古住宅取引における建物診断の意義や利用者の意識を把握し、消費者が安心して住宅を選択できるための一助とすることを目的としています。
近年、中古住宅市場への関心が高まる一方、建物の状態に対する専門的な判断が難しく、購入に不安を感じるケースも少なくありません。このような背景から、専門家による建物診断「ホームインスペクション」の重要性が認識されつつあります。
HIあすなろ事務所は、中立的な立場から建物の状態を診断するホームインスペクションサービスを提供しています。
【調査概要】
調査対象:HIあすなろ事務所のホームインスペクションサービスを利用した中古住宅購入検討者
調査方法:メール送信によるアンケート 送信数:138通
有効回答数:14件
調査期間:令和7年4月22日から27日
【調査結果サマリー】
1. 利用目的
・欠陥や問題の有無を確認(71.4%)
・購入の最終判断の参考(71.4%)
・安心材料の確保(78.6%)
・中立的かつ専門的な意見の取得(71.4%)

2. サービスを知ったきっかけ
・インターネット・SNS・ブログ(64.3%)
・知人・家族からの紹介(14.3%)
・専門書籍(7.1%)

3. 依頼前の不安点
・調査内容の信頼性(85.7%)
・費用の高さ(35.7%)
・調査後のサポート(21.4%)
・売主、不動産業者とのトラブル懸念(14.3%)

4. 利用後の満足点
・調査が詳細かつ丁寧(78.6%)
・中立的な意見が得られた(71.4%)
・コストパフォーマンスが良好(50%)
5. 必要性の認識
・ホームインスペクションは必要:92.9%
・家族や友人に勧めたい:100%(強く勧めたい50%、ある程度勧めたい50%)
6. 利用しなかった場合の想定
・欠陥や問題の有無がわからず不安が残ったと思う:64.3%
もっと慎重に検討した、別物件にした等の意見も多数
本調査の結果、中古住宅購入検討者はホームインスペクションに対し高い関心を持ち、その利用が安心感の醸成や納得のいく意思決定に寄与している実態が明らかになりました。特に、回答者の約9割がホームインスペクションを「必要なサービス」と認識していることが確認されました。
【調査結果詳細】
1.ホームインスペクションを利用した主な目的・理由
サービス利用の主な目的として、「住宅に欠陥や問題があるか確認したい」(71.4%)、「購入の最終判断をする際に参考にしたい」(71.4%)が同率で最も多く挙げられました。また、利用理由の上位は「大きな買い物なので、安心材料が必要だったため」(78.6%)、「中立的かつ専門的な意見が欲しかったため」(71.4%)となっており、客観的な専門家の視点が購入検討における重要な要素となっていることがうかがえます。
2.ホームインスペクションを知ったきっかけとタイミング
サービスを知ったきっかけとしては、「インターネット、SNS、ブログなどで情報を見た」(64.3%)が最多でした。知人・家族からの勧め(14.3%)や専門書籍(7.1%)などもきっかけとなっています。サービスについて知ったタイミングは、中古住宅の「家の購入検討中(契約前)」が大多数を占めました。
3.ホームインスペクション依頼時の不安点
依頼前に最も多くの方が不安に感じた点は、「調査内容が本当に信頼できるかどうか」(85.7%)という専門性や品質に関する懸念が圧倒的に多く挙げられました。その他、「費用が高くなりすぎるのでは」(35.7%)、「調査後に十分なサポートが受けられるか」(21.4%)、「調査結果によって売主や不動産業者とトラブルが起こらないか」(14.3%)といった点も挙げられています。
4.サービス利用後の満足点・改善点
サービス利用後の満足点の上位は、「調査が詳細かつ丁寧に行われた」(78.6%)、「中立的で偏りのない意見をもらえた」(71.4%)でした。「コストパフォーマンスが良好だった」(50%)といった評価もありました。一方、改善点として自由回答では、水道管の劣化可能性に関するより詳細なアドバイスや、不動産会社との交渉における専門的なサポート、調査後の状況確認への立ち会いといった要望が寄せられており、今後のサービス向上のための示唆が得られました。
5.ホームインスペクションの必要性に関する意識
ホームインスペクションは家を購入する際に必要なサービスだと思うか、という問いに対し、回答者の92.9%が「必要だと思う」と回答しました。また、友人や家族が家を購入する際に勧めたいと思うか、という質問に対しては、回答者全員(100%)が「強く勧めたい」(50%)または「ある程度勧めたい」(50%)と回答しており、利用者の間でサービスの有効性と重要性が高く認識されていることが示されました。
6.ホームインスペクションを利用しなかった場合の影響
もしサービスを利用していなかった場合の現在の家に対する印象について、64.3%の方が「欠陥や問題が見つからず、不安が残っていたと思う」と回答しました。また、「もっと慎重に他の選択肢を検討していた」「別の物件にした」といった意見もあり、ホームインスペクションが購入における不安解消や適切な意思決定に貢献していることがうかがえます。
【調査結果からの考察】
本調査結果は、中古住宅購入において多くの買主が建物の状態に対する潜在的な不安を抱えており、その解消手段としてホームインスペクションが有効であると認識している実態を示しています。特に、第三者の専門家による詳細かつ中立的な診断が、購入の意思決定における重要な判断材料となり得ることがうかがえます。
サービス利用前の不安として調査内容の信頼性や費用などが挙げられましたが、実際にサービスを利用した方の多くが調査の質や中立性に満足しているという結果は、専門家による適切なサービス提供が期待されていることを示唆しています。寄せられた改善点に関する要望は、今後のサービス内容を検討する上で参考となるものです。
中古住宅購入経験者の約9割がサービスの必要性を感じているという事実は、ホームインスペクションが、中古住宅市場において「安心を得るための一手段」として重要視されつつあることを示しています。予期せぬ不具合による追加コストや、見えないリスクを抱えたまま生活することへの懸念を避けるためにも、専門家による事前の建物診断の重要性は、今後さらに高まるものと推測されます。
【HIあすなろ事務所について】
HIあすなろ事務所(代表:勝股 圭/所在地:愛知県名古屋市中区丸の内二丁目17-13 NK丸の内ビル2F)は、愛知・岐阜・三重・長野県南部を中心に、中古・新築住宅の第三者建物診断(ホームインスペクション)や建築中検査、耐震診断、住宅ローン関連の適合証明などを手掛けています。
経営理念は「子育て世代が安心・安全で幸せな住宅購入をし、次世代に確かな住宅を引き継ぐ社会を、ホームインスペクションを通じて実現する」。誠実・公平、お客様の幸福実現、価値の高いサービスの3つを方針に掲げ、常に中立的な立場から診断を行っています。
代表の勝股は、一級建築施工管理技士、二級建築士、既存住宅状況調査技術者、公認ホームインスペクターなどの資格を保有し、年間約150件、累計2,000件以上の住宅診断を実施。すべての案件に経験豊富な代表本人が対応することで、診断に対する信頼性を担保しています。
また、購入検討中の住宅が条件に合わなかった場合、次の住宅診断を無料で提供する「2件目無料制度」を導入。利用者の安心と納得を最優先にした業界初の取り組みとして高い評価を得ています。
【本件に関するお問い合わせ先】
HIあすなろ事務所
担当:勝股圭史
電話番号:0120-959-668
Email:inspection@hi-asunaro.com
ウェブサイト:https://hi-asunaro.com