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ルクミーの保育AI™プロダクトが利用施設の4割弱に浸透し、保育現場のDXに貢献

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ユニファ

一般企業の約2倍の活用率で、保育現場の業務効率化を促進

 保育AI™を中心としたテクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:土岐泰之、以下「ユニファ」)が提供する、保育総合ICTサービス「ルクミー」の保育AI™プロダクト「たよれるくん」が、翻訳機能を中心にルクミーICT(連絡帳)利用施設の4割弱※1で活用され、保育現場におけるDXの加速に貢献。一般企業でのAI活用率2割弱※2と比較し、約2倍の導入率でルクミーの保育AIが業務負荷軽減に貢献しています。

 ルクミーは今後も生成AIを活用し、保育現場の多様な受け入れ体制や煩雑な業務を保育AIで支援することで、保育の「質」のさらなる向上に貢献していきます。

※1:自社調べ(2025年8月末時点)

※2:「令和7年版情報通信白書(概要)」(総務省、2025年7月)

目次

1.概要

 厚生労働省が2025年6月に発表したデータ※3によると、2024年の日本の出生数は68万6061人と、70万人を初めて下回りました。合計特殊出生率は前年の1.20から0.05ポイント低下の1.15となり、少子化に歯止めがかからない状況が続いています。

 日本の少子化加速に伴い、保育政策も大きく変化してきています。こども家庭庁が発表した2025年度から2028年度末を見据えた保育政策※4では、「保育の『量』の拡大」から「地域のニーズに対応した『質』の高い保育の確保・充実」と、「全てのこどもの育ちと子育て家庭を支援する取組の推進」へと軸が転換されています。
 この政策転換を推進する上で、「保育人材の確保・テクノロジーの活用などによる業務改善」が強力な柱として位置づけられており、特に「保育DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による業務改善」が重要な施策とされています。 

 一方、総務省の2024年度調査によると、個人の生成AIサービス利用経験は2023年度の約3倍に増加したものの、全体の27%と3割弱に留まっています。一般企業における生成AIの活用率も17.3%と2割弱であり、多くの企業でAI導入が進んでいない現状です。主な課題として、AI運用の人材不足やノウハウ不足が挙げられています※5。

 ルクミーは、2023年6月より保育AI「たよれるくん(β版)」を提供しており、2年が経過した現在、翻訳機能を中心にルクミーの連絡帳機能利用施設の約4割弱が活用しています※6。「たよれるくん」の利用率は、一般企業や個人のAI活用率を大きく上回る浸透率であり、ルクミーの利用施設におけるAI活用を早期から推進しています。

※3:「令和6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)の概況」(厚生労働省、2025年6月)

※4:「保育政策の新たな方向性~持続可能で質の高い保育を通じたこどもまんなか社会の実現へ~」(こども家庭庁、2025年3月)

※5:「令和7年版情報通信白書(概要)」(総務省、2025年7月)

※6:自社調べ(2025年8月末時点)

2.ルクミーの保育AI™「たよれるくん」について

 「たよれるくん」は生成AIを活用し、連絡帳、おたより、帳票管理といった保育における文書作成業務を効率化するアシストツールです。「ルクミー連絡帳」「ルクミーおたより」「ルクミー帳票管理」で利用でき、多言語翻訳機能によって外国籍園児への対応を支援し、保育者の事務作業負担を軽減します。多言語翻訳機能でより丁寧な情報共有が可能となり、外国籍園児へのサポートを強化します。
 また、誤字脱字のチェック・修正、箇条書きからの文章提案、そして連絡帳の「クラスのできごと」から1週間の情報をまとめて週案サマリを自動作成する機能など、帳票作成の自動化もボタン一つで簡単に行えます。

 職員室や保育室など、保育業務を行う場所や先生によって「たよれるくん」の活用シーンは多岐にわたります。そのため、先生はWeb管理画面とモバイルアプリの両方で「たよれるくん」を利用でき、保育現場の使いやすさやシーンに合わせて選択可能です。

 ルクミーは、今後も保育AIで保育者のさまざまな業務負荷軽減に貢献し、保育の本質に集中できる時間を創出することで、持続可能な「質」の高い保育の提供に貢献します。

3.ルクミー「保育AI™」について

 ユニファが提供するルクミーの『保育AI™』機能では、連絡帳・おたよりなどの文章作成を支援する『たよれるくん』をはじめ、写真関連でも『保育AI™』によって保育者の業務負荷軽減に貢献しています。大量の写真から特定の園児の顔をAIが認識し、該当写真を素早く見つけ出すことができる『顔認識機能』、保護者に共有される写真にこども達が偏りなく撮影されているかのチェックを支援する『ばらつきチェック』、公開するには不適切と思われる写真を先生に代わり整理する『自動写真チェック』といった機能も提供しています。

 これらにより、保育者は事務作業の負担を軽減し、こどもたちと向き合う時間や心の余裕を増やすことができます。また、保護者には、より丁寧な情報共有が安心感と信頼を高めることにつながります。

 また、2024年10月からはこども家庭庁の「こども・子育て分野における生成AI利用実証団体公募要領」に基づき、岩手県北上市、神奈川県横須賀市、東京都狛江市の保育施設において、生成AI技術を活用した実証実験を開始しています。

 ルクミーの『保育AI™』サービスを利用しても、「機械的になる」「冷たい保育になる」という心配は、ありません。いつもそばでこどもたちを見守ってくれている保育者の想いがあるうえで保育が成り立ちます。その保育者の思いを『保育AI™』サービスがアシスタントとして細かなことをサポートし、こどもたちとの時間を生み出すお手伝いをしてくれます。

 今まで園とともに、全国47都道府県の施設の保育者と伴走してきたルクミーが生み出した『保育AI™』サービスと保育者の想いをかけ合わせた保育メソッドがあります。ルクミーは『保育AI™』サービスで、人の温かみをしっかりと体現できる保育を実現し、愛があふれる・こどもにより寄り添う保育をめざします。

『保育AI™』サービスの詳細などは以下よりご覧ください。

https://lookmee.jp/hoikuai/

4.ルクミーおよびユニファについて

■ 保育総合ICT「ルクミー」とは <https://lookmee.jp/

 保育者の業務は、こども達の登降園管理やお昼寝(午睡)時の見守り、保育日誌や保育計画の作成、保護者や自治体へ提出する書類作成、保育者のシフト管理まで、非常に多岐にわたります。

 「ルクミー」シリーズは、登降園状況や検温、睡眠、食事、排便などのデータや、ルクミーフォトで撮影した写真を自動で集約し、帳票や連絡帳へ自動転記します。また、ルクミー午睡チェックにより、センサーが体動を検知、アプリが体の向きを自動記録します。ルクミー午睡チェックは、業界シェアNo.1※1を獲得しています。「ルクミー」シリーズにより、保育関連業務をDX(デジタル・トランスフォーメーション)し、業務負荷の大幅な削減を実現し、保育者の心と時間のゆとりの創出を目指します。また、創出できた時間によって保育者にとって重要なこどもと向き合う時間を増やし、写真ドキュメンテーション作成機能の提供により、保育者同士でこどもたちの成長に関する気づきをさらに共有しやすい環境を作り、豊かなコミュニケーションを増やします。これらを通じて、保育者のやりがいの創出や保育の質の向上にも貢献します。これまでの「ルクミー」シリーズ導入数は累計20,000件超であり、約70の自治体へ導入されています※2。

※1:デロイト トーマツ ミック経済研究所「ミックITリポートMonthly」2023年10月号「午睡チェックセンサー市場における有力ベンダーの導入実績比較分析」より。2022年度における累計センサー出荷台数、累計利用園児数、累計導入施設数それぞれで一位を獲得。https://mic-r.co.jp/micit/

※2:自社調べ(2024年9月時点)

■ ユニファ株式会社 <https://unifa-e.com/

 ユニファは、保育・育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップです。「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、保育AI™を中心とした最新のテクノロジーを活用した保育総合ICTサービス「ルクミー®」を開発・提供しています。「スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®」構想を通じて、子育てしながら働きやすい豊かな社会作りに貢献しています。2017年にStartup World Cup初代チャンピオンに選出をはじめ、これまでに著名なアワードを複数受賞している他、2021年にJ-Startup 、2023年10月にはJ-Startup Impact に選定されています。また、2023年2月に設立された一般社団法人こどもDX推進協会の理事も務めています。2025年8月には、経済産業省主催の「日本スタートアップ大賞2025」にて「審査委員会特別賞」を受賞しました。

※スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®はユニファの登録商標です。

■ 会社概要

会社名: ユニファ株式会社

代表取締役CEO: 土岐 泰之

設立: 2013年

所在地: 東京都千代田区永田町2-17-3 住友不動産永田町ビル 1F

企業URL: https://unifa-e.com/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年9月10日 11時00分)

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