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恋するシニア、昨年より増加。約4人に1人が恋愛中

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タメニー株式会社

~Z世代だけではなく、シニア世代も「タイパ婚活」?~

結婚相談所「パートナーエージェント」(運営会社:タメニー株式会社、代表取締役社長 佐藤茂、証券コード 東証グロース6181)は、50~79歳の未婚男女2,403人と、20~28歳の未婚男女2,401人を対象に、「独身ミドル・シニア世代とZ世代の婚活・恋活観」に関するアンケート調査を実施いたしました。

<調査背景>

パートナーエージェントが「シニア婚活」に関する第1回目のレポートを2015年に公開して、10年が経ちました。当時、注目が集まりにくかったミドル・シニア世代の婚活・恋活ですが、この10年で婚活バスツアーやディスコ貸切の婚活イベントなど、世代特有の活動がメディアでも頻繁に取り上げられるようになりました。

一方、Z世代でもマッチングアプリやオンラインサービスを通じた出会いが広がっており、若年層ならではの方法で婚活・恋活に取り組む傾向が見られます。

両世代の婚活・恋活は、活動の内容だけでなく取り組み方の意識にも違いはあるのでしょうか。外見、経済状況、家族構成など、違った観点からお相手を探すことになるのでしょうか。そこで今回は、ミドル・シニア世代とZ世代に婚活・恋活観に関するアンケートを実施し、その回答からそれぞれの婚活・恋活観を探ってみました。

<調査結果サマリ>

■Z世代では4人に1人、ミドル・シニア世代では6人に1人が「交際している相手がいる」

■Z世代では5割強、ミドル・シニア世代では2割強が「結婚相手・恋人が欲しい」

■Z世代は婚活・恋活もタイパ重視? ミドル・シニア世代は1人ひとりと向き合いたい?

■Z世代はオンライン、ミドル・シニア世代は対面での婚活・恋活を好む傾向

■Z世代は「条件広めで多くの人と会って比較」、ミドル・シニア世代は「希望にマッチするお相手に集中」

■Z世代は、お相手の「家族観(子どもがほしい等)」「年収」「学歴」を、ミドル・シニア世代は、お相手の「健康状態」「家族構成」「相手家族の介護の可能性」を気にする

■Z世代では4人に1人、ミドル・シニア世代では6人に1人が「交際している相手がいる」

Q.あなたは現在、恋愛をしていますか?(n=ミドル・シニア世代1,963、Z世代1,776)※必須回答

独身ミドル・シニア世代の独身男女2,403人とZ世代の独身男女2,401人を対象に、「現在、恋愛していますか」と質問してみました。なお、Z世代とは1990年代半ばから2010年代初頭にかけて生まれた世代を指し、2025年現在、10代半ば~20代後半の世代が該当します。今回は婚活・恋活というテーマを扱うため、調査対象とする下限年齢を引き上げ、20~28歳を対象に調査を実施しております。

有効回答に絞って集計すると、ミドル・シニア世代は「交際している相手がいる」(14.9%)、「好意を寄せている相手がいる」(4.3%)、「なんとなく気になっている相手がいる」(4.8%)と回答。24.0%が恋愛をしている状況であることが分かりました。50代の回答者に絞ってみると「交際している相手がいる」が16.7%に増加するなど、恋愛に対してより意欲的であることが伺えます。

 

また、Z世代は「交際している相手がいる」(25.7%)、「好意を寄せている相手がいる」(8.6%)、「なんとなく気になっている相手がいる」(11.1%)を合わせて、半数近くが恋愛をしているという回答でした。

 

こちらの結果について、ミドル・シニア世代の回答を2018年からまとめると次のグラフになります。

昨年と比較して、「恋愛をしている」という回答した割合は4.1%増加し、ここ5年間で、最も高い割合となりました。

■Z世代では5割強、ミドル・シニア世代では2割強が「結婚相手・恋人が欲しい」

Q.あなたは恋愛・結婚について、どのような願望を持っていますか?(n=ミドル・シニア世代1,844、Z世代1,606)※必須回答

続いて、恋愛・結婚に対しどのような願望を持っているか聞いてみました。ミドル・シニア世代で「結婚(入籍)相手が欲しい」は7.6%、「事実婚・同棲相手が欲しい」は4.5%、「恋人が欲しい」は10.8%でした。「結婚相手・恋人が欲しい」と考えるミドル・シニア世代は22.9%という結果になりました。

同じようにZ世代の恋愛・結婚願望を見ると、「結婚(入籍)相手が欲しい」(25.0%)、「事実婚・同棲相手が欲しい」(5.1%)、「恋人が欲しい」(24.4%)となりました。Z世代の「結婚相手・恋人が欲しい」割合は54.5%と過半数を占めました。

こちらの結果について、ミドル・シニア世代の回答を2015年からまとめると次のグラフになります。

「結婚相手・恋人が欲しい」と回答した割合は、10年前と比較すると減少しているものの、ここ3年ほどは増加傾向となっています。

■Z世代は婚活・恋活もタイパ重視? ミドル・シニア世代は1人ひとりと向き合いたい?

Q.あなたはどのような価値観で婚活・恋活すると思いますか?(n=ミドル・シニア世代423、Z世代876)※必須回答

結婚相手・恋人を見つけるため婚活・恋活をする場合、両世代は、どのような意識を持って活動するのでしょうか。

 

例えば、よくZ世代は「タイパを重視する」と言われますが、この傾向は婚活にも当てはまるのでしょうか。

一方、婚活バスツアーやディスコ貸切の婚活イベントなどが人気のミドル・シニア世代は、お相手を探す過程そのものを楽しんでいるかもしれません。

 

「結婚相手・恋人が欲しい」と回答した両世代に対し、交際相手を探す際の考え方について尋ねました。具体的には、「タイパを重視し、必要最低限のコミュニケーション」を好むか、「しっかり1人1人と向き合い、コミュニケーションを楽しみながら」を好むか、それぞれの意識を比較分析しました。

Z世代は、タイパ重視に「賛成」が12.6%、「やや賛成」が23.4%で、合計36.0%に達しました。これは、コミュニケーションを楽しむのに「賛成」「やや賛成」と回答した合計33.1%をわずかに上回っています。一方、ミドル・シニア世代は、コミュニケーションを楽しみたいと答えた割合が「賛成」24.3%、「やや賛成」21.5%で合計45.8%と半数近くに達しました。

 

さらに、「価値観や相性が合わないと感じたら、すぐに次のお相手を探したい」か、「価値観や相性が多少違うと感じても、お互いに歩み寄りながら関係を深めたい」かを尋ねた質問では、Z世代の39.0%、ミドル・シニア世代の37.1%が「すぐに次のお相手を探したい」に「賛成」「やや賛成」と回答しました。

この結果から、状況によってはミドル・シニア世代もZ世代と同様に、タイパを重視して行動することがあるようです。

Q.あなたがそのように回答したのはなぜですか。婚活・恋活の仕方について、あなたのお考えを記入してください。(n=ミドル・シニア世代301、Z世代300)

実際に、どんな考えに基づいて「タイパ重視」や「コミュニケーションを楽しむ」を選択したのか、両世代の回答者に自由回答形式で詳しく話を聞いてみました。

 

【A.  「タイパ重視」に賛成・やや賛成】

[Z世代の意見]

・恋愛だけをする余裕がない。常に時間がないので、タイパ重視になってしまう(22歳・女性)

・時間は有限だから(25歳・男性)

・判断に時間をかけたくない(25歳・女性)

・コミュニケーションが面倒くさい(26歳・男性)

・必要以上に会話をする意味が分からないから(26歳・女性)

・無駄なことはなるべく省きたい性格だから(26歳・女性)

・年齢がもう婚期を逃しているから(26歳・女性)

・変な駆け引きとかはいらないから(27歳・女性)

・趣味に時間を使いたいので、コミュニケーションにあまり時間をかけたくない(28歳・男性)

 

[ミドル・シニア世代の意見]

・コミュニケーションをとるのが苦手だから(52歳・男性)

・もう年齢もいっているのでコミュニケーションよりはタイパ重視のほうが気にせず良いと思うから(52歳・男性)

・仕事やプライベートが充実しているので、他の事に時間をさく暇が無い(56歳・男性)

・年齢的にもそんなに恋愛や婚活に時間をかけられない(56歳・女性)

・人生にそんなに余裕の時間があるとは思えないので無駄な時間はなるべく使いたくないと感じるから(57歳・女性)

・あまり気を使いたくない(60歳・男性)

・歳も歳なのでめんどくさいことはしたくない(63歳・女性)

 

【B.  「コミュニケーションを楽しむ」に賛成・やや賛成】

[Z世代の意見]

・本当に自分と相性が合うかどうかしっかり話して確かめたい(20歳・女性)

・真剣なお付き合いをしたいので、誰でもいいというわけではないから(21歳・女性)

・人と気軽に交流することができないタイプなので、じっくり話して価値観が合う人を見つけたいと考えています。マッチングアプリのプロフィールである程度の性格や、考えの傾向を知ってから会って話したり交流を深めたいです(23歳・女性)

・やはり人柄を知っておきたい。良いところと悪いところも把握しておきたい(25歳・男性)

・一人一人きちんと話さないと相手の本性が分からないと思うから(25歳・女性)

・死ぬまで一緒にいるのだからタイパではなくしっかりとコミュニケーションのとれる人でないと後から後悔するかもしれないから(26歳・男性)

・タイパを求めたらその先の失敗があると思う(26歳・女性)

・人生を共に過ごす相手にタイパを重視するのは違うし、しっかりとコミュニケーションをとって、どんな人物なのか、どんな価値観を持っているかなどをしっかりと共有する方が将来が安定すると思うから(28歳・男性)

 

[ミドル・シニア世代の意見]

・自分に合う人を見つけるのに、タイパは関係ない気がする。運が良ければすぐ会えるし、悪ければ何年たっても会えないだろうから(50歳・男性)

・恋愛でタイパ重視しても意味ないと思うから。無駄なことを楽しんだりできたほうが、良いと思うから(51歳・男性)

・恋人を選ぶ際に年齢、年収などの条件はどうでもいいから。気が合うか、一緒にいて楽しいかが最重要なので、機械的に条件でふるいにかけることはできないから(54歳・女性)

・付き合うという行動さえもご無沙汰なので(55歳・男性)

・焦ってないし短期間で交際して結果が良くなかったので(56歳・女性)

・タイパ重視型は結局タイパにならない気がする(57歳・男性)

・ある程度の付き合い期間がないと本当の姿が見えてこないから(59歳・女性)

・お互いに多岐面において知り合えたほうが結局はタイパの良さにもつながると思えるため(61歳・男性)

・コミュニケーション自体が楽しいと思う(65歳・男性)

・悔いの無い終活を迎える為には「コミュニケーション」の相性が最重要(65歳・男性)

・昭和の人間なのでそういう発想になってしまう(66歳・男性)

・異性との会話は楽しい(67歳・男性)

・相手を知るためには時間も必要だと思うから(69歳・女性)

■Z世代はオンライン、ミドル・シニア世代は対面での婚活・恋活を好む傾向

Z世代とミドル・シニア世代では、婚活・恋活の方法について好みの違いもあるようです。

 

「マッチングアプリやSNS、LINEなどを使いながらオンラインで効率的に交際相手を探したい」に「賛成」「やや賛成」と回答したのは、Z世代で33.0%、ミドル・シニア世代で20.1%でした。

 

一方、「婚活・恋活パーティーやイベント、お見合いなど、対面で直接会って人柄を感じながら交際相手を探したい」に「賛成」「やや賛成」と回答したのは、Z世代で25.6%、ミドル・シニア世代で29.8%です。どちらの世代も、オンラインか対面かのどちらかに完全に偏っているわけではありませんが、傾向としてZ世代はオンラインでの活動を、ミドル・シニア世代は対面での活動を好むことがわかりました。

■Z世代は「条件広めで多くの人と会って比較」、ミドル・シニア世代は「希望にマッチするお相手に集中して」

婚活・恋活では、フットワーク軽くできるだけ多くの人に会おうとする人と、自分の希望条件にこだわってしっかり絞り込んでお相手を探そうとする人がいます。Z世代とミドル・シニア世代とで、お相手探しの条件設定に違いはあるのでしょうか。

 

お相手を探す際の条件設定について、「できるだけ広めに設定して、多くの人と会って比較したい」に「賛成」「やや賛成」の割合が高かったのはZ世代で32.7%。ミドル・シニア世代は「妥協せずしっかりと絞り込めるように設定し、自分の希望にマッチするお相手に集中して向き合いたい」割合の方が高く、32.4%となっていました。

その「お相手探しの条件」とは、どんなものでしょうか。例えば、先日の調査「令和の男女が求める理想の結婚相手は『安心』『安全』『安定』の“三安”タイプ!」 において、20~35歳の未婚男女に対して結婚相手にどのような条件を求めるかを聞いたところ、「長時間一緒にいても苦にならず、安心感がある」(46.2%)が最も多く挙がりました。

 

それでは、ミドル・シニア世代やZ世代は、交際相手に「安心感」と「刺激」のどちらを求めているのでしょうか。この質問を両世代に投げかけたところ、どちらの世代も「交際相手には安心感を求めたい」という意見に「賛成」「やや賛成」と回答した人が多数となりました。

なお、Z世代では「刺激を求めたい」に「賛成」「やや賛成」の割合が31.1%で、「安心感を求めたい」の36.0%と大きな差はありませんでした。対してミドル・シニア世代は「安心感を求めたい」が49.6%とほぼ半数に達し、「刺激を求めたい」の17.2%を大きく上回る結果となりました。

■Z世代は、お相手の「家族観(子どもがほしい等)」「年収」「学歴」を、ミドル・シニア世代は、「健康状態」「家族構成」「相手家族の介護の可能性」を気にする

Q.あなたが婚活・恋活をすることになるとしたら、お相手のどんなところが気になると思いますか?(n=ミドル・シニア世代402、Z世代802)※必須回答、複数回答可

「結婚相手・恋人が欲しい」と回答した人に向けて、お相手のどんな条件が気になるか、尋ねてみました。

 

ミドル・シニア世代が気になるところとしては、「趣味や日常の過ごし方が合いそうか」(73.6%)、「金銭感覚は合っているか」(72.4%)、「健康状態はどうか」(62.7%)がトップ3に入りました。Z世代では、「趣味や日常の過ごし方が合いそうか」(55.6%)、「金銭感覚は合っているか」(55.5%)、「外見はどうか」(43.4%)が上位に入り、2位まではミドル・シニア世代と同じ結果になりました。

全体として、ミドル・シニア世代はより多くの条件を重視する傾向が見られました。特に「健康状態」「家族構成」「相手家族の介護の可能性」などは、ミドル・シニア世代ならではの関心事と言えるでしょう。一方、Z世代は、「家族観(子どもがほしい等)」「年収」「学歴」を気にする割合がミドル・シニア世代よりも高くなっています。

Q.あなたが婚活・恋活をする場合、お相手の年収や資産といった経済状況が気になるのはなぜですか?(n=ミドル・シニア世代145、Z世代325)※必須回答、複数回答可

なお、「年収」や「資産」が気になると回答した方は、Z世代とミドル・シニア世代が同程度となりました。出産・育児、不動産の購入など、今後大きな出費が控えているZ世代に対し、ミドル・シニア世代がこの条件を気にしているのはなぜなのでしょうか。

 

その理由を尋ねてみると、「老後の安心のため」(70.3%)、「お相手にも、ある程度の安定収入を求めたいから」(64.1%)、「万が一のリスクに備えるため」(49.0%)といった理由が多くの回答者に選ばれていました。

ある研究では、2007年に生まれた日本人の半数が107歳より長く生きると推計され、「人生100年時代」と言われるようになりました。今回の調査対象である50~79歳の方々は、まだ人生の後半戦を迎えたばかりとも言えます。

年齢に関わらず「結婚相手・恋人が欲しい」と考えることは自然なことです。当社は、そうした方々の思いに寄り添い、これからも婚活や出会いのサポートを提供してまいります。

「独身ミドル・シニア世代とZ世代の婚活・恋活観」に関する調査

調査方法:インターネット調査

調査対象:20~28歳 未婚男女2,401人、50~79歳 未婚男女2,403人。「結婚相手・恋人が欲しい」未婚の20~28歳男女 300人、50~79歳男女301人

集計期間:2025年8月22~25日、28~29日

 

※グラフ上の各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます。

<タメニー株式会社 会社概要>

商 号:タメニー株式会社

証券コード:東証グロース6181

代 表 者:代表取締役社長 佐藤 茂

事業開始:2006年9月

所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階

U R L :https://tameny.jp/

<婚活領域>

・結婚相談所「パートナーエージェント」

・婚活パーティー「OTOCON」

・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」

・マッチングアプリ「スマ婚デート」

・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」

・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」

<カジュアルウェディング領域>

・結婚式プロデュース「スマ婚」

・挙式お披露目パーティープロデュース「ラフスタ」

・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」

・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」

<地方創生/QOL領域>

・地方自治体向け婚活支援システム「parms」

・地方自治体の婚活支援センター(受託運営)

・地方自治体の婚活支援イベント・セミナー(受託開催)

・保険代理店「Tameny×保険クリニック」

・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」

【本件に関するお問い合わせ先】

タメニー株式会社 広報担当:平田・横田

TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701

Mail:public@tameny.jp

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月10日 11時00分)

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