株式会社ブライズシー

株式会社ブライズシー(本社:新潟県新潟市、代表取締役:大海原 裕樹)は、親が健在である30代~40代の未婚者(男女)を対象に「結婚と親子関係」に関する調査を実施しました。この調査から、30代~40代の未婚者の親との結婚に関するコミュニケーションの実態や本音などが明らかになりました。
<背景>
未婚化・晩婚化が社会課題となる中、お子様の将来を案じる親御様の関心は高まる一方です。しかし、親が良かれと思って行う結婚への後押しは、時として現代を生きる子供世代の価値観とすれ違い、かえってプレッシャーを与えてしまうケースも少なくありません。親子間の結婚に関するこうした意識のズレは多くの家庭で起こりうると推察される一方、子供世代が親のどのような関与を「嬉しいサポート」と感じ、どこからを「おせっかいな干渉」と捉えるのか、その具体的な境界線を詳細に示した客観的なデータは、これまであまりありませんでした。そこで今回、株式会社ブライズシーは、親が健在である30代~40代の未婚男女を対象に、「結婚と親子関係」に関する調査を実施しました。
<調査サマリー>
・親が健在である30代~40代の未婚者の約6割が、少なくとも今のところ「結婚する気持ちはない」
・結婚する上で障壁だと感じることで最も多いのは、「一人の時間・自由が失われること」
・親が健在である30代~40代の未婚者の約8割が、親と自身の結婚についてほとんど話すことがない、または全く話すことがない
・親と自身の結婚の話をする人の60%以上が、親と自身の結婚の話をすることに「少し抵抗がある・気が進まない」または「できれば避けたい」と感じている
・30代~40代の未婚者が親からの結婚に対するサポートで、“嬉しい・ありがたい”と感じるものは主に、「結婚や婚活にかかる費用の援助」や「悩み相談などの精神的なサポート」
・親からの結婚に対するサポートで、“困る・やめてほしい”と感じるもので最も多いのは、「“まだ結婚しないのか”といった過度なプレッシャー」
<調査概要>
調査期間:2025年8月22日~8月25日
調査方法:インターネット調査
調査対象:親が健在である30代~40代の未婚者(男女)
調査人数:333名
モニター提供元:RCリサーチデータ
親が健在である30代~40代の未婚者の約6割が、少なくとも今のところ結婚する気持ちはない
まず、「あなたの結婚に対する気持ちとして、最も近いもの」を尋ねる設問への回答では、1位が「結婚はしたくないと考えている」で33.9%、2位が「今のところ結婚は考えていない」で25.9%、3位が「良い人がいれば、いずれは結婚したい」で23.4%という結果になりました。1位と2位の回答を合計すると回答率約60%となり、この結果から、親が健在である30代~40代の未婚者の約6割が、少なくとも今のところ結婚する気持ちはないことが明らかになりました。

結婚する上で障壁だと感じることで最も多いのは、「一人の時間・自由が失われること」
次に、「結婚する上で障壁だと感じること」を尋ねる設問への回答では、1位が「一人の時間・自由を失いたくない」で53.2%、2位が「経済的な不安」で47.2%、3位が「異性とのコミュニケーションが苦手」で29.1%という結果になりました。この結果から、結婚する上で障壁だと感じることで最も多いのは、「一人の時間・自由が失われること」であることがわかりました。

親が健在である30代~40代の未婚者の約8割が、親と自身の結婚についてほとんど話すことがない、または全く話すことがない
続いて、「親と自身の結婚の話をする頻度として、最も近いもの」を尋ねる設問への回答では、1位が「全くない」で51.4%、2位が「ほとんどない」で27.9%、3位が「たまにある」で14.4%という結果になりました。1位と2位の回答を合計すると回答率約8割となり、この結果から、親が健在である30代~40代の未婚者の8割弱が、親と自身の結婚についてほとんど話すことがない、または全く話すことがないことが判明しました。

親と自身の結婚の話をする人の60%以上が、親と自身の結婚の話をすることに「少し抵抗がある・気が進まない」または「できれば避けたい」と感じている
また、親と自身の結婚の話をする(たまにある、時々ある、頻繁にある)と回答した人を対象に「親とご自身の結婚の話をすることについてどのように感じるか」を尋ねる設問への回答では、1位が「少し抵抗がある・気が進まない」で44.9%、2位が「話すことに特に抵抗はない」で33.3%、3位が「できれば避けたい」で17.4%という結果になりました。1位と3位の回答を合計すると回答率60%を超える形となり、この結果から、親と自身の結婚の話をする人の60%以上が、親と自身の結婚の話をすることに「少し抵抗がある・気が進まない」または「できれば避けたい」と感じていることが明らかになりました。

30代~40代の未婚者が親からの結婚に対するサポートで、“嬉しい・ありがたい”と感じるものは主に、「結婚や婚活にかかる費用の援助」や「悩み相談などの精神的なサポート」
次に、「親からの結婚に対するサポートで、“嬉しい・ありがたい”と感じるもの」を尋ねる設問への回答では、1位が「結婚や婚活にかかる費用の援助」で30.6%、2位が「悩み相談などの精神的なサポート」で28.8%、3位が「その他」で24.6%という結果になりました。この結果から、30代~40代の未婚者が親からの結婚に対するサポートで、“嬉しい・ありがたい”と感じるものは主に、「結婚や婚活にかかる費用の援助」や「悩み相談などの精神的なサポート」であることがわかりました。

親からの結婚に対するサポートで、“困る・やめてほしい”と感じるもの1位は、「“まだ結婚しないのか”といった過度なプレッシャー」
調査の最後、「親からの結婚に対するサポートで、“困る・やめてほしい”と感じるもの」を尋ねる設問への回答では、1位が「“まだ結婚しないのか”といった過度なプレッシャー」で50.8%、2位が「交友関係やプライベートへの過度な干渉」で39.9%、3位が「友人・知人の子供との比較」で36.3%という結果になりました。この結果から、親からの結婚に対するサポートで、“困る・やめてほしい”と感じるもので最も多いのは、「“まだ結婚しないのか”といった過度なプレッシャー」であることが明らかになりました。

まとめ
今回の調査により、親が健在である30代~40代の未婚者の約6割が、少なくとも今のところ結婚する気持ちはなく、結婚する上で障壁だと感じることで最も多いのは、「一人の時間・自由が失われること」であることが明らかになりました。また、親が健在である30代~40代の未婚者の約8割が、親と自身の結婚の話をすることはほとんどない、または全くなく、親と自身の結婚の話をする人の60%以上が、親と自身の結婚の話をすることに「少し抵抗がある・気が進まない」または「できれば避けたい」と感じていることがわかりました。尚、30代~40代の未婚者が親からの結婚に対するサポートで、“嬉しい・ありがたい”と感じるものは主に、「結婚や婚活にかかる費用の援助」や「悩み相談などの精神的なサポート」であり、親からの結婚に対するサポートで、“困る・やめてほしい”と感じるもので最も多いのは、「“まだ結婚しないのか”といった過度なプレッシャー」であることが判明しました。
本調査の結果から、親と自身の結婚の話をすることがある30代~40代の未婚者の60%以上が、親と自身の結婚の話をすることに「少し抵抗がある・気が進まない」または「できれば避けたい」と感じており、親からの結婚に対するサポートで、“困る・やめてほしい”と感じるもので最も多いのは、「“まだ結婚しないのか”といった過度なプレッシャー」であることが明らかになりました。これらの結果から、親は子どもの結婚について慎重に接する必要があることが浮き彫りになりましたが、株式会社ブライズシーは、親御様のための婚活セミナー・講演会を行っています。婚活の専門家が、親として知っておくべきお子様への適切なサポート方法や、現代の結婚観、最新の婚活市場について解説します。また、自治体や地域団体様などの取り組みの一環としてもご活用いただいています。
調査実施会社

株式会社ブライズシー
所在地:〒950-0917 新潟県新潟市中央区天神1-1 プラーカ3
代表取締役:大海原 裕樹
事業内容:「新潟結婚活動 親の会」の運営、各種イベント、講演事業
URL:https://bridesc.jp/

婚活セミナー・講演会
株式会社ブライズシーは、親御様を対象とした婚活セミナー・講演会を行っています。婚活の専門家が、現代の結婚観や最新の婚活市場について解説するほか、親として知っておくべきお子様への適切なサポート方法などを具体的にお伝えします。自治体や地域団体様などの取り組みの一環としてもご活用いただいています。詳細は以下をご覧ください。