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KUSANAGI Security Editionに新機能「KUSANAGI SafeUpgrade」搭載 ~96%がサポート切れとなっているnginxの無停止でのメジャーバージョンアップに対応~

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プライム・ストラテジー株式会社

プライム・ストラテジー株式会社(代表取締役社長 吉政 忠志、本社所在地:東京都千代田区、以下「プライム・ストラテジー」)は、エンタープライズ向け統合セキュリティ基盤「KUSANAGI Security Edition」(以下、Security Edition)に新機能「SafeUpgrade」を追加しました。本機能はまずnginxのバージョンアップから対応を開始し、今後はPHPのバージョンアップにも拡大予定です。

Security Edition は、サーバの自動アップデート機能やマルウェア対策機能を備え、サービスを止めずに最新・安全な環境を維持できるソリューションです。今回発表したSafeUpgradeは、これまで課題とされてきた大規模アップデートを根本から変える革新的な機能であり、セキュリティ基盤として更にサービス停止リスクを排除しながらセキュリティ対策を可能にします。

目次

背景 – バージョンアップに伴う課題 

Webサイトやアプリケーションの安全性と性能を維持するためには、OS・ミドルウェア・アプリケーションの定期的なアップデートが不可欠です。
しかし、特に大規模なアップデートは、別環境の準備や専門的な検証が必要で、コストや時間の負担から更新が後回しにされ、サポート期限切れ(EOL)の環境が放置されるケースも少なくありません。

 

世界のWebサイトの33.6%で使われているnginxにおいて、現在セキュリティサポートが提供されている バージョン1.28.x, 1.29.x の利用割合がわずか4%程度であり、約96%のnginxがセキュリティサポート切れのバージョンを使っている状況です。(※1)

https://w3techs.com/technologies/details/ws-nginx/1 を参考に当社作成

これは深刻なセキュリティリスクを招き、運用上の大きな課題となっていました。

(※1)https://w3techs.com/technologies/details/ws-nginx/1

新機能「KUSANAGI SafeUpgrade」について

 

KUSANAGI SafeUpgradeは、こうした課題を解決する機能です。
同一サーバ内に検証環境を自動構築し、動作確認後に問題がなければ本番環境へ自動切り替えを実施。
テストに失敗した場合は従来環境で稼働を継続できるため、ダウンタイムなし・追加コストなしでリスクの最小化を実現します。

 

さらに、Security Editionの機能の1つである、「OS・ミドルウェアの自動アップデート」と組み合わせることで、日常的な脆弱性対応から大規模アップデートまで、システム全体を常に安全かつ最新の状態に保つことができます。

 

SafeUpgradeのメリット

  •  サービス停止リスクを回避しながら、アップデートを実行可能

  • 専門知識や追加サーバを用意する必要なし

  • 運用コスト削減とセキュリティ強化を同時に実現 

SafeUpgradeの流れ

  •  同一サーバ内での並列環境構築:追加コスト不要で、検証環境を自動生成

  • 自動テストの実行

  • 自動判定による本番切替:テスト合格時のみ安全に切替、不合格時は継続稼働

SafeUpgradeのプロセス

提供範囲と今後の展開 

本機能はまずnginxのバージョンアップから対応を開始し、今後はPHPのバージョンアップにも拡大予定です。
さらに、KUSANAGI Security Editionも進化を続けており、今後は以下の機能を順次提供予定です。

  •  OS・ミドルウェア自動アップデートの対象範囲拡充

  • Bot対策機能

  • KUSANAGI App(SaaS型サービス)によるPDFレポーティングやSlack等への通知

  • WEXAL® Page Speed Technology® への対応(※2) 

これにより、セキュリティ・運用効率・パフォーマンスを一体的に強化し、持続的に進化するシステム基盤を提供していきます。

 

(※2)https://www.wexal.jp/ 

導入方法 

AWS、Microsoft Azure(※3)、Google Cloud、さくらのクラウドのMarketplaceから Security Edition を導入し、ご利用ください。

 

技術仕様や詳細は、公式サイト・ドキュメントをご覧ください。
公式サイト製品ページ:https://kusanagi.tokyo/edition_and_upgrade/kusanagi-security-edition/
KUSANAGI SafeUpgrade:https://kusanagi.tokyo/edition_and_upgrade/kusanagi-security-edition/se-safeupgrade/
Security Edition クイックスタート:https://kusanagi.tokyo/document/security-edition-quickstart/

 

(※3)Microsoft AzureのKUSANAGI Security Editionは本日よりご利用いただけます。

評価版をお試しください 

Security Edition は現在、無料評価版のお申し込みを受付中です。
ぜひこの機会に、止まらない・安心のアップデート体験をお試しください。
https://kusanagi.tokyo/contact/request-trial

 

新機能「KUSANAGI SafeUpgrade」 説明会を開催 

新機能のKUSANAGI SafeUpgrade について、より皆さまに知っていただくために、「Webサイト・アプリケーションのサーバアップデート問題を根本解決!KUSANAGI 最新機能説明会」を開催いたします。開発責任者がKUSANAGI Security Edition と SafeUpgrade について、デモを交えて説明いたします。更に、説明会後に参加者の皆さまが使っていただけるような特典も用意しております。

 

以下のリンクよりお申し込みください。
https://kusanagi.biz/event-seminar/events-20250925

KUSANAGIについて 

超高速CMS実行環境「KUSANAGI」は、プライム・ストラテジーが開発・提供する、WordPressをはじめとするCMSを高速・セキュアに動かすための、リナックスベースの「構成(チューニング)済みサーバOS」(仮想マシンイメージ)です。KUSANAGIは世界39カ国218リージョン、国内外の主要な26プラットフォームでご利用可能です。累計稼働台数は、100,000台を超えています。
※ 2025年7月現在

詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。
https://kusanagi.tokyo

 プライム・ストラテジーについて 

プライム・ストラテジーは「すべてはエンタープライズOSSエコシステム発展のために」を企業理念にかかげ、社会的課題をテクノロジー中心の仕組みにより解決し、社会的価値を創造することを目指しています。
Web高速化ソリューション「KUSANAGI Stack」を開発、主要クラウド等から提供するほか、WordPressをはじめとするCMS、およびサーバの保守管理を一貫体制で提供するフルマネージド型のサポートサービス「KUSANAGIマネージドサービス」やクラウドインテグレーションサービス、ライセンスの各サービスを提供しています。

【会社概要】

社名

プライム・ストラテジー株式会社
(東証スタンダード 証券コード:5250)

本社

東京都千代田区一番町8番地 住友不動産一番町ビル1階

代表者

代表取締役社長 吉政 忠志

資本金

451,434千円(2025年5月末時点)

事業内容

KUSANAGI Stack事業

・マネージドサービス

・クラウドインテグレーションサービス

・ライセンス

KUSANAGI Stackの開発と提供

・超高速CMS実行環境「KUSANAGI」

・高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」

・戦略AI「ONIMARU® David」

URL

https://www.prime-strategy.co.jp/

本件に関するお問い合わせ

プライム・ストラテジー株式会社 広報担当 穂苅までお寄せください。
お問い合わせ:https://www.prime-strategy.co.jp/contact-us/ 
TEL:03-6551-2995(代表) / FAX:03-6551-2941

※本プレスリリースに記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年9月11日 10時00分)

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